五條天神社・花園稲荷神社の梅の花 ― 2024年02月05日 16時17分19秒
上野公園にある五條天神社の狛犬(獅子像)の向こうに、ピンクの梅の花が咲いています。
枝垂れ梅も、かなりの数の花が開いていました。
五條天神社の梅の花は、これからが見頃になります。
五條天神社と同じ境内の様に隣接して、花園稲荷神社があります。本務社である五條天神社が管理していますが、境内社ではなく兼務社で、それぞれ独立した神社です。
上野公園・さくら通り側の参道に、紅白の梅が咲いていました。
この朱色の鳥居は、特に外国人観光客に人気のフォトスポットになっています。
花園稲荷神社から西郷隆盛像の方へ少し歩いた所にある、清水観音堂近くでは十月桜(ジュウガツザクラ)が咲いています。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展 ― 2024年02月04日 15時42分47秒
上野の東京都美術館で、「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展が開催されています。
2月6日(火)までの平日入場者には、チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園》の絵柄のクリアファイルが、各日先着100名に配布されます。
A4サイズが入る持ち手付きの袋で、切り取るとクリアファイルになります。
2月7日(水)から22日(木)までの平日入場者は、5.7cm×5.7cmの展覧会オリジナルステッカーが貰えます。(各日先着100名)
19世紀後半、大都市パリには国外からも多くの画家が集いました。パリで印象派に触れ、学んだ画家たちは、新しい絵画の表現手法を自国へ持ち帰ります。
本展は、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に焦点をあてた展覧会になっています。
アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきました。
本展では、ウスター美術館の印象派コレクションを中心に、モネやルノワールなどのフランス印象派やアメリカ印象派を代表するハッサムなどの油彩画約70点を展示します。クールベ、コロー、シスレー、ピサロ、カサット、サージェント、ホーマー、セザンヌ、シニャックら40人以上の画家の作品が集結しています。
連作であるモネの《睡蓮》は世界中の美術館で愛されていますが、ウスター美術館は1910年にモネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入しました。
本展では、ウスター美術館が《睡蓮》を購入するにあたっての交渉・手続きの際の、手紙などの資料も展示されています。
クロード・モネ 《睡蓮》 1908年 油彩、カンヴァス 94.8×89.9 cm ウスター美術館蔵
展覧会は、
Chapter 1 伝統への挑戦
Chapter 2 パリと印象派の画家たち
Chapter 3 国際的な広がり
Chapter 4 アメリカの印象派
Chapter 5 まだ見ぬ景色を求めて
の5つの章で構成され、フランスの印象派だけではなく、これまで日本で紹介される機会の少なかった、知られざるアメリカ印象派の魅力に触れることが出来ます。
1880年代半ばには、アメリカの画家や収集家の間でフランスの印象派が流行し始めていました。
アメリカの画家たちは、自国の風景や生活の描写に印象派の明るく自由な色彩を取り入れ、アメリカらしい主題をうまく表現する方法を学びました。彼らは、印象派の技法に手を加えながら独自の絵画を創り上げていったのです。
ジョゼフ・H・グリーンウッド 《リンゴ園》 1903年 油彩、カンヴァス 50.8×76.2 cm ウスター美術館蔵
章の間などに、フォトスポットがたくさん用意されていて、絵画(ポスターやタペストリー)と一緒に記念撮影をすることが出来ます。
著名なフランス印象派の画家たちの作品から、日本ではあまり知られていないアメリカ印象派の世界まで、そのつながりを知ることが出来る貴重な展覧会になっています。
図録の表紙は、クロード・モネ《睡蓮》と、チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》の2種類から選べます。
サイズはA4変形(横およそ23cm×縦およそ20cm)262ページで、見やすい横長サイズになっています。税込3,000円です。
ウスター美術館と聞くと、ウスターソースを連想してしまいますが、グッズの中に、やっぱりありました。
「ウスター展ソース」です。
ウスターソースはイギリスのウスター市が発祥の地です。そのウスター市と姉妹都市であるアメリカのウスター市にウスター美術館があります。
そんな、こじつけのようなダジャレコラボ商品がこちらです。マークは◎に「象(ゾウ)」ではないです。印象派の「象(ショウ)」です。税込972円で売っていました。
三つ折りケースも買ってきました。チケットケースやマスクケースとして使えます。
以前は人にチケットを渡すときなどに使っていましたが、今はQRコードの電子チケットをスマホ上で分配出来ちゃうので、使わなくなりました。税込550円です。
「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」開催概要
開催会場:東京都美術館
開催期間:2024年1月27日(土)~ 4月7日(日)
休館日:月曜日、2月13日(火) ※ただし2月12日(月・休)、3月11日(月)、3月25日(月)は開室
開室時間:9:30-17:30 金曜日は20:00まで (入室は閉室の30分前まで)
