今日は「世界オカピの日」 ― 2023年10月18日 19時42分24秒
ふとパソコンモニタのタスクバーを見ると、「世界オカピの日」とありました。
で、下の写真を撮影した金沢動物園のホームページを見ると、『オカピをとりまく現状を広く発信するためOkapi Conservation Project (オカピ保全プロジェクト:OCP)が2016年に制定しました。』とあります。
現在日本でオカピを飼育している動物園は、恩賜上野動物園、よこはま動物園ズーラシアと、横浜市立金沢動物園の3園だけです。
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メガネの日 ― 2023年10月02日 10時19分47秒
昨日10月1日は「メガネの日」でした。
「1001」の両端の“1”が「メガネのツル」、内側の“0”が「レンズ」に見立てられ、メガネの形を表しているところから制定されたということです。日本眼鏡関連団体協議会(現:一般社団法人 日本メガネ協会 メガネ関連団体協議委員会)が1997年(平成9年)に制定した記念日です。
上野恩賜公園の不忍池辯天堂(しのばずのいけ べんてんどう)の参道に「めがね之碑」があります。
眼鏡に携わった先人たちを祀って1968年(昭和43年)に建てられました。「メガネの日」制定よりかなり前になります。
碑に彫られている眼鏡には、「徳川家康所持の眼鏡」と記されています。
前面には次のような文章が刻まれており、碑の周りを囲むように功労者の名が並んでいます。
『 眼鏡が はるかに海を越え 我が日本に渡来したのは 四百二十余年前のことであります 文化の発達につれて めがねの需要も増大し 文化 政治 経済に貢献した役割は誠に大なるものがあります その間 業界先覚者の研鑽努力により 今日の発展をみるに至ったことを回想 明治百年を記念して その功績を顕彰し慈眼大師ゆかりの地 上野不忍池畔に この碑を建立し感謝の念を新たにするものであります 』(原文のまま)
私は、メガネが無くても車の運転は出来ますが、新聞は読めません。
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中秋の名月が見えました ― 2023年09月29日 19時00分00秒
紅白の彼岸花(今日は彼岸の中日) ― 2023年09月23日 09時58分46秒
今日はお彼岸の中日、秋分の日です。
今年は暑さのせいかヒガンバナの咲くのが遅いなと思っていたら、ここ2、3日で一気に開花しました。
紅白のヒガンバナが並んで咲いています。
彼岸花といえばやっぱり赤い色が良いですね。
ヒガンバナ(彼岸花) は、キジカクシ目、ヒガンバナ科、ヒガンバナ属の多年草です。
『法華経』などの仏典に由来し、梵語(サンスクリット語)の「manjusaka (天上に咲く赤い花 の意)」から、マンジュシャゲあるいはマンジュシャカ(曼珠沙華)とも言われます。
学名の「Lycoris radiata」から、リコリス・ラジアータと呼ばれることもあります。
Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の女神・海の精であるネレイドの1人であるリュコーリアス(Lycorias) からとられ、radiata (ラジアータ)は「放射状」の意味で、花が完全に開いた時に放射状に大きく広がっている様子にちなみます。
花が終わった後に葉が出てくるので開花時に葉が無く、花と葉を同時に見られないため「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」とも呼ばれます。「歯見ず鼻水」ではありません。
地方によって葬式花(そうしきばな)、墓花(はかばな)、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)など、1000種以上の別名があるといわれます。でも、あまりいい名前ではないですね。私は「マンジュシャゲ(曼珠沙華)」の言い方が好きです。
シロバナマンジュシャゲと呼ばれる白い花を咲かせる品種は、赤い花より早く見頃を終えるようです。
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今日は盂蘭盆会 ― 2023年07月15日 15時44分30秒
