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日本大通りのギンナン2023年10月01日 11時18分21秒

日本大通り(地名表記は日本大通=にほんおおどおり)を歩いていたら、路上でたくさんのギンナンが踏みつぶされていました。避けて歩くのが大変です。
通常は綺麗に清掃されているのですが、休日だからか、早朝だからか、実が落ちたままです。
つぶれたギンナン

頭上では黄色い実がたわわに生っていました。葉はまだ黄葉していなくて、明るい緑色に輝いています。
銀杏(ギンナン)

神奈川県庁本庁舎前のイチョウの木にもギンナンがいっぱいでした。



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初開催!府中市郷土の森博物館「曼珠沙華まつり」2023年09月28日 18時38分22秒

府中市郷土の森博物館で「曼珠沙華まつり」が開催されています。(この週末まで)
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)
府中市郷土の森博物館「曼珠沙華まつり」
府中市郷土の森博物館「曼珠沙華まつり」
府中市郷土の森博物館では、10年以上前に近くの農家から球根を譲り受けたのをきっかけに、その後博物館スタッフがヒガンバナを植え続け、現在は35万株にまでなったということです。
今年は、満を持しての「曼珠沙華まつり」初開催になります。
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)

猛暑のせいか開花が遅れていましたが、開花したと思ったら、色褪せるのは例年通りのようです。
彼岸花が咲いている場所は大きく4エリアくらいに分かれていますが、今日見頃だったのは梅園エリアのみで、他のエリアは色が褪せてしまった花が目立ちました。でも、蕾もたくさん見られます。
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)

ヒガンバナ(彼岸花) は、キジカクシ目、ヒガンバナ科、ヒガンバナ属の多年草です。
『法華経』などの仏典に由来し、梵語(サンスクリット語)の「manjusaka (天上に咲く赤い花 の意)」から、マンジュシャゲあるいはマンジュシャカ(曼珠沙華)とも言われます。
府中市郷土の森博物館「曼珠沙華まつり」
学名の「Lycoris radiata」から、リコリス・ラジアータと呼ばれることもあります。 Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の女神・海の精であるネレイドの1人であるリュコーリアス(Lycorias) からとられ、radiata (ラジアータ)は「放射状」の意味で、花が完全に開いた時に放射状に大きく広がっている様子にちなみます。
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)

ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)

シロバナマンジュシャゲと呼ばれる白い花を咲かせる品種は、赤い花より早く見頃を終えますが、まだ綺麗に咲いている花も所々で見られました。
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)

アゲハチョウがやってきました。
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)
ナミアゲハ(並揚羽)です。よく見かけるチョウで、「アゲハ」というと一般的にこの種を指します。
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)
ヒガンバナ(彼岸花)/ マンジュシャゲ(曼珠沙華)

府中市郷土の森博物館「曼珠沙華まつり」開催概要
開催期間:2023年9月9日~10月1日
休館日:期間中無休
開館時間:9時~17時(入館は16時まで)
入館料:大人300円 中学生以下150円
  ※身体障がい者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方、及びその付添いの方(1名まで)は無料



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ハナトラノオとホウジャクとクマバチ2023年09月27日 15時52分59秒

国営昭和記念公園で「ハナトラノオ」が咲いていました。
ハナトラノオ(花虎の尾)
ハナトラノオ(花虎の尾)は、カクトラノオ(角虎の尾)とも言い、虎の尾のような花序を付けることから、このように呼ばれています。
ハナトラノオ(花虎の尾)
シソ目、シソ科、ハナトラノオ属の宿根草で、一度植えると放置していても地下茎でよく増え、半野生化することもあるといいます。8月~9月に薄紫色の花をたくさん咲かせます。
ハナトラノオ(花虎の尾)

まったく別種ですが、オカトラノオ(丘虎の尾)という花もあります。ツツジ目、サクラソウ科、オカトラノオ属の多年草です。

クマバチ(熊蜂)が蜜を吸いにやってきました。私はクマンバチと呼びます。
ハナトラノオ(花虎の尾)・クマバチ/クマンバチ(熊蜂)

ハナトラノオ(花虎の尾)・クマバチ/クマンバチ(熊蜂)

ホウジャク(蜂雀)もやってきました。ホシホウジャク(星蜂雀)と呼ばれる種類だと思います。
ハナトラノオ(花虎の尾)・ホウジャク(蜂雀)
チョウ目、スズメガ科、ホウジャク属で、ガ(蛾)の仲間になります。
ハナトラノオ(花虎の尾)・ホシホウジャク(星蜂雀)
私、ホウジャクが飛んでいる姿を見て「オオスカシバ(大透翅)」と区別がつかないのですが、オオスカシバは、体全体がホウジャクより派手目で、その名の通り翅(はね)が透明です。
ホシホウジャクは前翅がこげ茶色で後翅が黄褐色なのでよく見ると区別がつきます。羽ばたきが早いので写真では翅がブレてしまっていますが・・・

