山茶花に初メジロ ― 2024年01月16日 16時16分16秒
国営昭和記念公園のサザンカ(山茶花)は、一部の花の表面が少し汚くなってきましたが、まだまだ見頃が続いています。蕾もいっぱいあります。
サザンカの花の蜜を吸いに、メジロ(目白)がやってきました。2024年になって初メジロです。
メジロ(目白)は、スズメ目、メジロ科、メジロ属に分類される鳥類です。
明るいウグイス色をしているので、時々ウグイスと間違えられます。でも、ウグイスはもっと暗いグレーのような色合いの鳥で、性格もメジロの様に明るくはないので、藪の中にいて人前に姿を見せることはあまり有りません。
メジロは人を恐れない性格で、割と簡単に写真を撮る事が出来ます。
昨日は昭和記念公園を歩いていて多くの鳥を見かけました。結局、花を撮りに行ったのですが、鳥ばかり撮りました。
シジュウカラ(四十雀)です。白いほっぺが特徴です。ほぼ一年中見かける留鳥です。よく通る声で鳴きます。
ヤマガラ(山雀)です。シジュウカラ科なので、ほっぺの白い色がシジュウカラに似ていますが、お腹の部分のオレンジ色で、遠目でも区別ができます。
ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)です。羽の中ほどにある白い班が特徴です。写真はメスで、オスは頭が白くほっぺが黒くなります。
ハクセキレイ(白鶺鴒)です。主に水辺に棲む鳥で、市街地でも近くに水辺があれば見かけます。
長めの尾を上下に振る姿がかわいらしく、飛ぶときは波を描くように体を上下させます。
コゲラ(小啄木鳥)です。キツツキ科の鳥なので、コンコンコンと木をたたいています。キツツキの漢字表記は「木を啄ばむ鳥」という意味で「啄木鳥」と書きます。ケラはキツツキの別名です。なので、小啄木鳥と書いてコゲラと読みます。日本語はよぅ分かりませんわ。
ヒヨドリ(鵯)です。よく見かける鳥です。食事中のメジロに体当たりして邪魔をしに来る、ちょっと意地悪な性格です。体の色が地味なので、被写体にはなりにくいですね。。
地味な色の極みでもある、カラス(烏)です。
でもよく見ると、カラスの羽は光の当たり具合により、さまざまに色を変化させて輝く、美しい色です。万葉集の時代より「髪は、烏(カラス)の濡れ羽色」といわれるように、黒く艷やかな女性の美しい髪を形容する言葉として用いられています。
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昭和記念公園でソシンロウバイが見頃です ― 2024年01月15日 17時01分01秒
国営昭和記念公園で、ソシンロウバイが見頃になっています。
青空の下、園内各所で黄色い花がたくさん咲いています。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)は、中国原産のロウバイ(蝋梅)の園芸品種です。
ロウバイの基本種は、黄色い花の芯の部分が暗紫色になっているので中心が枯れたように見えるのですが、素心蝋梅は芯の部分も黄色なので見た目にも美しく、栽培品種として人気があります。
素心とは、「純粋で汚れていない」という意味があるようです。
ロウバイは漢字で蝋梅と書くので、梅の一品種と思われがちです。でも、梅の仲間ではありません。
えっ、梅じゃないの?と狼狽してしまいますが、蝋梅はクスノキ目、ロウバイ科、ロウバイ属で、梅はバラ目、バラ科、サクラ属です。 別属の植物になります。
ロウバイ(蠟梅)の名前の由来は、陰暦の12月(新暦で1月頃)にあたる朧月(ろうげつ)に梅の香りのする花を咲かせるためだと言われています。 また、半透明で艶のある蝋細工のような花を咲かせるからという説もあります。
国営昭和記念公園では、「みんなの原っぱ」から「こもれびの里」に向かう分岐点の16番交差点付近、「こもれびの里」の砂川口側、BBQ広場残堀川沿いなどでソシンロウバイを見ることができます。
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囲炉裏の横木はなぜ『魚』? ― 2023年10月24日 17時31分02秒
その中にある「石井家住宅」の主屋は、江戸時代18世紀後半に建てられた建物を移築したものです。
茅葺屋根の古民家の中で、囲炉裏の火が燃えていました。
鍋や鉄瓶をかける自在鉤(じざいかぎ)の上の方にある、鉤を上下させ固定するための「横木(よこぎ)」は、何故どこの家でも魚の形をしているんでしょう? タイ焼きみたいで美味しそうに見えるからでしょうか・・・
調べてみると、魚は水に通じるということで 火事を避ける「お守り」の意味があるという理由が主流のようです。
他に、魚には瞼(まぶた)がないため、 常に起きていて火を絶やさないとか、 常に目を開けているので火事を見逃さないという意味があるようです。
魚って、マブタ無いんだ・・・
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シオン(紫苑)が咲いています ― 2023年10月14日 09時43分25秒
国営昭和記念公園でシオンの開花が進んでいます。
シオン(紫菀、学名: Aster tataricus)は、キク目、キク科、シオン属の多年草です。
オニノシコグサ(鬼の醜草)、ジュウゴヤソウ(十五夜草)、オモイグサ(思い草)などの別名を持ちます。
中国から薬用植物として「紫苑」の名で日本に入ってきた後、平安時代頃から観賞用として広まったといいます。枕草子や源氏物語にも登場する植物です。
晩夏から晩秋まで比較的長い期間、黄色と明るい青紫色の美しい花を次々に咲かせます。
春に道端などでよく見られる「ハルジオン(春紫苑)」は、この「シオン」によく似た花を春に咲かせるので、その名がつきました。
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昭和記念公園で原種系シクラメンが咲き始めました ― 2023年10月13日 09時21分28秒
ポインセチアと共にクリスマスを彩る花、シクラメン。その原種系である「シクラメン・ヘデリフォリウム」が国営昭和記念公園で咲き始めました。
