昭和記念公園の修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ) ― 2024年03月18日 15時01分54秒
国営昭和記念公園の浅堀川・さくら橋付近でシュゼンジカンザクラが咲いていました。
シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)は、カンヒザクラ(寒緋桜)とオオシマザクラ(大島桜)の交雑種とみられています。伊豆・修善寺の境内に原木があるのが名前の由来です。
3月中旬頃に、ソメイヨシノに先駆けて紅紫色~桃色、一重、中輪の花を咲かせます。
河津桜の花がほとんど散ってしまったので、今はメジロたちは修善寺寒桜が絶好の餌場になっているようです。
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昭和記念公園の「ムラサキハナナ(紫花菜)」 ― 2024年03月16日 21時43分41秒
国営昭和記念公園の「渓流広場」北側でムラサキハナナが咲いていました。
「ムラサキハナナ(紫花菜)」は、「オオアラセイトウ(大紫羅欄花)」というアブラナ目、アブラナ科、オオアラセイトウ属の越年草の別名です。
紫色の菜の花という意味で「ムラサキハナナ(紫花菜)」という名称が一般的になっています。
黄色い花を咲かせる「ナノハナ(菜の花)」はアブラナ目、アブラナ科、アブラナ属の花の総称で、ムラサキハナナとは属が違います。
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昭和記念公園の「菜の花」 ― 2024年03月16日 19時03分19秒
国営昭和記念公園の「みんなの原っぱ西花畑」で寒咲ナノハナが見頃になっています。菜の花の早生種で、他の花々に先駆けて春を感じさせてくれます。
菜の花畑の向こうにレインボーカラーのベンチが並べられていました。
「みんなの原っぱ東花畑」でも菜の花が咲いていました。
「東花畑」は、樹齢50年を超えるソメイヨシノがたくさん植えられている「桜の園」に隣接していて、桜の季節にはソメイヨシノと菜の花の協演が楽しめます。
この踏切警報機は、開園40周年を記念してJR東日本とコラボし、実際に踏切で使われていた警報機を移設したものです。
紫色の花を咲かせるムラサキハナナ(紫花菜 / オオアラセイトウ)も咲いています。
ミツバチもこれからの季節が稼ぎ時なので、足に大きな花粉団子を付けながら一生懸命働いています。
菜の花畑にツグミ(鶇)も来て遊んでいました。
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今日は「国際女性デー」 ― 2024年03月08日 12時20分50秒
3月4日、陸上自衛隊で性被害を受けたことを実名で訴えた元自衛官の五ノ井里奈さんが、ワシントンのホワイトハウスで「国際勇気ある女性賞(International Women of Courage Award)」を受賞しました。
これはアメリカ合衆国国務省が授与する賞で、女性の権利や男女平等などの問題に対して顕著な活動をした女性に贈られます。
アメリカ国務省は受賞理由について、「自衛隊での性被害を訴え、日本社会ではタブー視されている問題に光を当てた。彼女の勇気は被害を受けたことのある無数の人たちに、もはや沈黙の中で苦しむことなく、みずからの経験を名乗り出ることを後押しした」と評価しています。
他国から『日本社会ではタブー視されている問題』という言葉を投げかけられて、ジェンダー問題後進国である日本人として恥ずかしい思いでいっぱいです。
今日は「国際女性デー(International Women's Day)」です。1975年に国連によって毎年3月8日に設けられた記念日で、「国や民族、言語、文化、経済、政治の壁に関係なく、女性が達成してきた成果を認識する日」とされています。
この日は「ミモザの日」とも呼ばれ、黄色いミモザの花がシンボルとして親しまれています。
イタリアではもともと男性が女性に日頃の感謝を込めて美しいミモザの花を贈る習慣があり、国際女性デーにミモザの花を贈る風習は、イタリアから起こりました。
家の近くの遊歩道にミモザの花が咲いていました。
ピンクの花は河津桜です。ピンクと黄色と緑のコントラストがきれいです。