国営昭和記念公園のハナトラノオ(カクトラノオ)は、開花期終盤になっています。



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紅白の彼岸花(今日は彼岸の中日)2023年09月23日 09時58分46秒

今日はお彼岸の中日、秋分の日です。
今年は暑さのせいかヒガンバナの咲くのが遅いなと思っていたら、ここ2、3日で一気に開花しました。

紅白のヒガンバナが並んで咲いています。
ヒガンバナ(彼岸花) / マンジュシャゲ(曼珠沙華)

彼岸花といえばやっぱり赤い色が良いですね。
ヒガンバナ(彼岸花) / マンジュシャゲ(曼珠沙華)
ヒガンバナ(彼岸花) / マンジュシャゲ(曼珠沙華)
ヒガンバナ(彼岸花) / マンジュシャゲ(曼珠沙華)

ヒガンバナ(彼岸花) は、キジカクシ目、ヒガンバナ科、ヒガンバナ属の多年草です。
『法華経』などの仏典に由来し、梵語(サンスクリット語)の「manjusaka (天上に咲く赤い花 の意)」から、マンジュシャゲあるいはマンジュシャカ(曼珠沙華)とも言われます。
学名の「Lycoris radiata」から、リコリス・ラジアータと呼ばれることもあります。
Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の女神・海の精であるネレイドの1人であるリュコーリアス(Lycorias) からとられ、radiata (ラジアータ)は「放射状」の意味で、花が完全に開いた時に放射状に大きく広がっている様子にちなみます。

花が終わった後に葉が出てくるので開花時に葉が無く、花と葉を同時に見られないため「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」とも呼ばれます。「歯見ず鼻水」ではありません。
地方によって葬式花(そうしきばな)、墓花(はかばな)、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)など、1000種以上の別名があるといわれます。でも、あまりいい名前ではないですね。私は「マンジュシャゲ(曼珠沙華)」の言い方が好きです。

ヒガンバナ(彼岸花) / マンジュシャゲ(曼珠沙華)
シロバナマンジュシャゲと呼ばれる白い花を咲かせる品種は、赤い花より早く見頃を終えるようです。
ヒガンバナ(彼岸花) / マンジュシャゲ(曼珠沙華)



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昭和記念公園でキバナコスモスが見頃になりました2023年09月22日 16時16分16秒

国営昭和記念公園のキバナコスモス “レモンブライト” です。(9月20日撮影)
国営昭和記念公園のキバナコスモス
昭和記念公園では、「コスモスまつり 2023」が開催されていて、9月16日(土)~10月22日(日)の期間中、園内各所で約435万本のコスモスが咲き誇ります。
国営昭和記念公園のキバナコスモス
キバナコスモス

園内北側にある「花の丘」では、約400万本のキバナコスモス “レモンブライト”が見頃になりました。
国営昭和記念公園のキバナコスモス

この他、「原っぱ東花畑」では約20万本の「センセーション(花色はミックス)」がこれから見頃を迎え、「原っぱ南花畑」では夏から秋にかけて咲く品種をミックスして植栽しています。

キバナコスモス
キバナコスモス

キバナコスモス(黄花コスモス、学名:Cosmos sulphureus)は、キク目、キク科、コスモス属の多年草または一年草です。
一般的にコスモスと呼ばれる「オオハルシャギク」とは同属異種になり、互いを交配する事はできないといいます。
キバナコスモス
キバナコスモスは一般的なコスモス(オオハルシャギク)よりも夏場の暑さに強いため、オオハルシャギクよりも早い時期に花を咲かせます。
キバナコスモス

国営昭和記念公園は、今月26日に開園40周年を迎えます。
園内では、「開園40周年記念 JR東日本×国営昭和記念公園コラボイベント」が各種開催されています。イベントサイトはこちら
国営昭和記念公園のキバナコスモス

キバナコスモスにはチョウやハチなどの昆虫たちが、甘い蜜や花粉を求めてやってきます。

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)のオスです。メスはヒメアカタテハ(姫赤立羽)とよく似ているので、見分けるのが難しいのですが、オスなのですぐに分かります。
ツマグロヒョウモン

ナミアゲハ(並揚羽)です。よく見かけるチョウで、「アゲハ」というと一般的にこの種を指します。
キバナコスモスとアゲハチョウ

ミツバチ(蜜蜂)もやってきました。大きな花粉玉を持っています。働きバチって大変だなって、いつも思います。
キバナコスモスとミツバチ

クマンバチ(熊蜂)です。子供のころ習ったリムスキー=コルサコフ作曲の楽曲を先生が「くまんばちの飛行」と言っていたので、私は子供の頃からクマバチのことを「くまんばち」と言う癖があります。
クマバチ」は怖いイメージがあるので、かわいい感じの「くまんばち」の方が私は好きです。
キバナコスモスとクマバチ
体型がずんぐりして大きい上に羽音も「ブンブンブン」と大きいので大抵の人は怖がりますが、性格は極めておとなしく、こちらから脅かしたりしなければ刺されることはまずありません。そもそもオスは針を持っていません。
時々至近距離まで飛んで来ることがあります。でも、じっとしていればすぐに花畑に戻るか、どこかへ行ってしまいます。



