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お味見2019年02月14日 11時40分19秒

ちょっと味見を・・・
シセンレッサーパンダ
舐めてみよっかなぁ~
シセンレッサーパンダ
美味いど~~~!
シセンレッサーパンダ

夢見ヶ先動物公園のシセンレッサーパンダ、ファファ(オス)です。

腹腔鏡下胆嚢摘出術2019年02月14日 14時02分05秒


飛行機雲

会社で昨年秋に受けた健康診断のエコー(超音波検査)で、胆嚢(たんのう)にポリープが見つかりました。

既に15年以上前から胆嚢結石(胆石)があったのですが、一般的に経過観察という方法を取るということで、ほぼ放置状態でした。(健康診断で毎年エコー検査はしていましたが)

今回も、経過観察か手術かという選択でしたが、胆石も胆嚢ポリープも1cm位あるということなので、ポリープが悪性になる(又はすでに悪性である)可能性や、胆石で突然強烈な痛みを味わうかもしれない恐怖に怯えながら生きていくより、この際すっきりした方がいいと考えて胆嚢摘出手術を選びました。
自覚症状も何も無く元気に生活しているのに、なんだかな~って感じですが、「手術」です。

胆嚢って、取ってしまっていいの?
胆嚢には肝臓で作られた胆汁を貯蔵、濃縮して必要な時に出すという、きちんとした役割があるので取らないに越したことはありませんが、無くても日常生活に支障をきたすようなことは無いといいます。ただ、脂っこいものを大量に食べ過ぎると下痢をしたりということはあるようです。「天下一品」のこってりラーメン、食べても大丈夫かなぁ・・・
それよりも、胆石ができてしまうような胆嚢は、もはや胆嚢という臓器として正常に機能していない可能性もあり、石やポリープだけ取ってもまた同じ症状が出てしまう可能性が高いといいます。
だから、胆嚢ごと取っちゃうんです。

術式は「腹腔鏡下胆嚢摘出術」。
「ふくくうきょうか たんのうてきしゅつじゅつ」。滑舌の悪い私にははっきり発音することが出来ません。
お医者さんは「ラパコレ」とか「ラパタン」とか言うそうです。
腹腔鏡下胆嚢摘出術= Laparoscopic cholecystectomy (ラパロスコピック コレシステクトミー)を略して「ラパコレ」。 「ラパタン」のタンは胆嚢のタンのようです。

手術方法を簡単に言えば、おへその下辺りに1cm位の穴と、その周り上の方に3ヶ所ほど小さめの穴をあけ、そこから内視鏡(腹腔鏡)を入れて胆嚢を取り出すという手術です。

言うのは簡単だし私は全身麻酔で寝ているだけなので私が頑張る事は何もないのですが、先生には頑張ってもらわないといけません。
私自身は手術後の方が大変そうです。

手術時間は手術室に入ってから出てくるまでで約2時間だそうです。
通常は2泊3日で退院できるようですが、私の場合は明日金曜日に手術をして退院予定日が日曜日になるので、もう一泊して月曜日に退院の予定です。
状態により術中に開腹手術に切り替える可能性もあるので、その場合は入院がもっと長くなります。

入院中は、病院内写真撮影不可なので写真はアップできませんが、経過報告が出来れば嬉しいです。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

入院時に準備するもの2019年02月14日 16時23分42秒

シジュウカラ ・・・・私はとっくに過ぎたけど (T_T)
シジュウカラ(四十雀)

明日から入院するにあたり、必要なものを準備しなくてはいけません。
病院で貰ったリストは目的ごとにばらばらで、まとまって書かれていないので、まとめてみました。

◎手続きに必要な物
  健康保険証
  診察券
  印鑑(認印可)
  入院申込書
  入院保証金(私の場合は現金で3万円)
  限度額適用認定証(病院で退院時に支払う金額が抑えられます。利用する場合のみ)
  有料病床利用同意書(利用する場合のみ)
  医療保険や傷病手当申請などで必要な書類(必要な場合のみ)
  入院費等支払い用クレジットカード(クレジットカード利用の場合)

◎手術に必要な物
  バスタオル1枚 (当院では術中に使ったり、術後は枕代わりに使ったりするそうです)