シクラメン・ヘデリフォリウム(Cyclamen hederifolium)は、ツツジ目、サクラソウ科、シクラメン属に属する多年草の球根植物です。
属名のCyclamen(シクラメン)は古代ギリシア語で「円」を意味する「κύκλος(kýklos)」から来ており、塊茎に由来しています。
hederifolium(ヘデリフォリウム)という種小名は、その葉が Hedera helix(ヘデラ・ヘリックス)というツタの葉に似ており、ラテン語で葉を folium(フォリウム) というところから付けられました。
一般的な英語名は”Ivy-leaved Cyclamen(アイビー リーブド・シクラメン”といい、 「ツタの葉のシクラメン」という意味になります。
原産は南ヨーロッパ、地中海周辺です。日本へは明治時代に渡来し、新宿御苑で栽培が始まったといいます。
冬になると鉢植えで花屋さんの店頭に並ぶシクラメンより小さめで、薄紫色のかわいらしい花が咲いています。
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JR東日本✖昭和記念公園40周年 ― 2023年10月12日 10時20分30秒
国営昭和記念公園では10月22日まで「コスモスまつり2023」を開催しており、JR東日本の全面協力のもと制作した開園40周年記念フォトスポットが園内で人気を集めています。
「原っぱ東花畑」では、秋を代表するコスモス「センセーション」のお花畑に踏切(警報機)が登場しました。これは実際に JR で使われていた警報機です。
「原っぱ南花畑」の「秋のブーケガーデン」の中に線路が通っています。この線路も実際に使われていたものだそうです。
約400万本のキバナコスモス「レモンブライト」が咲く「花の丘」には、実際には存在しない「国営昭和記念公園駅」の駅名標が出現しました。
鉄道備品などを作っている、JR東日本東京総合車両センターが製作したものです。
園内を走る「パークトレイン」のヘッドマークも、40周年を記念して駅社員がデザインしJR東日本東京総合車両センターが作りました。デザインは3種類あります。
このヘッドマークは14日(土)に「第100回箱根駅伝予選会」が陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園で開催されることから、未来にタスキを繋ぐという意味を込めたデザインになっています。
下のヘッドマークは「カシオペア」をオマージュしたものだということです。
下は、「特急あずさ」で使われていたヘッドマークのデザインをオマージュしたものです。
第100回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)予選会は明後日行われます。史上最多の57校が参加し、関東学連以外の参加も11校あります。
明大、東海大、帝京大、山梨学院大、日体大・・・・・どの学校が予選を勝ち抜くか、楽しみですね。
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トケイソウ( Passion flower) ― 2023年10月11日 10時10分11秒
国営昭和記念公園の無料ゾーン、花みどり文化センター前で咲いていた「トケイソウ」です。
トケイソウ(時計草)は、キントラノオ目、トケイソウ科、トケイソウ属に属する植物です。
3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見え、花びらが円形に並んで放射状に配置されて文字盤のようになっていることから、「時計草(トケイソウ)」と呼ばれています。
英名では「パッションフラワー( Passion flower)」といいます。
英単語の「Passion」には「情熱」の意味もありますが、この植物の名称では「受難」で、「キリストの受難の花」という意味を持ちます。
種としては500種以上があり、栽培品種も含めると様々な色や形の品種が存在するといいます。
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ススキと太陽と月 ― 2023年10月07日 18時02分02秒
昭和記念公園のコスモスが見頃です ― 2023年10月07日 11時10分31秒
国営昭和記念公園のキバナコスモスが見頃になっています。
「花の丘」では、約400万本のキバナコスモスが黄色いじゅうたんを敷き詰めています。
「花の丘」のキバナコスモスは“ レモンブライト ”という品種で、普通にコスモスといわれるものよりも早く開花するので、一般的なコスモス(オオハルシャギク)が見頃になる頃には花期を終えてしまいます。
花びらが落ちてしまったものも見かけますがまだ蕾もたくさんあるので、この3連休は見頃が続きます。天気予報で傘マークが入ってきたので心配ではありますが・・・
モンシロチョウが花の蜜を吸っていました。
一般的にコスモスというと、薄紫色の花で花弁が8枚(又は八重)の品種(オオハルシャギク)を指します。
コスモスで花びら占いをする時は、「嫌い」から始めると大抵「好き」で終わります。
「原っぱ東花畑」では約20万本の「センセーション(花色はミックス)」という品種が5分咲きになっていました。
センセーション系は最もポピュラーな品種で、どちらかというと早咲き品種になります。
薄い紫、濃い紫、ピンク、白、赤などさまざまな花色があります。
昭和30年代の武蔵野の農村風景や暮らしを再現した「こもれびの里」のコスモスは、すでに見頃になっていました。
この3連休だと、キバナコスモスとセンセーションの咲く景色を同時に堪能することができると思います。
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初冠雪した富士山 ― 2023年10月06日 17時23分15秒
東京都立川市の国営昭和記念公園から、昨日初冠雪した富士山が見えました。
山頂にちょこんと載っている雪が健気(けなげ)です。
コスモス畑からも冠雪した富士山が見えました。
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