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原種系 ハワイ原産のハイビスカス2018年09月07日 19時22分30秒

ハワイアン系品種の重要な交配親になっている、「ハイビスカス・ワイメアエ」が神代植物公園の大温室で咲いていました。
ハイビスカス:ワイメアエ

ハイビスカス:ワイメアエ
花の中心部から真紅の花柱が長く突き出て、花弁の白と花柱の赤とのコントラストが、白いハイビスカスの美しさを引き立てています。
ハイビスカス:ワイメアエ

ハワイ・カウアイ島の固有種で、標高1000メートルあたりに自生しているということです。

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今日もご覧いただき、ありがとうございました。

フウリンブッソウゲ (風鈴仏桑華)2018年09月04日 09時42分24秒

9月に入り、30℃を越す暑い気温の合間に涼しい日が混じってくるようになりました。
今日は台風21号が接近している影響で関東地方も雨が降っています。
窓を打つ激しい雨音の中、締め切った部屋で扇風機の爽やかな風に揺られて、風鈴が寂し気に自己主張をしています。

テレビでは、強制性交や強盗致傷などの容疑で計4回逮捕されながらも大阪府警富田林署から逃走した犯人が、3週間以上過ぎても未だに捕まっていないと放送しています。
近頃は人が人を簡単に殺してしまうようなニュースも多く目にするようになりました。
日本も、物騒(ぶっそう)な世の中になりましたね。

強い雨が降って外出するのも億劫なので写真の整理をしていたら、こんな花がありました。
「フウリンブッソウゲ (風鈴仏桑華)」といいます。
フウリンブッソウゲ (風鈴仏桑華)
反り返った紅い花弁から雄蕊や雌蕊が長く垂れ下がって「風鈴」のように見えることからこの名が付いたといわれます。
フウリンブッソウゲ (風鈴仏桑華)
アオイ目アオイ科フヨウ属の低木です。種(しゅ)が「ブッソウゲ」になります。
フヨウ属の学名・英名が「Hibiscus」なので、ブッソウゲも「ハイビスカス(Hibiscus)」というフヨウ属の総称で呼ばれることがあります。
フウリンブッソウゲ (風鈴仏桑華)
フウリンブッソウゲの学名は「Hibiscus schizopetalus」といいます。「スキゾペタルス」はラテン語で「切れ込みのある花弁」の意味を持っています。
紅く大型の5弁花には細く深い切れ込みがあり、大きく後ろに反っています。
フウリンブッソウゲ (風鈴仏桑華)
園芸品種のハイビスカスには5,000以上の品種があると言われますが、大きくオールドタイプ、コーラルタイプ、ハワイアンタイプに分けることが出来ます。
フウリンブッソウゲをベースにして交配された品種は、コーラルタイプに分類されます。 品種は多くありますが、花弁の切れ込みやフリルのような咲き方が特徴です。


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熱帯スイレン@神代植物公園2018年08月28日 13時00分00秒

フランスの画家クロード・モネが愛したのは、丸い葉とやさしい色合いの花が水面に浮かぶ温帯スイレンです。
温帯スイレンに比べて、熱帯スイレンの花色は温帯スイレンにはない青や紫色があり、多彩で、エキゾチックな雰囲気があります。
花茎を水面より上に伸ばして、大きな花を咲かせます。開花期は7月から10月中旬頃です。

都立神代植物公園の大温室には「熱帯スイレン室」という部屋があり、今は沢山の熱帯スイレンが色を競って咲き誇っています。

キング・オブ・サイアム
熱帯スイレン キング・オブ・サイアム
タイで作られた、花弁のとても多い濃い青紫色の豪華な品種です。
サイアム(Siam)はタイの旧名です。1939年まではSiamと呼ばれていました。「Siam」という言葉は限りなくタイ語に近い発音だと「サヤーム」に近いのですが、日本人が英語風に発音すると「シャム」になります。タイ原産の有名な猫「シャムネコ」の「シャム」です。

クイーン・オブ・サイアム
熱帯スイレン クイーン・オブ・サイアム
「クイーン・オブ・サイアム」はやや紫色がかった濃いピンク色の花で、「クイーン」の名にふさわしい豪華さがあります。
葉の表面には特徴的な茶色の斑紋が入ります。

ニンファエラ・コロラータ
熱帯スイレン ニンファエラ・コロラータ
西アフリカ原産で、耐寒性が強く、日本でも熱帯種としては比較的多く栽培されている品種です。
花は淡い青色で、花茎は10㎝程度と小さめです。