◎生活で必要な物
  ※日用品は通常、病院の売店でも売っています。
  着替え(下着のシャツ・パンツ、靴下等 2~3組)
  寝衣 ※前開きのもの (ほとんどの病院では貸し出しがあります)
  かかとの有る室内履き(履きなれているもの)
  洗面用具(歯磨き用品、石鹸、シャンプー、ブラシ、ひげそり等)
  タオル(大・小 各2~3枚)
  箸、スプーン、フォークなど、食事の時必要な物
  コップ・湯飲み・マグカップ等(フタ付きで割れない素材が良いと思います。)
  ティッシュペーパー
  時計(小さい旅行用のものがあれば便利)
  メガネ・コンタクト用品(使用していれば)
  イヤホン(テレビを見る場合。 3メートル位の長い物)
  洗濯用洗剤(長期の場合)
  現金(千円札や小銭があると便利です。防犯上高額にならないように)
  
◎その他
  おくすり手帳
  現在飲んでいる薬

◎必需品ではないのですが、あると便利な物もリストアップしてみました
  スマホ・携帯電話、充電器(現代では必需品かもしれません)
  テレホンカード(持っている人の方が少ないかも・・・)
  Suicaなど電子マネー(売店などで使えれば)
  上から羽織るカーディガンの様な物やブランケット、ひざ掛け (かさばるので注意)
  スーパーのレジ袋(洗濯物やゴミなどを入れます)
  布製トートバッグ(小さくたためるので邪魔にならない)
  入浴時のシャワーキャップ(使う人のみ)
  ウェットティッシュ
  洗濯ばさみ、Sフック、ハンガー
  コンセントタップ(コンセントの数が少ない場合に使う)
  筆記用具(メモ帳、ボールペン等)
  マスク
  本や雑誌
  小型ラジオとイヤホン
  ハンドクリームや化粧品、生理用品など(必要ならば)

病院では、ホテルのようにルームアメニティーが揃っていないので、どうしても荷物がかさばってしまいます。
上記のものを全部持っていくと、海外旅行並みの荷物になってしまいます。
必要最小限のものに絞ったのですが、バックパックに入りきりません。どうしよう・・・・・(;´Д`)



今日もご覧いただき、ありがとうございました。

あっ、雪だ!2019年02月15日 11時59分27秒


病院の窓の外をふと見ると、雪が降っています。
1時間後に手術です。
雪、積もると綺麗だろうなぁ^_^

豪雪地帯の人には申し訳ないのですが・・・

腹腔鏡下胆嚢摘出の手術が終わりました2019年02月16日 08時37分37秒


胆石と胆嚢ポリープがあったので、腹腔鏡下胆嚢摘出手術をしました。
生理食塩水と抗生物質の点滴をしながら、手術台に乗ると、「麻酔をします。10秒位で眠くなります。」
そのまま起きないなんて事になったりして・・・なんて考えているうちに意識が無くなって、「あっ、起きた!」という言葉で目が覚めました。
「終わりましたよ〜。1時間です。早かったですねー」と看護師さん。
なんだか気が抜けちゃいます。

経過は順調で、 一晩寝たら痛みもかなり引きました。
月曜日の退院までは退屈な毎日になりそうです。

胆嚢から出た石2019年02月16日 16時52分45秒

胆嚢の中で20年近く大事に育ててきた石です。
大きさは1cm位まで育ったでしょうか。
インナーイヤー型のイヤホンと同じくらいあります。
間違って耳に入れない様にしなくては。
胆石の大きさや形は人によって様々で、小さい石がいっぱい出てくる人もいるようです。

記念に貰って帰って、神棚にでも飾っておこう。(神棚無いけど)


今日もご覧いただき、ありがとうございました。

採血などの際の貧血の様な症状について2019年02月17日 20時24分22秒



今朝、胆嚢摘出手術の為入院している病院の窓から見ると、たくさんの消防自動車や救急車、覆面パトカーなどが停まっていました。
ボヤ騒ぎでもあったのでしょうか?


手術をしてから丸2日が経ちました。
動くと傷口が痛いのですが、経過は順調のようです。

さて、手術前に点滴をする為腕に針を刺すのですが、その時、貧血の様な症状が出てベッドに横になってしまいました。
血圧も低下していました。こんな事で貧血を起こすなんて、見っともないな〜、と思ったのですが、看護師さんは、「貧血じゃなくて○○○○ですね。初めての入院なので緊張したんでしょう。」と言っていました。
よく聞き取れなかった○○○○って何?
今日、それが分かりました。
「血管迷走神経反射」と言うそうです。
過度のストレスや強い痛み、恐怖心などが原因になり、迷走神経が刺激され、末梢の血管が拡張し血圧が低下する為に、脳に充分な血液が送られなくなる事で起こるそうです。
へえ〜  貧血じゃないのか〜?