「ミモザ」は本来、オジギソウなどのマメ科オジギソウ属(学名 Mimosa=ミモザ)の植物を指しますが、今日(こんにち)ではフサアカシア、ギンヨウアカシアなど、黄色い花を咲かせるマメ科アカシア属の植物の俗称として広く使われています。
オジギソウもアカシアと同じようなポンポン状の花を咲かせ葉の形も似ていますが、花色はピンクです。
一般的に「アカシア」と呼ばれる樹木で、「ニセアカシア」という白い花を咲かせるものがあります。
ちょっと古い話ですが、西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」(1960年)や、松任谷由美の「acacia [アカシア]」(2001年)、レミオロメンの「アカシア」(2004年)などは、「ニセアカシア」のことを歌っています。 ユーミンの「acacia [アカシア]」の歌詞「♪銀の花が散ってる 風と陽ざしの中で・・・」でも白い花の「ニセアカシア」であることが分かります。
フワフワとして丸く黄色いミモザの花を見ていると、ゆで卵の黄味が粒状になってトッピングされている「ミモザサラダ」が食べたくなります。
今朝の朝日新聞は、題字にミモザの花があしらわれていて、黄色のカラー印刷です。
朝日新聞、粋ですね。
左が今日、右が昨日の新聞の題字です。
通常、背景の図柄は東日本と西日本で違い、東京本社と北海道支社は「サクラ」で、大阪本社、名古屋本社、西部本社は「アシ」が あしらわれています。
東と西で違うということで、「日清のどん兵衛」を思い出してしまいました。
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上野公園のオオカンザクラ(大寒桜) ― 2024年03月07日 20時47分44秒
上野公園でオオカンザクラが見頃になっています。
オオカンザクラ(大寒桜)は、バラ目、バラ科、サクラ属の落葉広葉樹で、カンヒザクラ(寒緋桜)とオオシマザクラ(大島桜)、またはヤマザクラ(山桜)の交雑種と考えられています。
やや大きめの淡紅色の花が咲き、花弁中央部の色が濃くなります。ソメイヨシノより一足早く満開となる早咲きの桜で、成長が早く大樹となります。
上野公園の説明では、1964年(昭和39年)に上野公園にこの桜を植樹した際、カンザクラ(寒桜)と比べて大きく立派だったので、都職員の相関芳郎氏と国立科学博物館の大井次三郎博士により新品種として「オオカンザクラ(大寒桜)」と名付けられたといいます。
オオカンザクラにもメジロがやってきました。
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浜離宮恩賜庭園の鳥とミツバチ ― 2024年03月05日 16時54分53秒
浜離宮恩賜庭園では今、菜の花が見頃になっており、梅の花も種類によっては少し残っています。
その梅の花にメジロがやってきました。
梅の花の中に嘴を突っ込んで、蜜を吸っていきます。
飛んできた虫を空中でパクッと捕まえて食べています。おっとりした鳥かと思っていたら、かなり敏捷性があります。
今日は啓蟄。虫たちもたくさん飛んでいるようです。
菜の花にはメジロが集団でやってきています。菜の花畑の中には数十羽のメジロがいるのですが、たくさん咲いた花の中に埋もれてしまっていて、見つけるのは大変です。
背伸びをして先端の花の蜜を吸おうとしています。重さで茎がしなっていて、折れそうです。
まだ咲ききっていない蕾も食べるんですね。
メジロはヒヨドリがやってくるとすぐに飛び立って、逃げて行ってしまいます。
ヒヨドリくんです。
花の蜜を吸うだけではなく、花をまるごと口に入れて食べます。
葉っぱまで食べています。
それにしても、舌が長いですね。この舌を使って花粉をからめ取ったり、捕った獲物を口の中に押し込んだりしているようです。
スズメもメジロの中に混じって蜜を吸っていました。大きさが同じくらいなので一見区別がつきません。
スズメは嘴が丸い形状なので蜜を吸いにくいようで、花をまるごと千切って根元の方から蜜を吸います。
ミツバチもたくさん飛んでいます。
大きな花粉団子を足に付けて、とても重そうです。働きバチって大変ですね。
綺麗に固められた花粉団子は大きくて美味しそうです。