ホワイト・コロラータ
熱帯スイレン ホワイト・コロラータ
原種のコロラータの突然変異により生まれた品種と考えられています。
花色はわずかにブルーが残り、グレーがかって見えます。

アフター・グロー
熱帯スイレン アフター・グロー
花色は、中心部は黄色で外へ向かってオレンジピンクに変化していく、サンセットカラーと呼ばれる複色品種です。花色には個体差があります。花弁は細長く、大きく広がります。

ディレクター・G.T.ムーア
熱帯スイレン ディレクター・G.T.ムーア
温帯スイレンには無い青紫色の花弁に、黄色い雄しべのコントラストが美しい大輪の人気品種で、熱帯スイレンの代表的な品種になっています。

セントルイス・ゴールド
熱帯スイレン セントルイス・ゴールド
花色はイエローで、細い花弁を大きく広げます。
作出者ジョージ・プリングは、セントルイスという花色がレモンイエローの熱帯スイレンも作出していますが、花色の濃いセントルイス・ゴールドの方が人気があるようです。

ブルー・スモーク
熱帯スイレン ブルー・スモーク
花色は花弁先にかけて白から淡い青色に変化します。葉の表面には赤茶色の模様が入ります。

インディペンデンス
熱帯スイレン インディペンデンス
高い耐寒性と強健な性質を持つ熱帯スイレンです。ほのかに紫がかったピンク色の花弁が、育てやすさと共に人気があります。

リンジー・ウッズ
熱帯スイレン リンジー・ウッズ
明るい藤紫色の花弁で、花弁の先端から中央にかけて濃い青紫がカスリ状に入ります。

ニンファエア・ギガンテア
熱帯スイレン ニンファエア・ギガンテア
オーストラリア北部からニューギニアにかけて分布する野生の熱帯スイレンです。
ギガンテアとは巨大なという意味で、花も葉も種子もすべてが大きい品種です。
花は、ふっくらとした丸型で外側の花弁は青紫色で中心に向かうにしたがって薄い青色となりますが、ピンクや白などいくつかのバリエーションがあります。

エンチャントメント
熱帯スイレン エンチャントメント
花は明るく鮮やかなピンク色をしています。中心部の黄色がピンクに映えます。

ホワイト・パール
熱帯スイレン ホワイト・パール
花は純白色で、白色系熱帯スイレンの中でも屈指の美花とされます。
花茎は大きいもので15㎝になる大輪です。
人気があって有名ですが、交配者などの詳しい情報がほとんど無い品種です。

ミッドナイト
熱帯スイレン ミッドナイト
花の色はバイオレットブルーで、花の大きさは20cmくらいになるものもある大輪です。
花弁が細長くシャープで、雄しべが花弁化するため、花弁数が90~130枚になるという花弁数の多い特徴的な花です。


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パラグアイオニバスに乗ろう! 神代植物公園2018年08月22日 10時24分47秒

都立神代植物公園の池で、大きなパラグアイオニバスの葉が水面に揺れていました。
パラグアイオニバス
パラグアイオニバスは、スイレン目、スイレン科、オオオニバス属の水生植物です。
葉は直径最大1.5m、葉の縁の立ち上がりが20cmにもなる大きなハスで、体重30kgくらいの子供なら楽に乗せることが出来るといいます。
パラグアイオニバス
8月24日(金)・25日(土)には「パラグアイオニバスに乗ろう!」というイベントが開催されます。
体重30kg以下のお子様なら先着30名限定ですが、オニバスに乗るという貴重な体験が出来ます。
夏休みの思い出に、また、自由研究にいかがでしょうか?


「パラグアイオニバスに乗ろう!」開催概要

8月24日(金)・25日(土)

時  間:13時30分~15時30分

受  付:13時より植物会館1階ロビーにて整理券配布

場  所:ツツジ園奥の池

定  員:当日受付 各日先着30名

対  象:体重30kg以下のお子様

参加費:無料(入園料別途)