今日は盂蘭盆会(うらぼんえ)。お盆です。
お盆は改暦に伴い、1ヶ月遅れの8月15日とする地域が多いのですが、東京近辺では7月15日とする家庭が多いようです。
東京では農業を生業としている家庭は少なく7月の農繁期は関係ないことと、お盆には故郷へ帰ってしまうため自宅が不在になることが関係しているようです。
国営昭和記念公園でミソハギが咲いていました。
ミソハギ(禊萩)は、フトモモ目、ミソハギ科、ミソハギ属の多年草です。お盆の頃に紅紫色6弁の小さい花を先端部の葉腋にたくさん付けます。
お盆にはご先祖様とともに餓鬼を供養する宗派が多くあります。餓鬼は常にのどの渇きと飢えに苦しんでいますすが、食べ物を口に入れようとすると燃えて食べられないと言われています。
地域や宗派によって違いますが、お盆の際に作る精霊棚や盆棚に供養される閼伽水(あかみず)のそばに、ミソハギを数本束ねたものを置きます。お参りの際にミソハギの花穂に水を浸し、水の子(お米と胡瓜と茄子を混ぜて蓮の葉に盛ったもの)に水を振りかけてお清めをします。
因みに我が家ではお盆は8月13日~15日に行いますが、その頃にはミソハギは花期の終わりで、みすぼらしくなってしまっています。
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上野動物園のジャイアントパンダ(今日は七夕) ― 2023年07月07日 17時22分14秒
上野動物園のジャイアントパンダたちです。
今日は七夕なので、パンダ達がタケ(ササ)に埋もれている写真を選んでみました。(撮影は昨日です)
双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)とレイレイ(蕾蕾、Lei Lei )です。
七夕でも使えそうな長いタケをたくさんもらって大喜びです。
上野動物園のジャイアントパンダは、モウソウチク(孟宗竹)、マダケ(真竹)、シノダケ(篠竹=ササ)など、数種類のタケが与えられています。
前がレイレイ、後ろがシャオシャオです。
パパパンダの「リーリー(力力、Ri Ri)」です。竹布団が嬉しそうです。
ママパンダの「シンシン(真真、Shin Shin )」です。
双子パンダも親パンダも、午前10時頃には室内展示場に入ってしまいました。
陽が射して暑くなってきたので仕方ないのですが、スタッフの方の話では、今後パンダ達が屋外放飼場に出るチャンスは少なくなるでしょう。 ということです。
※今までリーリーとシンシンのアルファベット表記を Wikipedia に倣ってそれぞれ(Li Li)、(Zhen Zhen)としてきましたが、リーリーとシンシンは日本名なので、今後は上野動物園の表記に従って(Ri Ri)、(Shin Shin)とします。
因みに日本に来る前の中国名は「比力(ビーリー Bi Li )」と「仙女(シィエンニュ Xiannu)」です。
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半夏生にはタコを食べます ― 2023年07月02日 10時47分19秒
今日は「半夏生」です。
「半夏生(はんげしょう)」は七十二候の1つ「半夏生(はんげしょうず)」から作られた暦日で、天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日を指します。かつては夏至から数えて11日目としていました。
7月2日が半夏生の年が多いのですが、近年は4年に一度オリンピックの年は7月1日になっています。(前回は2020年、次回は2024年)
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安となっています。
※本来「半夏生」は七夕頃までの5日間ですが、その最初の日を半夏生という場合が多いようです。
関西、特に近畿地方ではこの日にタコを食べる習慣があり、今ではその習慣はスーパーなどを通して全国に広まっています。(子供の頃をタコ漁とは馴染みの深い瀬戸内海で過ごした私にとって全国に広まることは有難いことです。)
今朝近所のスーパーへ行ったら、「半夏生のタコ」を大々的に宣伝していました。えっ、真ダコってこんなに高いの?
