水素エンジン搭載旅客船 Hydro BINGO ― 2023年11月20日 11時14分41秒
横浜港でボ~~ッとしていたら、「Hydro BINGO (ハイドロびんご)」がやってきました。
この船は広島県尾道市に本社を置くツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社の浦崎工場が建造し、広島県福山市のジャパンハイドロ株式会社が所有する、世界初とされる⽔素混焼エンジン搭載小型旅客船です。2021年7月に竣工しました。
クリーンで安全な環境対策として⽔素の有効活⽤が注⽬される中、 ⽔素を燃料として活⽤できる次世代の旅客船として期待されています。
12月までの予定で、土・日・祝だけの限定運航になります。
船の後部に可搬式の水素貯蔵タンクを装備し、総トン数は19トン、船体全長は19.4m、船幅5.4mです。最大搭載人員は旅客80名、乗組員2名の計82名となっています。
ベルギーの海運大手CMB社と共同開発したシステムにより、航行時に排出されるCO2など地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を大幅に削減したエコシップで、これまでのディーゼルエンジンと比較して、最大50%のCO2排出削減を実現しているといいます。
写真右に見えるのは、横浜市風力発電所「ハマウィング」です。
クソ暑い夏と秋を経験した私たちは、地球に優しい環境をつくることの重要性を、身をもって感じました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
オセアンブルー(OCEAN BLEU) ― 2023年11月18日 17時41分19秒
東京湾、横浜・東京で様々なクルーズプランを運航しているリザーブド クルーズの大型クルーザー「オセアンブルー(OCEAN BLEU)」がこちらに向かってきました。
後方の船は左がアメリカ海軍の音響測定艦「T-AGOS-21 エフェクティブ USNS Effective」、右が「LCU2009 カラボザ USAV Calaboza, 」というアメリカ陸軍の汎用揚陸艇です。
「オセアンブルー」は横浜港でも時々見かける船で、モナコスタイルのモダンなクルーザーです。
総トン数 98トン、全長 27.25m 全幅 7.50m です。
双胴船なので安定したクルージングが出来、旅客定員は140名(全員着席)になります。
2階は屋根付きのデッキフロアになり、ジャグジーも備えています。
後方右に見える船は「T-AGOS-22 ロイヤル USNS Loyal 」というアメリカ海軍の音響測定艦です。
観光都市横浜にも、敗戦後連合軍に接収された時の名残がたくさん存在します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
海上保安庁 MH912 るりかけす Sikorsky S-76D (JA912A) ― 2023年11月14日 17時42分45秒
先日海上保安庁の巡視船「PLH03 さがみ」が一般公開された際に船上で展示されたヘリコプター、 「MH912 るりかけす (JA912A) 」です。
アメリカ合衆国のシコルスキー・エアクラフト社が開発した、双発ターボシャフトエンジンの中型ヘリコプター、「Sikorsky S-76 D」という機体です。
2015年3月、鹿児島海上保安部(第十管区)の巡視船「PLH03 おおすみ」に配置され、「おおすみ」が横浜海上保安区(第三管区)に配属替えされた時に、一緒に横浜へやってきました。その後「おおすみ」は「「PLH03 さがみ」と改名しています。
ヘリコプターの前で記念撮影なども出来るように展示されており、めったにない機会なので自分でも飽きるくらい写真を撮ってきました。
飽きないで見てやってくださいませ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
バス会社マスコットキャラクター大集合 ― 2023年11月12日 18時23分47秒
全く名前を知らないキャラクターばかりでしたが、何とかまとめてみました。全部で9体います。
PASMOのロボットはバス会社ではなく、共通乗車カード/電子マネーの「PASMO」のマスコットキャラクターです。9体の中では一番愛嬌があって、動きも良いキャラクターです。
小田急バスのマスコットキャラクター「きゅんた」です。一番人気でした。
川崎市交通局(市バス)のマスコットキャラクター「かわさきノルフィン」は、台車に乗せられてやってきました。
靴の部分が市バスを模したローラースケート状になっているということなので、足場が良ければ一人で移動は出来ます。
東急バスのイメージキャラクター「ノッテちゃん」です。
江ノ電のゆるキャラ「えのん」だのん♪
車体の基本色に合わせて、バスは黄色、電鉄は緑色と海の青になっているようです。
体はどうやら「江ノ電」の「江」の字を表しているらしい。
川崎鶴見臨港バスのキャラクター「りんたん」です。会場ではこの子も人気者でした。鶴の赤ちゃんをイメージしています。“鶴見”だから・・・?