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秋の七草 ススキ(尾花)2023年09月13日 08時35分05秒

秋の七草の一つ、ススキ(芒、薄)です。 尾花(おばな)とも言います。
ススキ(芒、薄)/ 尾花(おばな)
ススキは、イネ目、イネ科、ススキ属の多年生草本です。日本では全国に分布し、日当たりの良い山野でごく普通に見かけます。
ススキ(芒、薄)/ 尾花(おばな)

万葉集では「すすき」だけではなく「尾花(おばな)」「萱(かや)」などと詠まれます。

「道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今さらさらに 何をか思はむ」
万葉集 第10巻 2270番歌 作者不詳

ここでいう「思ひ草」は、ススキの根元に寄生して頭を垂らしたかわいらしい花を咲かせる、ナンバンギセル(南蛮煙管)という植物を指すといいます。
ナンバンギセル(南蛮煙管)

秋の七草 ハギ(萩)2023年09月11日 08時18分49秒

ヤマハギ(山萩)
ハギ(萩)
ハギ(萩)はマメ目、マメ科、ハギ属の落葉低木の総称で、多くの種類があります。
日本で「ハギ」といわれ「秋の七草」のひとつとされているのは、一般的に「ヤマハギ(山萩)」を指すようです。
ヤマハギはアジア原産で、山野で普通に見られ、観賞植物としても広く栽培されています。
ハギ(萩)

秋の七草 オミナエシ(女郎花)2023年09月10日 04時39分18秒


オミナエシ(女郎花)
オミナエシ(女郎花)はマツムシソウ目、オミナエシ科、オミナエシ属の多年草で、秋の七草の一つとして親しまれています。
中国から東シベリアにかけてと沖縄をのぞく日本全土に分布し、日当たりの良い山野の草地や林縁に自生します。
オミナオシ(女郎花)
日本では万葉の昔から愛好され、万葉集にも多く詠まれています。

「をみなへし 咲きたる野辺を行き廻り 君を思ひ出 たもとほり来ぬ」
万葉集 第17巻 3944番歌 大伴池主

秋の七草 キキョウ(桔梗)2023年09月09日 07時29分35秒


キキョウ(桔梗)
キキョウ(桔梗)はキク目、キキョウ科、キキョウ属の多年草です。
秋の七草の一つですが、梅雨頃から咲き始め、初秋の9月ごろまでが開花時期になります。

奈良時代の万葉集では「アサガオ」と詠まれていました。
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志 また藤袴 朝貌の花」
(はぎのはな をばな くずはな なでしこのはな をみなへし またふぢはかま あさがほのはな)
万葉集 第8巻 1538番歌 山上憶良

昭和記念公園のサルスベリ(百日紅 猿滑)2023年09月08日 09時40分10秒

国営昭和記念公園、立川口近くのカナール北側斜面で咲いているサルスベリです。
昭和記念公園のサルスベリ(百日紅 猿滑)
サルスベリはバラ類、フトモモ目、ミソハギ科、サルスベリ属の落葉中高木です。
昭和記念公園のサルスベリ(百日紅 猿滑)
漢字で書くと「猿滑」ですが、一般的には「百日紅」 と書いて「サルスベリ」と読みます。「ヒャクジツコウ」とも言います。漢名も「百日紅」です。
木登りが得意なサル(猿)も滑って木登りがしにくいだろうということで、「サルスベリ」といわれるようになりましたが、サルはいとも簡単に登ってしまうということです。

昭和記念公園のサルスベリ(百日紅 猿滑)
英語名では、ギンバイカ(myrtle)の花に似て、花弁がちりめん(crape)のように縮れていることから、「Crape myrtle(クレープマートル)」と呼ばれています。
「ラゲルストロミア」と呼ばれることもありますが、それは学名の:「Lagerstroemia indica」からです。

サルスベリは赤い花の他に、ピンクや薄い赤紫、白い花を咲かせる品種もあります。
昭和記念公園のサルスベリ(百日紅 猿滑)

花びらの縮れた小さな花がまとまって塊になって咲きます。 花は開花したその日で萎んでしまう一日花ですが、蕾が次々と開花するため百日紅という名のように100日近く咲き続けます。
昭和記念公園のサルスベリ(百日紅 猿滑)

例年は8月、9月、10月と咲き続けます。今年は暑さのせいで花の終わりの時期が早まるかもしれません。
昭和記念公園のサルスベリ(百日紅 猿滑)
見頃の後半になると、散った花びらが緑色の芝をピンクに染めていきます。



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