横浜港のミゲル・キース (USS Miguel Keith, ESB-5) ― 2025年04月18日 16時40分55秒
昨日横浜港に行ったら、米軍接収地である横浜ノース・ドックに巨大な船が停泊していました。
下の写真、左に見えるアメリカ海軍の音響測定艦「インペッカブル (USNS Impeccable, T-AGOS-23)」と比べてもその大きさが分かります。
この船は米海軍のルイス・B・プラー級遠征海上基地「ミゲル・キース (USS Miguel Keith, ESB-5) 」です。
ルイス・B・プラー級遠征海上基地とはアメリカ海軍の遠征海上基地の艦級で、艦種としては遠征移送ドックになります。ヘリコプター甲板や指揮通信施設を持ち、前進基地としての機能を担います。人道支援や災害支援にも対応しています。
米軍のMSC(Military Sealift Command:軍事海上輸送司令部)に属する艦船です。
同型艦は就役中と発注済を含めて5隻で、「ミゲル・キース (USS Miguel Keith, ESB-5) 」はその3番艦にあたります。2021年に就役しました。
排水量はフル積載で約100,000ロングトン(約90,000ショートトン)、全長239.3m、最大幅50mです。
「ミゲル・キース (USS Miguel Keith, ESB-5) 」はグアムを母港として、東アジアや東南アジア周辺で活動しており、岩国や佐世保、ホワイトビーチ(沖縄)には、これまでも頻繁に出入りしていました。
昨年11月から三菱重工横浜製作所本牧工場にて整備工事を行っていたようなので、それが終了したのかもしれません。
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バイキング・ビーナス横浜へ初入港 ― 2025年04月17日 20時44分20秒
バイキング・ビーナスが、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)に停泊していました。
横付けしている黒い船は小型タンカーで、バンカーという客船に給油をする作業をしています。
昨日の22時30分頃着岸し、明日20時頃に離岸する予定です。
手前に伸びているのは、「象の鼻」と呼ばれる防波堤です。横浜港開港時に東波止場(イギリス波止場)として建設された突堤が復元され、現在は「象の鼻パーク」という公園の一部になっています。
向こう側が大さん橋で、その向こうに横浜ベイブリッジが見えます。
バイキング・ビーナス(VIKING VENUS)は、スイスのバーゼルに本部を置くバイキング・クルーズが運航する外航クルーズ客船です。
総トン数47,842トン、全長228.3m、全幅28.8mです。乗客定員930名に対して乗組員550名で行き届いたサービスが行われています。
船籍はノルウェーで、母港はノルウェー西海岸のベルゲン(BERGEN)になります。2021年に就航した、比較的新しい船です。
船首の上に横浜みなとみらい21地区の高層ビル群が並びます。
船尾の清掃をしていました。
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ダイヤモンド・プリンセス(DIAMOND PRINCESS) ― 2025年04月16日 16時16分16秒
ダイヤモンド・プリンセスが横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)に停泊していました。
今朝6時過ぎに接岸したようです。写真左端の橋は横浜ベイブリッジです。
よこはま花と緑のスプリングフェアが開催されている山下公園の花壇の向こうに、ダイヤモンド・プリンセスが見えます。
大さん橋に接岸しているダイヤモンド・プリンセスです。船首の向こうにみなとみらい21地区の高層ビル群が並んでいます。
ダイヤモンド・プリンセス(DIAMOND PRINCESS)は、アメリカに本社を置くプリンセス・クルーズが運航する外航クルーズ客船で、三菱重工業長崎造船所で建造された日本生まれの大型客船です。
総トン数:115,875トン、全長:290m、全幅:37.5mで、乗客定員は2,706人、乗組員は1,238人で運航されています。
2013年5月に横浜へ初入港した時は、真っ白な塗装でした。
2020年1月20日に横浜を出航した本船の乗船客から新型コロナウィルス(COVID19)感染者が見つかり、横浜の大黒ふ頭で長期の検疫体制に入ったことで、新型コロナと本船の名は日本中で広く知られることになりました。
船籍はイギリス(グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国)で、母港はその首都ロンドンになります。 船尾には「 LONDON 」と記されています。
大さん橋のガラス壁面に大きく船影が映っていました。
スタッフが船体の清掃をしています。
太陽の光を浴びて、きれいな虹が出来ていました。 虹を見ると、ちょっと幸せな気分になります。
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横浜みなとみらい・さくら通りの桜 ― 2025年04月05日 18時42分54秒
横浜に初入港「AZAMARA PURSUIT(アザマラ・パシュート) 」 ― 2025年04月05日 15時25分25秒
今朝6時20分頃、「AZAMARA PURSUIT(アザマラ・パシュート) 」が入港してきました。横浜へは初入港になります。
上空を羽田空港に向かう飛行機が飛んでいきます。
まるで計算したかのような逆光で、船は完全にシルエットになってしまいました。
右側の、ハンマーヘッドクレーンがある「新港ふ頭客船ターミナル(横浜ハンマーヘッド)」に接岸します。
きらきらと輝く水面の中を、スタンドアップパドルボード(SUP)が横切っていきました。
「AZAMARA PURSUIT(アザマラ・パシュート) 」は、アザラマ・クラブ・クルーズが所有するクルーズ客船です。
2001年に就航した当時は「R8(アール・エイト)」という船名で、その後運用会社が変わるたびに「ミネルヴァII」、「ロイヤル・プリンセス」、「アドニア」と船名が変わり、2018年から「アザマラ・パシュート」になりました。
