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六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」Vol.42013年10月03日 12時54分41秒

六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」《無題》
六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」《無題》
アニメーション映像をプロジェクターを使ってヘルメット内部に投影しています。

森 千裕 《粉末予想》 2013年
六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」《粉末予想》

森 千裕 《六大学の墓》 2013年
六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」《六大学の墓》

下道 基行 《戦争のかたち》 2001-2005/2012年

2001年から2005年にかけて制作された《戦争のかたち》シリーズでは、トーチカ、砲台、掩体壕、兵器試験場など全国各地の戦争の遺構73件が図面と解説と共に分類・整理されています。駐車場や倉庫などに用途変換され、あるいは無用の長物として放置されている遺構は、現代から見る「戦争のかたち」だと解説されています。
六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」《戦争のかたち》
その中から戦闘機格納庫「掩体壕(えんたいごう)」が用途変換されて現代でも活用されている「戦争のかたち」です。
博物館   農作業場
農業倉庫  看板
として利用されています。

掩体壕(えんたいごう)の構造図も添えられています。
戦争中は戦闘機を敵の攻撃から守るために、このような格納庫に入れていたんですね。
六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」《戦争のかたち》

今年開館10周年を迎えた森美術館は、六本木ヒルズ・森タワーの最上階(53階)、地上高約230mにある天空の美術館です。
薄地のカーテンに覆われた窓からは東京スカイツリーが望めました(一番右の窓)。

菅 木志雄 《間連空 Linked Space》 2013年
六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」《間連空》
両端をセメントの塊で支えられたワイヤーがアーチ状に空間に立ち上がっています。
それがいくつも連なり、隣接するアーチ同士が交差することで連関性を象徴し、またそれらが全体として円形に配置されることで万物の循環や連続性を連想させます。
線、カタチ、空間の関係性、見る角度によって変化する可変性、流動性などを私たちに意識させます。
(上の文章は解説文より引用しました)

プロジェクトFUKUSHIMA!》 2011年~
六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」《プロジェクトFUKUSHIMA》

《ジャガーノート》(ビデオ) 2009年 
《トリロン》 2013年
六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」《トリロン》《ジャガーノート》
ジャガーノート=圧倒的な破壊力を意味します。
トリロンは3面のパイロンの意味で名づけられた言葉で、1939年のニューヨークワールドフェアのシンボル的な建造物でもありました。

トリロン、麻雀用語のトリロン(トリプルロン)の事ではないと思います。


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