村上隆の五百羅漢図展 ― 2015年11月10日 10時03分47秒
今回の展覧会は、主に村上隆の近年の活動を紹介するもので、2011年の東日本大震災を機に仕上げられた高さ3メートル、 全長100メートルもの超大作「五百羅漢図」(2012年)を中心に、大型の彫刻作品や抽象絵画作品なども含めて構成されています。
「たんたん坊:a.k.a.ゲロタン:倫廻転生」 2015年 アクリル 金箔 プラチナ箔 カンヴァス
「死の淵を覗き込む獅子」 2015年 アクリル 金箔 プラチナ箔 カンヴァス アルミニウム
「この世の無常を喰ろうて候」 2015年 アクリル 金箔 プラチナ箔 カンヴァス アルミニウム
「その手に触れる異次元」 2015年 アクリル プラチナ箔 カンヴァス アルミニウム
「手と手を繋げよ」 2015年 アクリル プラチナ箔 カンヴァス アルミニウム
「五百羅漢図」(部分) 2012年 アクリル キャンバス 板にマウント 302 x 10,000cm 個人蔵
「玄武(げんぶ)」
玄武は北方をつかさどる神獣です。足の長い亀と蛇が合体した姿をしています。この作品の画中には直接描かれてはいませんが、中央部の霊山が亀、その右側の蜃(しん)が蛇のイメージの代わりになっています。
ほぼ全体を撮影していますので、かなり横に長くなっています。画像をクリックして、スクロールしてご覧ください。
「白虎(びゃっこ)」
白虎は西方をつかさどる神獣です。
画面中央右寄りの岩の上に鎮座しています。このパートでは220人を超える羅漢が描かれています。
「青竜(せいりゅう)」
青竜は東方をつかさどる神獣です。
タイトルロールの青竜は画面中央左寄りに大きく描かれています。
「朱雀(すざく)」
朱雀は南方をつかさどる神獣です。画面中央に大きく描かれています。手塚治虫の「火の鳥」のイメージも加味されているという事です。
こちらもほぼ全体が写っていますので、画像をクリックして、スクロールしてご覧ください。
「Dragon Heads-Gold」 2015年 金箔 カーボンファイバー グラスファイバー
「欲望の炎-Gold」 2013年 金箔 カーボンファイバー
「萌える人生を送った記憶」 2015年 アクリル カンヴァス アルミニウム
「萌える人生を送った記憶(部分)」
会場出口には白虎と青竜の巨大ぬいぐるみが置かれていて、一緒に記念撮影が出来ます。
白虎くん、かなりのブサカワです。
開催場所:森美術館(六本木ヒルズ・森タワー53階)
開催期間:2015年10月31日(土)~2016年3月6日(日)
開場時間:10:00~22:00
※但し、11月3日(火・祝)は22:00まで。
※火曜は17:00まで。
※入館は閉館30分前まで。
※但し、11月3日(火・祝)は22:00まで。
※火曜は17:00まで。
※入館は閉館30分前まで。
入館料:一般 ¥1,600、高校・大学生 ¥1,100、4歳~中学生 ¥600 すべて税込。
※展望台 東京シティビュー、スカイデッキへは別途料金がかかります。
※展望台 東京シティビュー、スカイデッキへは別途料金がかかります。
最近のコメント