神奈中(神奈川中央交通)のマスコットキャラクター「かなみん」です。ネズミがモチーフになっています。
かなチュゥ~!
横浜市交通局のマスコットキャラクター「はまりん」です。ちょっと安易な感じもします。
顔と目はタイヤと車輪をイメージし、鼻と眉毛は横浜のイニシャル「Y」を表したといいます。
「はまりん」の名は、「浜」「輪(りん)」「マリン」をかけ合わせています。
京浜急行バスのマスコットキャラクター「けいまるくん」です。
2枚上の写真で左手に付けているオレンジ色の物体は、降車ボタンの「ムッシュ・ベルくん」で、二人はいつも一緒です。
人気者「きゅんた」くんは、「かわさきノルフィン」のように台車ではなく、小田急バス に乗って帰っていきました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
バス利用感謝デー2023 ― 2023年11月11日 19時02分42秒
1903年(明治36年)9月20日に、日本で最初のバスが京都市で営業運行されたことを記念して、9月20日の「バスの日」が制定されました。 今年は、バスが事業開始してから、120年になります。
今日、横浜赤レンガ倉庫となりの新港地区7街区で「バス利用感謝デー2023」というイベントが開催されていました。
写真右奥が横浜の観光名所、「横浜赤レンガ倉庫」です。
神奈川県内を走るバス車両の展示や、パネル展示、バスグッズ・キャラクターグッズ販売、記念スタンプ、乗車体験、お子様対象の運転席での写真撮影、おえかきコーナーなどのイベントが行われ、多くの人で賑わっています。
特に、各バス会社のバスグッズ・キャラクターグッズ販売コーナーには長蛇の列が出来ていました。
展示されていたバス(14車両)の一部です。
横浜市交通局 赤レンガバス
箱根登山鉄道 エヴァンゲリオン2号機 ラッピングバス
小田急バス きゅんた ラッピングバス (きゅんた は小田急バスのマスコットキャラクターのようです)
川崎鶴見臨港バス 連結バス「KAWASAKI BRT」
新カラーデザインの神奈中バス
神奈中では、バスのカラーデザインを順次変更していきます。
新しいデザインは工業デザイナー、カーデザイナーの奥山清行氏によるもので、これまでの神奈中の伝統を継承しつつ、ベースカラーは変更せずに色味を変更したということです。
各バス会社のマスコットキャラクターも大集合しました。
キャラクターについては、写真の整理が出来ていないのでまた明日。
お客さん達はキャラクターの名前を呼んでいましたが、私は全く分からないのであります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
横浜の「かばのだいちゃん」マンホール蓋 ― 2023年11月08日 17時23分42秒
横浜市役所の近く「北仲橋」を歩いていたら、みなとみらい21地区のビル群が描かれたマンホール蓋がありました。ムーミンもいます。
でも、よく見るとムーミンじゃありません。
全く知らなかったのですが調べてみると、“横浜市・環境創造局の水環境キャラクター「かばのだいちゃん」” だそうです。
マンホールカードも発行されています。
デザインマンホール蓋についての横浜市公式サイトはこちら。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
帆船日本丸の総帆展帆&満船飾 ― 2023年11月04日 12時02分00秒
昨日の横浜は快晴でしたが、地表に近いところにはスモッグのような空気の汚れがあり、富士山や丹沢山地は見ることができませんでした。
横浜みなとみらい21エリアです。
左の白く長い屋根は「JR桜木町駅」、その右の曲線のビルは商業施設コレットマーレ(Colette Mare)が入る複合ビル「ヒューリックみなとみらい」。少し飛ばして「横浜ランドマークタワーとランドマークプラザ」、同じようなビルが3棟連なる「クイーンズスクエア横浜」、その右は「横浜ベイホテル東急」です。 横浜ランドマークタワーの手前に帆船「初代日本丸」が係留展示されています。
昨日、帆船日本丸が総帆展帆&満船飾を行っていました。向こうのビルはランドマークタワーで、手前の芝生がある所は、横浜みなと博物館です。
総帆展帆(そうはんてんぱん)とは、帆船の全ての帆を広げることをいいます。 日本丸のセイル(帆)は全部で29枚あり、ボランティアの人たちの手によって、29枚全ての帆が広げられました。
昨日は祝日なので、同時に満船飾も行われました。
満船飾(まんせんしょく)は、船でお祝いのときに国際信号旗(船の通信に使用する旗)を掲揚することをいいます。日本丸では、船首から各マストの頂きを経て船尾まで国際信号旗を綴っています。