因みに貧血というのは、血液の細胞の一つである赤血球やヘモグロビンが低下する病気の総称だとか。

入院したおかげで一つ賢くなったな。
私、実を言うと健康診断の採血でもこれの軽い症状が起こります。
今度健康診断の時に気分悪くなったら、血ぃ採ってるドラキュラみたいなお姉さんに言ってやろ。
「血管迷走神経反射起こりました〜!」ってね。



今日もご覧いただき、ありがとうございました。

めでたく退院出来ました2019年02月18日 18時23分55秒

腹腔鏡下胆嚢摘出術も無事終了して、今日退院出来ました。

3泊4日で、4日間のテレビ使用料、貸し病衣代と手術後から退院までの食事代を含めて総額152,308円でした。
入院前の検査などの通院診療費は別です。

部屋は3人部屋ですが差額は発生しないので0円です。しかも、手術の次の日には他の二人が退院してしまったので、3日間は1人部屋と同じ状態でした。
しかも、ベッドの頭の方に窓がある日当たりのいい部屋です。

手術中はもちろん手術後も傷口に強い痛みを感じたことは無く、まったりと快適なリゾート気分を味わうことが出来ました。3食ルームサービス、昼寝付きです。
温泉ではなく、ユニットバスとシャワーだったのが残念ですが、湯船のお湯も一人入る毎に取り換えてくれるので清潔です。

昨日の夕食です。病院食なのに味付けがすごく美味しいんです。
もう少し入院していたかったな。


今日もご覧いただき、ありがとうございました。

マンサクの花2019年02月19日 17時00分00秒

都立神代植物公園でマンサクの花が見頃になっています。
マンサクは、うめ園のすぐ横にソシンロウバイと一緒に植えてあります。

マンサク(満作、万作、金縷梅、学名: Hamamelis japonica )は日本固有種ですが、中国原産のシナマンサク(学名:Hamamelis mollis )は花の芳香が強く、冬の枯れ葉が春まで落ちずに残る特徴があり、日本でもよく植栽されています。
日本の山野に自生するマンサクに比べて開花時期が少し早いようです。
シナマンサク
中国原産のシナマンサクと日本のマンサクとかけ合わせた多くの園芸品種が作出されています。

マンサクとシナマンサクを種間交雑させた園芸品種、「オレンジ・ビューティ」です。
マンサク(オレンジ・ビューティ)

マンサク(オレンジ・ビューティ)

マンサク(オレンジ・ビューティ)

こちらもマンサクとシナマンサクの交配品種で「ダイアナ」といいます。
マンサク(ダイアナ)

マンサク(ダイアナ)

マンサク(ダイアナ)

シナマンサクの園芸品種「モリス・パリダ」です。
 mollis は「軟毛のある」という意味、Pallida は「淡い色の」という意味になります。
マンサク(モリス・パリダ)

黄色い色が淡くて少し縮れているので、錦糸卵みたいです。
マンサク(モリス・パリダ)

これも、日本産のマンサクと中国原産のシナマンサクとの交配で生み出された園芸品種、「ルビー・グロー」です。
マンサク(ルビー・グロー)

マンサク(ルビー・グロー)

マンサク(ルビー・グロー)

そういえば昔、「まんさくの花」というNHK連続テレビ小説がありましたね。(動画はこちら


今日もご覧いただき、ありがとうございました。

「腹腔鏡下胆嚢摘出術」退院までの顛末2019年02月20日 19時40分14秒

「腹腔鏡下胆嚢摘出術(ふくくうきょうか たんのうてきしゅつじゅつ)」を受けて、自宅療養中の私。
暇で暇でしょうがないので、その顛末を書いてみようと思います。

2018年9月末に行なった健康診断のエコー検査(超音波検査)で、胆嚢ポリープの疑いを指摘され、精密検査を受けることにしました。(任意です)
15年以上前から胆石があることは指摘されていました。

2018年11月20日(火)。
会社の産業医からの紹介状を持って総合病院の消化器内科でCT検査を予約。同時に採血をして、主に消化器系癌に対する腫瘍マーカー等の検査を行いました。

2018年11月28日(火)
採血をして、梅毒に関する検査やB型肝炎・C型肝炎など肝炎ウイルス関連検査を行った後、造影剤を使用した腹部CT撮影です。
造影剤は点滴で行います。体や頭が少し熱く感じることがありますが、通常のことで心配は無いようです。造影剤ですから眠るようなことはありません。