    ※雨天中止


都立神代植物公園
開園時間:午前9時30分~午後5時
       ※本園の最終入園は午後4時まで
       ※水生植物園の閉門時間は午後4時30分

休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合は、その翌日)・年末年始(12月29~翌年1月1日)
      ※2018年10月1日(月)は都民の日により臨時開園及び無料開園日となります
入園料:一般・大人 500円(団体:400円) 65歳以上 250円(団体:200円)
      中学生 200円(160円) ※都内在住・在学の中学生は無料
      小学生以下無料
      ※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
      ※団体割引は、チケット購入者が20名以上
      ※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料
      ※植物多様性センターは開園時は全ての人が無料で入園できます。




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猿も滑って木から落ちる? サルスベリ2018年08月21日 18時23分49秒

暑い日差しが肌を射る都会の街中に咲く、サルスベリの紅い花が心を癒してくれます。

サルスベリ(百日紅)
サルスベリは、漢字で「百日紅」と書きます。
新梢を伸ばしながら枝先に花芽をつくり、夏から秋にかけて次々と開花します。枝の生育にばらつきがあるので開花期が長期間となる為、百日咲く紅色の花という意味で「百日紅=ヒャクジツコウ」とも呼ばれます。
サルスベリ(百日紅)

サルスベリ(百日紅)
サルスベリという名は、樹皮がはがれた部分の幹がつるつるしているので、猿が登ろうとしても滑って落ちてしまうということで、「猿滑り」が由来とされています。
実際には猿は簡単に木に登ってしまうそうですが・・・。
サルスベリ(百日紅)
国営昭和記念公園の昭島口には、紅と白のサルスベリの木が数本植えられていて、今が見頃になっています。
サルスベリ(百日紅)

サルスベリ(百日紅)

サルスベリ(百日紅)



都立神代植物公園は園内にもサルスベリの木があります↑が、園外のバス停の前ではピンクの花が風に揺れていました。
サルスベリ(百日紅)

サルスベリ(百日紅)

サルスベリ(百日紅)
サルスベリは、フトモモ目、ミソハギ科、サルスベリ属の落葉中高木です。



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もうすぐ半夏生2018年06月26日 09時41分45秒

関東地方では「梅雨の晴れ間」の暑い日が続いています。まだまだ本格的な夏ではなく、半分夏といった状態ですが、生ビールが美味しく味わえる季節の始まりです。
来週月曜日の7月2日は雑節のひとつ「半夏生」。「はんなつ なま」ではなく、「はんげしょう」と読みます。

「半夏生」は、天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日とされていますが、ちょっと分かりにくいですね。以前は夏至から数えて11日目を半夏生としていましたが、この方が分かりやすいです。
黄経(こうけい)とは、太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標のことで、特に春分点を座標ゼロとして360度に等分したものをいいます。夏至は90度です。
2018年の半夏生は7月2日になります。
「半夏生」は、農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安となっています。

都立神代植物公園には、ハンゲショウ(半夏生・半化粧)の白い葉が広がっています。水生植物園と植物多様性センターで見ることが出来ます。
写真は植物多様性センターにて。
ハンゲショウ(半夏生・半化粧)
ハンゲショウは、コショウ目、ドクダミ科、ハンゲショウ属の多年性落葉草本植物で、花の開花時期に葉の一部が白くなり、半分化粧をしたように見えることから、漢字で「半化粧」と書かれることもありますが、半夏生の頃に花を咲かせることが名前の由来とする説が有力で、「半夏生」と書かれることが多いようです。
葉の片面(表面)だけが白くなることから、カタシログサ(片白草)とも呼ばれます。
ハンゲショウ(半夏生・半化粧)
夏至を過ぎた頃に、長さ10~15cmほどの穂状花序を葉の付け根に付けると共に、葉の一部が白くなる「半化粧」が始まります。
ハンゲショウ(半夏生・半化粧)
水辺や湿地で栽培されることが多いですが、アクアリウム水槽やビオトープでの育成にも向いているといいます。

さて、「半夏生」の7月2日は「タコの日」でもあります。蛸研究会というところが半夏生の日を「タコの日」に定めました。
この時期は雨が多いので農作物がタコの吸盤のように大地にはいつき、しっかり根付くようにという願いからと、夏にむけて体力・精力をつけるとの意味で、近畿地方の一部地域では「半夏生」の日にタコ(蛸)を食べる習慣があるといいます。
小売業界も消費を煽る宣伝を始めているようです。セブンイレブンが全国に広めた「恵方巻」のように、「半夏生」にタコを食べる習慣が全国に広まると面白いですね。

私が子供の頃住んでいた広島県尾道市に程近い広島県三原市では、8月8日を「タコの日」と定めています。
余談ですが、タコといえば「たこ焼き」を思い出します。日本記念日協会が認定した「たこ焼きの日」も8月8日です。タコの足が8本であることと、焼と「8」との語呂合わせで「味のちぬや」が制定しました。
夏の生ビールにたこ焼き、いいですね!


