一億円トイレ&目黒雅叙園「和のあかり×百段階段 2016」 Vol.9 ― 2016年08月01日 16時21分21秒
目黒雅叙園で開催されている
アートイルミネーション 「和のあかり×百段階段」展 2016 ~日本の色彩、日本の祭り~
に続いて、Vol.9、目黒雅叙園内の百段階段以外の無料ゾーンの展示です。
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「目黒雅叙園の建物の特徴は装飾の破格の豪華さにある。黒漆に蝶貝をはめ込んだ螺鈿(らでん)、色鮮やかな日本画と浮彫の彫刻、手の込んだ組子をもつ建具、さらに国の内外から集められた銘木というように、豪華な装飾によって目黒雅叙園の建物は全体が埋め尽くされている」(初田亨・元工学院大学教授)と言われるように、館内のエレベーターにも見事な螺鈿細工が施されています。
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カフェラウンジからは、咲き誇る季節の花々の向こうに流れる滝や、池に錦鯉が泳ぐ庭園を眺める事が出来ます。
滝壺の奥から景色を見る事が出来る、裏見の滝です。滝の裏側からラウンジ側を眺めてみました。
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通路には、アートイルミネーション 「和のあかり×百段階段」展 2016 ~日本の色彩、日本の祭り~の展示物が並びます。
北海道函館市の「南かやべひろめ舟祭り」
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8月6・7・8日に開催される、宮城県仙台市の「仙台七夕まつり」
8月3日の花火大会に続いて8月4日から8日に開催される、青森県五所川原市の「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぶた)」。
「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぶた)」は、「青森のねぶた」、「弘前ねぷた」と並ぶ青森三大佞武多の一つで、高さが最大で20mを超える山車の壮大な運行が魅力のお祭りです。
目黒雅叙園のもう一つの名物に、俗に言う「一億円トイレ」、「再現化粧室」があります。
技を凝らした造作、華麗な漆芸、鮮やかな朱塗りの橋など、旧目黒雅叙園の化粧室を再現している
この化粧室の入口では螺鈿細工という豪華絢爛な伝統工芸が来室者を迎えます。
女・男のトイレマークが無ければ、誰が見てもトイレとは思えません。もちろん、普通にトイレとして使用する事が出来ます。
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化粧室内部の天井を埋め尽くす、扇面に描かれた美人画や花鳥画。金箔が惜しげもなく使われています。
化粧室の中に川が流れ、橋が架かっています。なんじゃこりゃ~!と、びっくりしてしまいます。
個室のドアは朱色に塗られ、螺鈿細工が施されています。
個室に入ってみました。個室の窓も組木細工になっていて、柔らかい光が射しこんできます。
開催会場:目黒雅叙園・百段階段
開催期間:2016年7月1日(金)~2016年8月28日(日)
鑑賞時間:【日曜日~木曜日】10:00~18:00(最終入館17:30)
【金曜日・土曜日】10:00~19:00(最終入館18:30)
入場料金:一般1,200円、学生600円、小学生以下無料 ※全て1名料金(税込)
次回は、目黒雅叙園「和のあかり×百段階段 2016」最終回、森のカフェバー「Cafe&Bar 結庵」でのランチです。
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