五島美術館「動物のかたち」展 ― 2019年06月28日 12時15分15秒
渋谷にある大型複合文化施設「Bunkamura」の会員サービスで当たった「五島美術館 夏の優品展『動物のかたち』開催記念 オリジナル巾着」を貰いに五島美術館へ行ってきました。
五島美術館は東京都世田谷区上野毛という閑静な高級住宅街の一角にある美術館です。
東京急行電鉄(東急)を創設した実業家五島慶太の美術コレクションを保存展示するために、1960年(昭和35年)に開館しました。
国宝「源氏物語絵巻」をはじめ、日本・東洋の古美術を中心に国宝5件、重要文化財50件を含む約5,000件を所蔵します。
6月22日(土)から開催されている「五島美術館 夏の優品展『動物のかたち』」開催記念として、オリジナルの猿図がデザインされた巾着が、MY Bunkamura登録者の中から抽選で5名にプレゼントされました。
当選者は五島美術館への入館も無料になります。
『動物のかたち』展では、古代から近代まで、愛らしい鳥たちや小動物、ほのぼのとした牛・馬、水辺の生き物など絵画や工芸に表された様々な動物の姿を、館蔵品の中から、国宝や国重要文化財を含む約50点の名品を選んで紹介しています。
展示館からは、武蔵野の面影を残した広大な庭園に出ることが出来ます。
この庭園は、多摩川が武蔵野台地を侵食してできた「国分寺崖線」上に位置する傾斜地で、五島家より寄贈された当時の姿をできる限り変更せずに、自然に近い状態を残しています。
ちょうど、アジサイが咲いていました。
径路は高低差が約35mあります。苔むす小径など、足元には注意が必要です。
世田谷区とは思えない、森林の中に入り込んだような爽やかさです。
ウグイスやシジュウカラの鳴き声が、木々の間を渡っていきます。
菖蒲園や、瓢箪池、蓬莱池などの池も点在します。
池には錦鯉が悠々と泳ぎ、鴨ものんびりと羽を休めています。
五島慶太氏は、自然環境はそのままに石塔、石灯篭、石仏などを配置して径路を整え、足腰の鍛錬も兼ねて庭園内を散策するのが日課だったといいます。
「五島美術館 夏の優品展『動物のかたち』」開催概要
開催場所:五島美術館
開催期間:2019年6月22日(土)~8月4日(日)
休館日:毎月曜日(7月15日は開館)、7月16日(火)
開館時間:午前10時―午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般1,000円/高・大学生700円/中学生以下無料
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント
_ こうさ ― 2019年06月29日 15時31分19秒
_ まあクン ― 2019年06月29日 18時01分41秒
こうささん、こんにちは。
五島美術館はウチからは多摩川を挟んで対岸みたいな位置にあるので、近距離特別枠で当たったんじゃないかと勝手に思ってます。
そういえば、こうささんは鳥獣戯画、お好きでしたね。
展覧会サイトの「主な展示予定品」のすぐ下の「出品目録(PDF)」を開くと展示品のリストを全て見ることが出来るので、大体の出品傾向が分かると思います。
https://www.gotoh-museum.or.jp/exhibition/open.html
絵画や書だけではなく、硯に水を注ぐ器「水滴」や「香合」、「馬具」など工芸品も楽しめます。
私、7月18日以降月末までは自由に会社を休むことが出来ますので (って言うか、仕事も無いのに会社に行く様な感じ・・・) この頃にいらっしゃるようでしたら、是非連絡を下さい。
美術館のちょっと異質な「庭」の散策をしながら、お話しでもしてみませんか?
まだしばらくは雨模様の天気が続きますね。
こうささんも、体調には充分お気を付けください。
五島美術館はウチからは多摩川を挟んで対岸みたいな位置にあるので、近距離特別枠で当たったんじゃないかと勝手に思ってます。
そういえば、こうささんは鳥獣戯画、お好きでしたね。
展覧会サイトの「主な展示予定品」のすぐ下の「出品目録(PDF)」を開くと展示品のリストを全て見ることが出来るので、大体の出品傾向が分かると思います。
https://www.gotoh-museum.or.jp/exhibition/open.html
絵画や書だけではなく、硯に水を注ぐ器「水滴」や「香合」、「馬具」など工芸品も楽しめます。
私、7月18日以降月末までは自由に会社を休むことが出来ますので (って言うか、仕事も無いのに会社に行く様な感じ・・・) この頃にいらっしゃるようでしたら、是非連絡を下さい。
美術館のちょっと異質な「庭」の散策をしながら、お話しでもしてみませんか?
まだしばらくは雨模様の天気が続きますね。
こうささんも、体調には充分お気を付けください。
_ モモタロウ ― 2019年06月29日 19時54分29秒
ここではなかったですが、学生時代に大東急文庫さんでお世話になりました。こうささんのコメントにも出会いました。懐かしいですね。
_ まあクン ― 2019年06月29日 22時58分19秒
モモタロウさん、コメントをありがとうございます。
大東急文庫は、1960年の五島美術館開館に合わせて、上目黒から五島美術館と同じ敷地、世田谷区上野毛に移転しました。
国宝や重要文化財を含む貴重な資料を所蔵していますが、一般公開は五島美術館で、テーマや期間を定めて公開するのに留めているようです。
梅雨のジメジメした季節です。モモタロウさんも、お身体には充分お気を付けください。
大東急文庫は、1960年の五島美術館開館に合わせて、上目黒から五島美術館と同じ敷地、世田谷区上野毛に移転しました。
国宝や重要文化財を含む貴重な資料を所蔵していますが、一般公開は五島美術館で、テーマや期間を定めて公開するのに留めているようです。
梅雨のジメジメした季節です。モモタロウさんも、お身体には充分お気を付けください。
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hoshino.asablo.jp/blog/2019/06/28/9092727/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
抽選5名に当選するなんて、ラッキーでしたね!
この展覧会、行ってみようかなと思っていたのです。
まだまだやっているから…と思っていると、忘れてしまうので
近いうちに行って来ようかな。
今日は梅雨らしいお天気で、肌寒いですね。
どうぞお身体に気をつけて。お元気でお過ごしください。