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沼津魚がし鮨 ららぽーと横浜店2012年01月04日 23時57分58秒

ちょっと遅いお昼ご飯を食べようと、「沼津魚がし鮨ららぽーと横浜店へ入った。
この店は回転寿司ではなく流れ鮨といって、タッチパネルで注文した物を注文に応じて握って、ベルトで流すか板前さんが手渡ししてくれる。
回転寿司と違って握ったものをすぐに出すので「しゃり」が冷えていなくて美味しく食べられる。

まぐろ3種握り 500円(写真は2人前) 赤身は大きいけど、大トロはやっぱり小さいな・・・
まぐろ3種握り

カラスカレイのえんがわ 380円(写真は2人前) えんがわ大きくて美味しい!
えんがわ

生さば 400円 本当に生って感じ。他店ではシメサバっぽいのが多いのに、絶品!
生さば

地あじ食べ比べ3種 520円 生とかあぶりとか3種類のあじ(味)が楽しめる。
地あじ食べ比べ3種

穴子1本握り 440円 穴子が大きすぎてしゃりが見えません。
穴子1本握り

今日のお奨めだという白子の天ぷら 680円 白子の味もしっかり。
白子の天ぷら

他に、かんぱち 340円、石垣鯛 380円、帆立貝 380円、はた 480円、しまあじ 380円、ぼたん海老 880円などを食す。
ガリとあがりは無料。

今日は息子と一緒なので運転手付きで、ビールが飲める。うれしい。
生ビール中ジョッキ タイムサービスで300円を2杯。

雲竹斎の今日のうんちく
あけましておめでとう!雲竹斎じゃ。クモタケサイじゃないぞ。ウンチクサイじゃ。

寿司屋では「しゃり」とか「あがり」とか「ガリ」とか専門用語の様な言葉を良く使うのう。

アガリ(上がり)はお茶の事じゃ。昔の遊郭の言葉じゃが、今でも料理屋などで使っておる。
客の付かない遊女や芸者が暇を持て余している事を「お茶を挽く」と言った為、「お茶」という言葉を使わずに客があがるという縁起を担いで「上がり花」と言ったんじゃ。

オアイソ(お愛想)これは板前が客に対して「お勘定のことなどお伺いしまして、さぞかし愛想の悪いこととは思いますが」という意味で使った言葉じゃから、客が「オアイソ」とは本来言わないんじゃな。「お勘定」でいいんじゃ。

シャリ(舎利)は酢飯の事じゃが、語源はサンスクリット語じゃと言われておる。「米」を意味するシャーリ(zaali)からという説と、「遺骨」「遺体」を意味するシャリーラ(zariira)を語源とする、主に仏や聖者の遺骨「舎利(仏舎利)」と形が似ているからという説があるんじゃ。

ガリは食感がガリガリする、甘酢に漬けた生姜の事じゃな。

その他にも
アニキ(兄貴)=先に仕込み準備をした食材の事。
オテショ(御手塩)=醤油などを入れる小皿。
カッパ(河童)=キュウリ。
ガレージ=シャコ。これは車庫からきた駄洒落じゃな。
キヅ(木津)=カンピョウ。昔は関西がカンピョウの主な産地だったんじゃ。摂津国(大阪市)木津でカンピョウ生産が盛んだったようじゃ。
ギョク(玉)=玉子焼きや出汁巻き玉子の事じゃ。玉の音読みじゃな。
クサ(草)=決して臭い訳じゃないが、海苔の事じゃな。
グンカン(軍艦)=軍艦巻の事じゃな。形が軍艦に似ておるからのう。
サビ=ワサビ(山葵)を省略しただけじゃ。錆じゃないぞ。ナミダ(涙)とも言うのう。
ツメ(詰め)=煮詰めの略じゃな。上の写真の穴子にかかっておるのがそれじゃ。
ネタ=魚や貝など、寿司の食材じゃな。種(タネ)の逆さ読みじゃ。芸能人じゃ無いのにのう。
バラン(馬蘭)=ハラン(葉蘭)とも言う。仕切りや飾り付けに使う植物の葉の事じゃ。
ムラサキ(紫)=皆知っておるのぅ。醤油の事じゃ。語源はいろいろ有ってのぅ。
ムラチョコ=ちょこっとムラムラっと来たんじゃないぞ。ムラサキのオチョコ。醤油皿じゃ。
ヤスケ(弥助)=寿司の事。浄瑠璃の「義経千本桜」劇中で、平維盛が源氏の追っ手から匿われ、寿司屋の手代「弥助」を名乗った事からきておるんじゃの。
ヤマ(山)=「無し」。ネタ切れということじゃ。
これでワシの話も「ヤマ」じゃ。
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