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ボストン美術館 北斎2014年10月09日 19時22分17秒

上野の森美術館で開催されている「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」に行ってきました。
上野の森美術館
上野の森美術館は上野公園(都立上野恩賜公園)の中にあります。
上野公園といえば、ここでデング熱に感染した可能性のある2人目の患者が確認されたと、2日前に発表されたばかり。
蚊に刺されない様に厚めの長そでのシャツを着て、ジーンズもスリムやスキニーの様に肌に密着しやすいものは避けてストレートにしました。

上野のお山を歩いていると、ほっぺたの頬骨の辺りにチクッと不快感が・・・慌ててほっぺをたたくと、手に血だらけの蚊が潰れているではありませんか!
ヤッ、ヤバイ!デング熱に罹ってしまう!
でも、これがデング熱の病原菌を持っている蚊だとしたら、世間のデング熱の感染源を1つ潰したことになります。やったぁ!とテングになって美術館に入っていった私であります。
ボストン美術館 北斎
ボストン美術館は、アメリカ独立100周年にあたる1876年に開館した歴史ある美術館です。
日本美術の収集にも力を入れ、浮世絵だけでも約5万点をコレクションしているといいます。
約120年前の1892年から93年にかけて、世界初の本格的北斎回顧展といえる「北斎と一門展」を開催しています。

葛飾北斎(1760~1849)は、20歳の頃(江戸時代後期)に浮世絵師として画界に登場してから90歳で没するまで、浮世絵の範疇に留まることなく常に新たな分野に挑み、多彩な作品を描き続けた画人です。
「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」では、役者絵に始まり、代表作の「富嶽三十六景」や「諸国瀧廻り」「百物語」「花鳥画シリーズ」などを年代順に題材や様式などに分けて、ボストン美術館の世界屈指のコレクションの中から、葛飾北斎に関する選りすぐりの作品約140点が展示されています。

版画を刷る為の道具の展示や、版画が刷り上がるまでの過程を「富嶽36景 凱風快晴」を例に工程毎に説明したりしていますので、小中学生の美術の勉強にもなります。
浮世絵といえば春画も飾られているんじゃないかと期待、いや、心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、「浮世絵」展ではなく「北斎」展ですので春画はありません。安心してお子さんと一緒に鑑賞することが出来ます。

会期は9月13日(土)~11月9日(日)
開館時間は10時~17時(金曜日は20時)
休館日は9/16(火)、9/29(月)、10/6(月)、10/14(火)、10/20(月)、10/27(月)
観覧料金は 一般1500円 高大生1200円 小中生500円です。
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