ミツバチの花粉団子は「ビーポーレン」といわれ、豊富な栄養素を手軽に一度に摂取できる「スーパーフード」として人気がありますが、量が過ぎると副作用の恐れもあるということです。
ビーポーレンは「Bee=みつばち」と「Pollen=花粉」を組み合わせた言葉です。
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いちめんのなのはな ― 2024年03月04日 18時19分20秒
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしゃべり
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな
山村慕鳥 「風景(純銀もざいく)」 より
山村慕鳥(やまむらぼちょう)は1884年(明治17年)生まれの詩人、児童文学者です。
1924年12月8日に亡くなっており、今年は没後100年の記念すべき年になります。
浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)は、徳川将軍家の別邸として「浜御殿」と称された江戸時代の代表的な大名庭園です。現在は都立公園として一般に開放されています。(有料)
この浜離宮の「お花畑」という場所に、毎年春になると菜の花が咲きます。
区画によって咲く時期を少しずつ ずらしているので、長期にわたって黄色い花を楽しむことが出来ます。
今は全ての区画で花が咲いていて、ちょうど見頃になっています。
まだまだ蕾の部分もたくさんあります。
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カンザクラ(寒桜)にメジロ ― 2024年02月27日 05時53分55秒
カンザクラにメジロがやってきました。
カンザクラ(寒桜)は、カンヒザクラ(寒緋桜)とヤマザクラ(山桜)、またはオオシマザクラ(大島桜)の雑種であると考えられ、江戸後期より関東地方以南の温暖な気候の場所に分布しています。
ソメイヨシノ(染井吉野)やカワヅザクラ(河津桜)より早く咲き始め、花期も長いのが特徴です。
今の時期は強い風が吹くと多くの花びらが風に舞います。
枝にとまっているメジロの横にもう一羽やってきました。
仲良く2羽が並びました。
「目白押し」という言葉があるように、特に秋から冬にかけて塒(ねぐら)では多くのメジロが押し合うように並んで枝にとまっていますが、食事中は並ぶことはあまりなく、自由に行動しています。
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カワヅザクラ(河津桜)が咲いています ― 2024年02月26日 14時21分37秒
家の近くにある用水路の遊歩道で、カワヅザクラが見頃になっています。
カワヅザクラ(河津桜、学名:Cerasus × kanzakura ‘Kawazu-zakura’)は、バラ目、バラ科、サクラ属の落葉広葉樹です。
日本固有種のオオシマザクラ (大島桜) とカンヒザクラ (寒緋桜)の自然交雑から生まれた、日本原産で栽培品種のサクラです。
静岡県賀茂郡を流れる河津川沿いで原木が見つかり、河津町の民家の庭先で育てられたことで、「カワヅザクラ(河津桜)」の名が付けられました。
ソメイヨシノ(染井吉野)よりも1ヶ月程早く咲く早咲き品種で、花期も長いのが特徴です。花色もソメイヨシノよりピンク色が濃く青空に映えますが、ソメイヨシノのような情緒あふれる雰囲気は味わえないようです。
用水路をカルガモ(軽鴨)が泳いでいました。
カワヅザクラの花の蜜を吸いに、メジロ(目白)がたくさんやってきます。メジロは1羽が他の木へ移ると数羽が後に続くので、1羽いるとその木に数羽がいると考えられます。
寒ざくら 目白の群の 舞ひ戻り 細川加賀
細川 加賀(ほそかわ かが、1924年 - 1989年)は、東京出身の俳人です。
ヒヨドリ(鵯)は、メジロの姿を見つけると体当たりをして追い払います。メジロよりふた回りほど大きいので、ヒヨドリが来るとメジロは一斉に飛び立ってしまいます。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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