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ショウリョウバッタ?ショウジョウバッタ?2009年11月16日 01時41分02秒

ショウリョウバッタ
         ©2006coryこの写真の著作権はcory氏にある為、転載禁止

新型インフルエンザ罹患の為、只今軟禁中。
外に出たいなぁ・・・と、花の写真などネットサーフィンしていたら、coryさんの写真が目に留まりました。ショウリョウバッタです。

先日、あるTVのクイズ番組でこの写真の生き物が何かという質問があり、回答者が「ショウジョウバッタ」と答えたら不正解でした。
私も「ショウジョウバッタ」だと思っていて、それからず~~と疑問に思っていた生き物であることを思い出してしまいました。

私は名古屋生まれで、徳島、伊丹(兵庫県)、高松、因島(広島県尾道市・瀬戸内海の島)と、中学3年の時横浜へ来るまで東の方へは来たことがないので、「ショウジョウバッタ」と言うのは、西の方の方言かも知れません。
でも、生まれてからずっと川崎市民(関東です)の息子にこの写真を見せたら「ショウジョウバッタだ」と言いました。(私が教えた記憶はありません。・・・たぶん)

子供の頃には「キチキチ」とか「コメツキバッタ」とも呼んでいました。
「ショウジョウバッタ」は「賞状バッタ」だと思っていました。後ろ足をつかんだ時にする身体を縦に振る「コメツキ」動作が、賞状を貰う時の姿に思えたからです。なんだか、オスは燕尾服を着たスマートな紳士みたいだし。
でも、全然違いましたね。

正式和名の「ショウリョウバッタ」は「少量バッタ」かと思ったら、これも違いました。「精霊バッタ」と書くそうです。旧盆(8月)の頃に現れて、精霊流しの船に似ているからだそうです。
関西でも関東でも結構よく見かけるので「少量」なわけないですね。むしろ「大量」ですね。

あれ?別名「ショウジョウバッタ」とも言うそうです。
ウィキペディアによると、オスメスの性差が非常に大きく、別の名前が付くくらい違って見えるので「天と地ほども違う」という意味の「霄壤」から、ショウジョウバッタ(霄壤バッタ)と呼ばれる。とある。
「ショウジョウバッタ」は「当たらずとも外れず」でしたけど、「賞状バッタ」はやっぱり大ハズレでしたね。

余談ですが、ウィキペディアに載っている写真もcoryさんの撮った写真でした。

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