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デトロイト美術館展2016年10月11日 18時01分08秒

東京・上野の、上野の森美術館で「デトロイト美術館展」が始まりました。
デトロイト美術館展
9時30分の開場と同時に多くの人が鑑賞しています。
デトロイト美術館展
クールベ、ピサロ、ドガ、ルノワール、カロリュス=デュランなど『印象派』や、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホなど『ポスト印象派』といわれる画家たち、カンディンスキーなど『20世紀のドイツ絵画』、マティス、ルオー、ピカソ、モディリアーニなど『20世紀のフランス絵画』と、4つの章で構成されて、ヨーロッパ近代絵画の顔ともいうべき巨匠たちの、厳選された名画52作品が展示されています。

海外の多くの美術館では来館者による写真撮影が許可されていますが、日本の美術館で写真撮影が許可されている美術館は殆どありません。
今回の「デトロイト美術館展」では、展示されているすべての作品の写真撮影が月曜日・火曜日に限り許可されています。(動画、三脚、フラッシュ不可。一部はSNSをはじめ不特定多数への公開禁止)

ピエール・オーギュスト・ルノワール「座る浴女」
ピエール・オーギュスト・ルノワール「座る浴女」
ルノワールは同じようなポーズの浴女を複数描いていますが、唯一完全な全身像が描かれたルノワールの代表作の一つです。
“本物”の魅力は写真や印刷物では味わえませんが、たくさんの人がスマホ等で写真を撮っていました。

カロリュス=デュラン「喜び楽しむ人々」などを見ながら喜び楽しむ人々。
カロリュス=デュラン「喜び楽しむ人々」

フィンセント・ファン・ゴッホ「自画像」
フィンセント・ファン・ゴッホ「自画像」
ゴッホは自画像を多く描いています。
10月8日から12月18日まで東京都美術館で開催されている「ゴッホとゴーギャン展」でも、「自画像」、「パイプをくわえた自画像」、「パイプと麦わら帽子の自画像」と、タッチの違う自画像が展示されています。

アメデオ・モディリアーニ「女の肖像」
アメデオ・モディリアーニ「女の肖像」
楕円形の顔と長い首、顔は僅かに傾いてアーモンド形の目をした女性像。一目でモディリアーニと分かる作品です。

アンリ・マティス「ケシの花」
アンリ・マティス「ケシの花」
マティスはしばしば意図的に立体感を消して物同士がまるで同じ平面上に並ぶか重なっているかのような描き方をします。背景の四曲の屏風や花瓶の絵に、花瓶に生けられた花の一部がとけ込んでいます。

デトロイト美術館展」開催概要
開催場所:上野の森美術館
開催期間:10月7日(金)~2017年1月21日(土)
休館日: 10月21日(金)
入場料金: 一般 1,600円、高校・大学生 1,200円小・中学生 600円
開室時間:午前9時30分~午後4時30分
  ※但し、毎週金曜日、10月22日(土) は午前9時30分~午後8時 入館は閉館の30分前まで
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