スライスした物を買ってきて、今日のお昼のおかずです。酢の物もいいのですが、ワサビ醤油でいただくのが最高です。
「半夏生」は、半夏(はんげ)という生薬を作ることから「半夏」とも呼ばれる「カラスビシャク(烏柄杓)」が生える頃なのでこの名が付いたといいます。カラスビシャクは繁殖力が旺盛で、畑では害草扱いになります。
国営昭和記念公園で「ハンゲショウ(半夏生)」の葉が白く色付いています。
植物の「ハンゲショウ(半夏生)」は、コショウ目、ドクダミ科、ハンゲショウ属の多年草です。
水辺や湿地に生え、夏に小さな花が集まった細長い総状花序をつけ、その周囲の葉が白く変色します。
花期は6~8月で、香りがある小さな花が多数集まり、長さ10~15cm の総状花序を形成します。
この草の「半夏生」という名の由来は、半夏生の頃に花が咲くからとする説と、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」と呼ばれたのが「半夏生」になったとする説などがあります。
昭和記念公園では水鳥の池北岸の湿地に生えていて、今がちょうど見頃になっています。
コロナ禍で今まで「半化粧」で済ませていた人も、マスクを外すようになると、「全化粧」をしなくてはなりませんね。
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古民家軒下の「鯉のぼり」 ― 2023年05月05日 14時02分26秒
新緑の中「TARO鯉」が泳ぐ ― 2023年05月03日 17時43分49秒
生田緑地にある「川崎市岡本太郎美術館」前の新緑の中で、「TARO鯉」が泳いでいます。
自分勝手に鯉のぼりを描いた。
これがよく泳ぐのだ。
さすが、タロー鯉だ。勢いがいいと驚かれた。
“鯉のぼり”を五月の節句とだけ限ってしまってはつまらない。
男の子も女の子も、お誕生日などには祝ってあげたらいいし、
また運動会やお祭りにも、万国旗などよりはるかに楽しい彩りになると思う。
大人も、年寄りも、みんな自分自身が空中に飛翔しているような思いで、鯉のぼりをあげるといい。
鯉のぼりが悠悠と、華やかな彩りで天空にひるがえっているなんて、世界に広めたい夢だ。
私もこの原色の鯉のぼりが空に舞っているのを見ると、自分が大空を飛んでいるかのように嬉しくなってしまう。
岡本太郎
こどもの日は、「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに母に感謝する日」とあります。
「TARO鯉」の向こうに、岡本太郎の作品「母の塔」が見えます。
「TARO鯉に挑む!」というイベントで小学生以上の子供たち(大人も?)が描いた鯉のぼりも、「母の塔」前の広場でたくさん泳いでいました。
展示期間:5月3日(水・祝)~7日(日) 開館時(9:30~17:00)のみ、雨天中止
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シャンシャンの思い出 2022年・2023年 ― 2023年02月22日 18時10分04秒
今日は2月22日の「ニャン ニャン ニャン」で「猫の日」です。
ジャイアントパンダは漢字で「大熊猫」と書き、猫のようにかわいいのですが、食肉目、クマ科、ジャイアントパンダ属で、猫の仲間ではなく熊の仲間です。
クマ科なので肉食のはずですが、無用な争いを避けるため、タケやササを食べる草食になったという説があります。優しい動物なんです。
消化器系が肉食のままなので腸が短くてタケを消化しきれないので、大量に食べないと栄養が摂れません。大食いなのはそのせいで、消化しきれなかったタケがそのままウンチとして出てくるんだそうです。
上野動物園のシャンシャンが昨日中国へ渡ってしまいました。
今日は、昨日アップした「シャンシャンの思い出 2018年~2021年」の続きで、2022年からです。
4歳10ヶ月 2022年4月
4歳11ヶ月 2022年5月
5歳誕生日 2022年6月12日
5歳0ヶ月 2022年6月
5歳2ヶ月 2022年8月・9月
5歳3ヶ月 2022年9月
5歳5ヶ月 2022年11月
5歳6ヶ月 2022年12月
5歳7ヶ月 2023年1月・2月
5歳8ヶ月 2023年2月
シャンシャン観覧最終日 2023年2月19日 (5歳8ヶ月と7日)
シャンシャン、今までかわいい姿を見せてくれて、ありがとう。 元気でね💛
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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