総帆展帆と満船飾は、単独で行われることはそれぞれ年に十数回ありますが、総帆展帆と満船飾が同時に行われるのは今年度は3回しかありません。昨日は今年度最後の「総帆展帆&満船飾」でした。
左のビルは「クイーンズスクエア横浜」、右に大観覧車「コスモクロック21」、右下の建物が「横浜みなと博物館」です。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
海上保安庁の巡視船「PLH03 さがみ」一般公開 ― 2023年11月03日 22時11分22秒
横浜ハンマーヘッドは、2019年10月31日に横浜の新港ふ頭にオープンした、客船ターミナルとホテル、商業施設、公園が一体となった複合施設です。
大きなクレーンは、「横浜ハンマーヘッド」という施設名の由来となったハンマーヘッドクレーンです。
11月1日~8日は「海と灯台ウィーク」で、横浜ハンマーヘッドが4周年を迎えたということから、今日と明日の2日間、「PLH03 さがみ」がここで一般公開されています。
一般公開には多くの人が列を作っていました。
近くで見るとかなり迫力があります。
「PLH03 さがみ」は、海上保安庁のヘリコプター1機搭載型巡視船です。
1979年10月に竣工し、「PLH03 おおすみ」として鹿児島海上保安部(第十管区)に配属されていましたが、2019年12月付けで横浜海上保安部(第三管区)へ配置替えになりました。
その後2022年2月に「PLH03 さがみ」と改名しています。
総トン数:3,100トン、全長:105.0メートル、幅:15.0メートルで、エリコンKD 35mm機関砲を単装しています。
船内から横浜港観光レストラン船「マリーンルージュ」が出航していくのが見えました。
ブリッジです。
白い矢印の所が今この船のいる場所です。(白い矢印は分かりやすい様に私が追加したものです)
この場所はヘリコプターの格納庫になります。
搭載しているヘリコプターは、「シコルスキー76D型」で、2015年3月「PLH03 おおすみ」に配属され、そのまま船と共に横浜にやってきました。 「るりかけす」という名が付けられています。
正面から見ると愛嬌のある顔をしています。 J1・川崎フロンターレの「ふろん太」くんみたいです。
「PLH03 さがみ」の一般公開は明日も開催されます。
11月4日(土)公開時間 10時~15時 ※最終乗船 14時30分
場所:新港ふ頭9号岸壁
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ブラックパール(Black Pearl) ― 2023年10月23日 06時14分28秒
横浜の新港中央広場で黒真珠のように輝く真っ黒な実が生っていました。
ナス目、ナス科、トウガラシ属の園芸品種の一年草で、「ブラックパール(Black Pearl)」という観賞用トウガラシです。見た目はまさにブラックパール(黒真珠)ですね。
初夏に紫色の花を咲かせ、8月頃に黒い実をつけます。実は艶のある黒色から熟するにしたがって赤くなっていきます。
赤い実はだんだんとシワシワ(皺皺)になっていき、中にはトウガラシのように種が入っています。
美味しそうな実ですが、食べるとやっぱりトウガラシ(唐辛子)なので辛いそうです。
私は食べていません。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
ホウジャク(蜂雀) ― 2023年10月21日 08時36分05秒
横浜赤レンガ倉庫近くの「新港中央広場」でホウジャクが飛んでいました。
ホシホウジャク(星蜂雀)という種類だと思います。赤い花は「ペンタス」です。ペンタスは赤の他に白、ピンク、紫の花色があります。
ホシホウジャク(星蜂雀)は、チョウ目、スズメガ科、ホウジャク属の昆虫で、ガ(蛾)の一種になります。
スズメガ(雀蛾)の仲間で蜂に擬態したような色をしているので、「蜂雀(ホウジャク)」という名が付いたようです。
ホバリングしながら蜜を吸っている姿には、蛾とは思えない美しさがあります。
コスモスの花にもやってきました。
この花は八重咲きのコスモスで、「ダブルクリック」という種類です。パソコンのマウスの操作方法みたいですね。
よく見かける似た虫に「オオスカシバ」というのがいますが、翅が透明で体が薄いウグイス色をしているので、区別ができます。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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