「半夏生」から「たこ焼き」の話になってしまいました。
生半夏いや、生半可でとりとめのない話に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

色が変わる花 シクンシ(使君子)2018年06月25日 20時55分40秒

都立神代植物公園の大温室で「シクンシ(使君子)」の花が咲いていました。
朝の咲き始めは白い花ですが、午後にかけて赤く色付いていきます。
シクンシ(使君子)
常緑のつる性木本植物で、果実が「使君子」という名で漢方薬として用いられます。生薬は回虫や蟯虫などの駆虫薬、整腸薬、健胃薬としての効能があります。
衛生環境が悪い時代には寄生虫の駆除は特に重要でした。そのため、駆虫作用をもつ薬は「天子から授かったほどの貴重な薬」と捉えて「使君子」と名づけられたといわれています。
日本では5月から9月にかけて花が咲きますが、日本の温室育ちのものは果実を付けることは少ないようです。
シクンシ(使君子)

植物で「シクンシ」というと「四君子」がまず先に思い出されますが、こちらは「蘭、竹、菊、梅」の4つの植物を組み合わせたものです。
蘭は、ほのかな香りで品格を持つとされ、竹は、寒中においても青々として曲がらずまっすぐに伸びること、梅は、雪の中春の訪れを告げて最初に花を咲かせる強さ、菊は、気を満ち邪気をはらう延命長寿の花とされることから、君子として必要な性質を象徴していると考えられました。
古くから東洋画の画題としてこの四君子が用いられ、春は蘭、夏は竹、秋は菊、冬は梅と、四季を通じるテーマにもなっています。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

青般若錦2018年06月22日 19時21分20秒

都立神代植物公園の大温室で、青般若錦(学名 Astrophytum ornatum v. glabrescens f. varieg )の花が咲いていました。
青般若錦

青般若錦

ナンテン(南天)の花2018年06月21日 17時42分51秒

都立神代植物公園でナンテン(南天)の花が咲いていました。
ナンテン(南天)の花
晩秋から冬にかけて真っ赤な実を実らせるナンテンは、読みが「難転」=「難を転ずる」に通ずることから縁起の良い木とされて、昔から庭木や正月飾りとして使われてきました。
ナンテン(南天)の花
『その実は、「o-メチルドメスチシン」を多く含み、せき止め効果の高い生薬として、古くから利用されてきました。現在ではその効果を厚生労働省から認められ、医薬品の有効成分のひとつとして定められています。』(南天のど飴でお馴染みの常盤薬品ホームページより引用)
というように薬効があり、その葉は「南天葉(なんてんよう)」という生薬で、健胃、解熱、鎮咳などの作用があるとされます。
但し、ナンテンには、ナンテニン、ナンジニン、メチルドメスチシン、プロトピン、イソコリジン、ドメスチシン、リノリン酸、オレイン酸という毒成分を含んでいて、その毒性分を適量利用することにより薬効を導き出しているので、素人が安易に試すのは危険だという「難点」もあります。


今日もご覧いただき、ありがとうございました。

アジサイとムクゲ2018年06月20日 15時04分56秒

神代植物公園で咲いているピンクの花とブルーの花。
2メートルくらいの高さのブルーの花の上に、ピンクの花が4メートルくらいの高さで覆いかぶさるように咲いています。
ブルーの花はアジサイですが、ピンクの花はムクゲだと思います。
ムクゲは、アオイ目、アオイ科、フヨウ属の落葉樹で、漢字では「木槿」あるいは「槿」と書きます。
中国原産で、中国では「木槿」と書いて「ムーチン」と呼びます。
室町時代には日本でも茶花として珍重され、江戸時代には多くの園芸品種が作出されたということです。
ムクゲの花期は関東地方で7月~9月です。

神代植物公園には「ムクゲ園」があり、約43品種、約110本のムクゲが植えられています。
既に、
ブルーバード
神代植物公園のムクゲ
ラージホワイト
神代植物公園のムクゲ
紫盃(しはい)
神代植物公園のムクゲ
大徳寺祇園守
神代植物公園のムクゲ
などが咲いています。


今日もご覧いただき、ありがとうございました。