その日のうちに担当医の先生から結果説明を受けます。
先生、CT画像で胆嚢ポリープを探しているのですが、見つからないようです。再度画像を見直して、ポリープらしきものを見つけました。大きさは10mm位です。
ポリープが10mmを超えると癌化している可能性が高くなるということで胆嚢摘出手術を勧められましたが、腫瘍マーカーにも癌の反応は出ていないということと、「本当にポリープなの?」という疑問が頭の中をよぎったので、経過観察をしてみることにしました。
念のため胃カメラもやってみようということですが、胃カメラは予約待ちが多いということで、約1か月後の12月29日に予約が取れました。(12月29日の土曜日なんて、みんな忘年会でお酒飲みまくってる時に胃カメラなんてやらないでしょう。)

その後日、会社の保健師との面談です。
ずっと経過観察で済ますか、この再手術をしてしまうか私としては悩んでいたのですが、消化器内科の先生から会社の産業医への結果回答書に「胆嚢ポリープ(10mm位)、胆嚢内結石もあるので手術を勧めましたが経過観察でフォローを続けることになりました。」と書いてあったので、産業医としては当然手術を勧めますよね。
で、私としてもポリープが悪性になる(又はすでに悪性である)可能性や、胆石で突然強烈な痛みを味わうかもしれない恐怖に怯えながら生きていくより、この際すっきりした方がいいと考えて胆嚢摘出手術を選ぶことにしました。
胆石や胆嚢ポリープでは胆嚢ごと摘出するのが通常の処置だと、どのサイトを見ても書いてありました。理由を読めば納得できます。

2018年12月29日(土)
胃カメラです。私、嘔吐反応が強いので、全身麻酔(鎮静剤)と喉の局部麻酔との併用にしてもらいました。
食道、胃から十二指腸までを検査します。
苦痛は全くなく、眠っている間に終わりました。
詳細はこちら

2019年1月15日(火)
胃カメラの結果を聞きに行きました。異常無しです。
消化器内科の先生に手術を受ける方向で進めたい旨を伝えると、外科を紹介してくれました。

2019年1月22日(火)
今日からは外科です。
前の消化器内科でも消化器内科部長の先生に当たりましたが、外科でも外科部長の先生が担当医になりました。ラッキーです。
外科の先生もCT画像からポリープを確認しにくいようで、なんだか腑に落ちないような顔をしています。何かがあることは確認できるようです。
でも、胆嚢内結石と胆嚢ポリープという病名で、腹腔鏡下胆嚢摘出術を受けることになりました。
手術としては易しい中でも易しい部類に入る手術だということです。
まず手術日を2月15日(金)に決めて、手術に必要な検査を受ける日を決めます。
「今日検査受けられますか?」と言われたので、簡単に「はい。」と言ってしまいましたが、今日の朝2時まで酒飲んでたんだった。まっ、いいか。
血液検査は、あの試験管みたいなのに4本も血を取られました。血液型から始まって、健康診断の時にやるような検査、出血・凝固検査まで20項目以上に及ぶようです。
身長・体重から血圧、心電図、肺機能検査、胸部X線、腹部X線もベルトコンベアに乗ったようにスイスイと進みます。
前回とは別の目的で腹部CT画像を撮影するということで、次回は又、造影剤を使用したCT(Computed Tomography=コンピュータ断層撮影)です。
総胆管に石や腫瘍が無いか調べるためだそうです。

2019年1月25日(金)
造影剤を使用した腹部CT撮影。

2019年2月2日(土)
各種検査の結果説明と手術に関する詳しい説明。親族の同席が必要なので、土曜日にしてもらいました。
手術に伴う合併症など危険性の説明。(この説明を聞くと、1万分の1の可能性でも起こりうることを全て説明されるので、手術を受けるのが怖くなります。)
この時点で、病名が「胆嚢内結石、胆嚢腺筋症、胆嚢ポリープ疑い」になっていました。外科の先生は胆嚢腺筋症じゃないかと判断したようです。
胆嚢腺筋症というのは簡単にいうと、胆嚢の壁に別の袋状の構造(憩室=けいしつ)ができてしまい、胆嚢の壁の厚さが変化することだそうです。腺筋症だけなら悪性であることは殆どありません。