観覧料金:一般 2,200円 大学生・専門学校生 1,300円 65歳以上 1,500円
※高校生以下無料。 日時指定予約は不要。
※18歳以下(2005年4月2日以降生まれ)の方は、3月1日(金)~4月7日(日)に限り無料。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料。日時指定予約は不要。
※一般以外は、いずれも証明できるものを提示。
本展は、以下の通り巡回します。
2024年4月20日(土)~ 6月23日(日):郡山市立美術館(福島県郡山市)
2024年7月6日(土)~ 9月29日(日) : 東京富士美術館(東京都八王子市)
2024年10月12日(土)~ 2025年1月5日(日): あべのハルカス美術館(大阪府大阪市)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
上野動物園のジャイアントパンダたち ― 2024年02月03日 15時27分16秒
上野動物園の双子パンダ、シャオシャオとレイレイは、屋外放飼場(D)の改修工事の為、3月下旬頃までの予定で屋内展示室のみの展示になっています。
下3枚の写真全て、左側がシャオシャオです。
屋内の照明なので光の周りが悪く、どうしてもコントラストが強い変な影が出てしまいます。
ジャイアントパンダは成長すると兄弟でも喧嘩をしたりするようで、シャオシャオとレイレイも、近い将来離れて暮らすようになります。 でも、まだまだ仲良しの2頭です。
双子パンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」です。落ち着きなく部屋の中を歩き回っていて、時々レイレイにちょっかいを出していました。
緑色のラインは監視カメラの映像などでも2頭を明確に識別するために、シャオシャオに付けられているそうです。
メスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。いつも落ち着いている、マイペースな性格です。
ママパンダの「シンシン(真真、Shin Shin )」です。
シンシンが展示されているエリアの屋外放飼場(B)にも「やぐら」をつくるということで改修工事が行われています。
シンシンは高血圧ということもあり、工事期間中(3月末迄)は原則として非公開です。ただ、工事が無い日には隣の屋外放飼場(A)で展示をする場合もあるということです。たまたまシンシンが出てきて食事を始めました。ラッキーです。
パパパンダの「リーリー(力力、Ri Ri)」です。リーリーがいるのは屋外放飼場(C)になります。
いつもは背もたれ無しの“寝食い”をしているのですが、珍しく岩にもたれかかって食事をしています。
いつものオッサン臭さが消えて、ちょっと若々しく見えます。
リーリーには、逆立ち排尿やマーキング、体のこすりつけの回数が増えるなど、繁殖期によく見られる行動があらわれてきたそうです。
ジャイアントパンダの繁殖期は一般的には年1回、2月から5月にやってきます。
メスのシンシンには、まだ発情を示す兆候は見られないということです。
動物園ではメスの交配適期を見極め、交配のための同居を行い、その期間はジャイアントパンダ全頭(リーリー、シンシン、シャオシャオ、レイレイ)及びキジ類の展示は中止となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
東京藝術大学 卒業・終了作品展 ― 2024年02月01日 16時32分00秒
東京都美術館へ行ったら、「東京藝術大学 卒業・終了作品展(美術学部/大学院美術研究科 修士課程)」という展覧会をやっていました。
東京都美術館だけではなく大学構内各棟でも開催されているようです。
東京藝術大学は東京都美術館のすぐ傍にあるのですが、東京都美術館の展示分だけ、ざっくりと観てきました。美術学部の展示になります。
この他にも力作がたくさん展示されています。
楽しいですね。 若い人たちのエネルギー溢れる作品群を観るのは、元気が貰えます。
「第72回東京藝術大学 卒業・終了作品展(美術学部/大学院美術研究科 修士課程)」開催概要
開催会場:東京都美術館・東京藝術大学大学美術館・大学構内総合工房棟/絵画棟/中央棟
開催期間:1月28日(日)~2月2日(金)
開催時間:9:30~17:30
観覧料金:無料
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野動物園のクロガネモチにヒヨドリ&メジロ ― 2024年01月29日 11時57分03秒
上野動物園にある重要文化財「旧寛永寺五重塔」横のクロガネモチ(黒金餅、黒鉄黐)が、赤い実をたくさん付けています。
黒金持ち、どこかの国会議員さんみたいですね。
ヒヨドリ(鵯)が来て、次から次へと実を食べていきます。
メジロもやってきて実を食べることが出来ましたが、すぐにヒヨドリに体当たりをされて、逃げて行ってしまいました。
ヒヨドリは意地悪っ子で、自分より小さい鳥が来ると、すぐに体当たりを仕掛けて追い払ってしまいます。こんなに実があるんだから、仲良く食べようよ・・・と思うのですが・・・
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」 ― 2024年01月28日 18時44分19秒
上野動物園の双子パンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」(奥)とメスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。
仲良く並んでお食事中です。
シャオシャオが部屋の中を歩き回り始めました。