総トン数:30,277トン 、全長:181.00m、幅: 25.46mで、 乗客定員は702名 、乗組員は408名です。
船籍はマルタ共和国、母港はその首都であるバレッタになります。
カップヌードルミュージアムパーク(新港パーク)のソメイヨシノが満開になっていました。
アザマラ・パシュートは、明日19時頃に横浜を出航し、東京、青森、秋田、新潟、金沢、境、釜山、 長崎、小倉、広島、高松、神戸へとクルーズします。
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見つめられて ― 2025年04月03日 11時44分12秒
赤レンガ倉庫横の源平桃(花桃) ― 2025年04月01日 20時25分25秒
横浜・赤レンガ倉庫の横で源平桃が満開になっています。
源平桃(ゲンペイモモ)は、1本の木に白、赤、白と赤の絞り(色が入り混じったもの)と、三色の花を咲かせる花桃(ハナモモ)の一品種です。
紅白の花が咲き乱れる様子を源平合戦(治承・寿永の乱)に例えて、この名が付いたと言われています。
この木は赤と白に分かれて見えますが、1本の木です。
年によって花の色は決まっておらず、白い花が多かったり、赤しか咲かなかったり、様々です。
その年によって、源氏(白)が勝つか平家(赤)が勝つか、楽しみでもあります。
赤と白、フィフティーフィフティーに咲き分ける二刀流の花もあります。
バラ目、バラ科、サクラ属(スモモ属)の落葉低木で、原産地は中国です。花を観賞するために観賞用のハナモモとして改良が行われるようになったのは江戸時代に入ってからです。花つきが良く美しいため、庭木などによく利用されています。
花色は赤というよりも濃いピンクという感じですが、淡いピンクの花もあります。
源平桃は「桃(モモ)」という名が付いていますが、実(じつ)は実(み)は小さくて食用にはなりません。
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AIDA STELLA(アイーダ・ステラ)横浜初入港 ― 2025年04月01日 17時06分20秒
今朝9時過ぎに「AIDA STELLA(アイーダ・ステラ)」が横浜に初入港しました。
今日は朝から冷たい雨が降っていて、時々みぞれのようなものが混じっていました。
横浜ベイブリッジも雨に霞んでいます。
赤灯台の横を通っていきます。向こうの200mの高さがある2本の煙突も雨に煙っています。
「AIDA STELLA(アイーダ・ステラ)」は、ドイツ・ロストックに本社を置くアイーダ・クルーズが運航するクルーズ客船です。
船首に「ブルーのアイシャドーの大きな瞳」と「微笑む真っ赤な唇」が描かれたインパクトのある船容が特徴的で、カジュアルで肩の凝らないクルーズが人気の船です。
横浜ランドマークタワーの上の部分が、雲の中に入って見えなくなっていました。
横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)に着岸しました。正面から見ると、ちょっと不気味です。
「AIDA STELLA(アイーダ・ステラ)」は、総トン数:71,304トン、全長:253.26メートル、全幅:32.20メートルで、乗客定員は:2,194人、乗組員数は620名です。
2013年に竣工し、船籍はイタリア、母港はジェノヴァです。
ファンネルに描かれた、「AIDA(アイーダ)」のロゴが、おもちゃ屋さんみたいで、かわいいですね。
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ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜) ― 2025年03月31日 20時42分22秒
帆船日本丸の横で、横浜緋桜が満開になっています。
白っぽい花色の桜は大島桜です。紅白並んで咲いていました。
横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ)は、横浜市港北区在住の園芸家により、カンヒザクラ(寒緋桜)と、ケンロクエン クマガイ(兼六園熊谷)というオオシマザクラとタカネザクラの交雑種を交配してつくられたサクラです。
カンヒザクラの特徴的な緋色と、ケンロクエン クマガイの花形の良さを兼ね備えています。
スズメがやって来て、花を千切りまくっていました。
ヒヨドリも数羽やってきました。ヒヨドリがいると、いじめられるのでメジロは寄り付きません。
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RIVIERA(リビエラ)が横浜に入港 ― 2025年03月31日 17時32分23秒
今朝6時半頃、2月中旬の寒さと言われる極寒の中、大型クルーズ客船「リビエラ」が横浜港に入港してきました。「冬のリヴィエラ」です。
横浜ベイブリッジの下を通ってきます。遠くを羽田空港に着陸する旅客機が飛んでいきます。
りビエラを歓迎するかのように、船上に「天使の梯子(薄明光線)」が降り注ぎました。
RIVIERA(リビエラ)はOCEANIA RIVIERA(オーシャニア・リビエラ)とも呼ばれ、オーシャニア・クルーズ社(米国)が運航する大型クルーズ客船です。横浜への初入港は昨年3月19日でした。
「Riviera(リビエラ / リヴィエラ)」とは、もともとイタリア語で海岸や湖岸、岸壁を意味する言葉ですが、フランスからイタリアにまたがる地中海沿岸地方のリゾート地としても広くその名を知られています。
リビエラは、総トン数:66,172トン、全長:240.16m、全幅32mで、乗客定員は1,238名、乗組員数は800名です。
日本の飛鳥Ⅱより、ふた回りほど大きく見えます。
左の橋は横浜ベイブリッジ、右に本船が着岸する「横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)」の名の由来となった、ハンマーヘッドクレーンが見えます。
本船の船籍はマーシャル諸島共和国で、その首都マジュロ(Majuro)が母港になります。
乗組員がラットガード (もやい綱を伝ってネズミ等が侵入するのを防ぐ板) を取り付けていました。
明日の17時頃出航する予定になっています。
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