先生のお話の後、入退院受付窓口で入院手続きと入院に関する説明を受けます。
入院生活で必要な物は、一覧がここで手渡されますので、早速入院の準備をします。
限度額適用認定証を提出すると、窓口での支払額が自己負担限度額までに抑えられます。(提出しなくても後日、健康保険組合などから自己負担限度額を超えた分が返還されます。)

2019年2月15日(金)
手術です。
当然ですが前日の夜10時以降は飲食はできません。
9時半に病院に入り、入院や手術の手続きをしてから病室に行きます。
ベッドの頭の方に窓がある快適な部屋です。
ここで手術着に着替え、点滴を受けて午後1時に手術室へ行きます。
肺梗塞や深部静脈血栓症(足の静脈がよどむことで血が固まって足の血管が詰まり、肺の血管も詰まる)を防ぐために術中はエアーマッサージ器を脚に装着しますが、術後もATストッキング(弾性ストッキング)を穿き続けてそれを防ぎます。
説明では術中・術後は尿道カテーテルを入れて排尿をするということでしたが、尿道カテーテルは勘弁してもらえるらしく、看護師さんから「普通は大人用おむつを売店で買ってきて着用してもらうんですが、お若いのでその必要は無いでしょう。」と言われました。「お若い」と言われたのが滅茶苦茶嬉しかったのですが、入院中に見ると患者さんは70歳~90歳位の人がいっぱいいるので「お若い」は当たり前でしょう。残念~!
術後に確認したら、術中も術後も尿道カテーテルやおむつは使わなかったということです。良かった!

手術中は当然意識はありませんが、麻酔が覚めかけたタイミングを見計らって口から管が抜かれるのを感じました。全身麻酔の際、気管内挿管法といって気管内にチューブを挿入します。このチューブを抜くタイミングが早すぎても遅すぎてもいけなくて、遅すぎると麻酔が覚めているので喉に痛みやオエッという嗚咽感があるそうです。グッドタイミングで抜いてくれました。

その日はナースステーション近くの術後回復室で緊急事態に備えてくれます。
手術当日はさすがに傷口が痛いのですが、翌日からは動かなければ痛みはなく、病室での退屈な日々が続きます。

手術当日から少しずつ水を飲むことが出来ます。
翌日の昼食と夕食は、お粥と消化に良いおかずが出ます。トイレも自分で行けます。
術後2日目は朝から普通食が出ます。動く時に傷口がちょっと痛いのを我慢すれば、普通に生活が出来ます。

腹腔鏡下胆嚢摘出術の場合は普通2日後に退院ですが、私の場合は金曜日に手術をしたので月曜日に退院になりました。
3食昼寝付きでリゾート気分でいられるので、私としてはもっと入院していたかったくらいです。退屈ですけどね。

退院後に傷口に貼ってあったテープをはがしてじっくりと見てみると、おへその下1cm位の所に2cm位の傷。その上6cm位の所(おへそよりも5㎝位上になります)左右に12cm位離して1cm弱の小さい傷(2ヶ所)があります。傷口を結ぶと体の正面から見て逆三角形を作ります。自分から見てその右側少し下に探さなくては見えないくらいの小さい傷がもう一つありますが、手術中に胆汁などの体液を排出するためのドレーンを通した跡のようです。
今は痛みは動いても殆ど感じません。
医学の進歩ってすごいですね。
手術方法が進歩しても、その手術が出来る技術がないと成功しません。先生に感謝!です。

2月15日のブログ(手術当日)
2月18日のブログ(退院の日)
2月22日のブログ(おまけ)
も、よろしかったら見て下さい。入院中はiPhoneでUPしました。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。


《 2月21日追記 》
手術に立ち会ってくれた息子の話では、手術後に摘出した胆嚢を見せてくれて、手術用のハサミで胆嚢を切って中を開くと、中から1cm位の石がコロンと出てきたそうです。(上の写真。下の黒いの)
その他ゴマ粒より小さいくらいの石が複数あり、胆嚢内壁の一部に硬いしこりのようなものがあったといいます。
この「しこり」がポリープなのか、胆嚢腺筋症なのかを退院の際に外科の先生に聞いたら、「ポリープとは断定できません。」と言われました。生検に出しているので、結果を待ちましょうということですが、私としては癌化の可能性が断然低い胆嚢腺筋症の結論の方が良いのですが。
胆嚢腺筋症の場合は通常医者は経過観察を選択しますが、どちらにしろ、こんなに大きな石が胆嚢に入っていたのなら、歳をとって体力が弱ってから手術をするより、今手術をしておいて本当に良かったと思います。
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