やぐらの上に登ろうとしています。真ん丸なお尻がかわいいですね。
やぐらの台の上に登りきって、下を眺めています。高所恐怖症ではないんでしょうが、なんだかビビッてます。
下に降りてレイレイに絡もうとしましたが、相手にされなかったので一人(?)で竹を食べ始めました。
レイレイはマイペースな性格です。一ヶ所にドデッと座って竹を食べ続けています。
シャオシャオが絡んできても、相手にしないで黙々と食べ続けます。
大きくなって、ママパンダのシンシンに似てきました。
食べ続けるのに疲れたのか、パパパンダのリーリーがいつもやっている「寝食い」のような体勢になりました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
清水観音堂横の十月桜(ジュウガツザクラ) ― 2024年01月24日 07時13分51秒
上野恩賜公園・清水観音堂近くで十月桜が見頃になっています。
十月桜(ジュウガツザクラ)はバラ目、バラ科、バラ属の植物で、「江戸彼岸(エドヒガン)」と「豆桜(マメザクラ)」をかけ合わせた「小彼岸桜(コヒガンザクラ)」を原種として、江戸時代に園芸品種として生まれたといわれています。
二季咲きで、その名の通り10月頃と春の年2回、花を咲かせます。冬は旧暦10月(新暦では11月)頃に見頃になりますが、花数は少なくても一年中咲いているようなイメージがあります。
花色は白や淡いピンクや濃いピンクのものがあり、一本の枝に白とピンクの花が咲くこともあります。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野東照宮ぼたん苑で紅梅が咲いていました ― 2024年01月23日 07時45分21秒
上野東照宮でウメ(梅)の花が咲いていました。
塔は旧寛永寺五重塔です。
「紅梅」とあるだけなので品種名は分かりませんが、きれいに咲いていました。きっと手入れが良いんでしょうね。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野東照宮「ぼたん苑」が見頃です ― 2024年01月22日 18時43分17秒
朝日を浴びて上野東照宮・唐門が金色に輝いていました。
この唐門、正式名称は唐破風造り四脚門(からはふづくりよつあしもん)というそうです。国指定重要文化財で、左甚五郎の昇り龍と降り龍の彫刻があります。
五重塔は「旧寛永寺五重塔」といい、こちらも重要文化財に指定されています。現在は、隣接する上野動物園の敷地内にあります。 手前の木に赤い実が生っていました。クロガネモチだと思います。
上野東照宮「ぼたん苑」は上野東照宮の敷地内にある ぼたん苑で、回遊形式の日本庭園に植栽された牡丹は、春は110品種500株、冬は40品種160株が栽培されています。
苑内で、冬牡丹が見頃になっていました。
牡丹には二季咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、それらは“寒牡丹”と呼ばれています。
ただ、寒牡丹は着花率が低く、自然環境にも大きく左右されます。そこで、花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させたものが“冬牡丹”です。八千代椿(やちよつばき)
お正月飾りに変わって節分飾りがされていました。葉牡丹もきれいに咲いています。
昨日の雨に打たれて萎れてしまった花もありますが、多くの花が“わらぼっち”の中で風雨に耐えていました。
島大臣(しまだいじん)
白鳥(はくちょう)
ソシンロウバイ(素心蠟梅)の黄色い花がたくさん咲いています。お休み処の向こうに五重塔が見えます。
鎌田藤(かまたふじ)
島錦(しまにしき)
ウメが咲いていました。
石庭からは、牡丹と紅梅の花の向こうに五重塔が見えます。
「上野東照宮ぼたん苑」会期情報
開苑期間:2024年1月1日(月) から 2月25日(日)まで (会期中無休)
開苑時間:午前9時30分~午後4時30分(入苑締切)
入苑料:大人(中学生以上)1000円 団体 (15名以上) 800円 小学生以下無料
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
上野東照宮「ぼたん苑」の冬ぼたん ― 2024年01月04日 09時14分19秒
上野東照宮ぼたん苑で、冬ぼたんが見頃になっています。
牡丹には二季咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、それらは“寒牡丹”と呼ばれています。ただ、寒牡丹は着花率が低く、自然環境に大きく左右されます。そこで、花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させたものが“冬牡丹”です。
当苑では、『上野東照宮 冬ぼたん』として、寒牡丹と冬牡丹が関東最大級の約40品種、約160株植栽されています。
今回は牡丹(ぼたん)の花ではなく、苑内のお正月飾りを中心にアップします。
回遊形式の日本庭園の入口から出口まで、ほぼ順路に沿って写真を並べてみました。
上野動物園に隣接しているので、ジャイアントパンダの飾りがたくさん置かれています。
「上野東照宮ぼたん苑」会期情報
開苑期間:2024年1月1日(月) から 2月25日(日)まで (会期中無休)
開苑時間:午前9時30分~午後4時30分(入苑締切)
入苑料 :大人(中学生以上)1000円 団体 (15名以上) 800円 小学生以下無料
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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