えっ!渋谷「元祖くじら屋」閉店? ― 2019年07月28日 21時43分33秒
日本が国際捕鯨委員会から脱退し、7月1日から商業捕鯨が31年ぶりに再開されました。
しかし商業捕鯨の捕獲枠は限られており、調査捕鯨の頃よりも捕獲量が少なくなってしまったようです。
そんな中、渋谷にあるクジラ料理の老舗「元祖くじら屋」の前をたまたま通りがかったので、入ってみることにしました。
午後1時頃に昼食をとり、午後4時頃だったので全然お腹は空いていなかったのですが、何だか無性にクジラ料理が食べたくなって入りました。
すると、なんと!店内に「設備老朽化の為7月31日をもって一時閉店して、別の場所に《元祖くじら屋 はなれ》として10月頃にオープンする」というような趣旨の張り紙がありました。
今回、そんなにお腹も空いていないのに入ったのは、虫の知らせというか、くじらの知らせというか、移転前に利用できたのはとてもラッキーだったと思います。
記念に店内の写真も撮っておきました。
文化村通りを歩く人々を眺めながら食事ができます。
こちらは半個室になっています。壁面には捕鯨の情景を描いた絵画が飾られています。
トイレの入り口です。
料理はもちろん、クジラ尽くしです。
お通しです。くじらの生姜煮でしょうか。税抜400円です。
お酒は日本酒にして、八海山の吟醸。2合徳利でいただきましたが、1合1,120円(税抜)です。
学校給食でよく出てきたのはクジラの竜田揚げですが、こちらは「クジラの唐揚」、税抜780円です。
懐かしい~!
クジラお刺身3種盛り。税抜1,500円です。
ナガスクジラ、イワシクジラ、尾の身です。尾の身は尾の部分のよく動くところなので、クジラ独特のクセが強く出ていて抜群にウマい! ウマではなくクジラですけどね。
「さらしクジラ」。ランチタイム価格で税込500円です。(ランチタイム価格は税込です)
「さえずり」。 こちらもランチタイム価格で税込500円。
「さえずり」はクジラの舌です。プルプルッとした食感が柔らかく、甘い脂肪分がミルクのような風味を醸し出しています。
「クジラのステーキ」です。税抜980円。
クジラは、昔の食糧難の時代に日本人のたんぱく源として貴重な食べ物でしたが、多様な食物が簡単に手に入る現代では、食用にすることに批判的な意見も多く聞かれます。
過去に私たち日本人の栄養源として大きく貢献してくれたクジラに対して感謝の気持ちを持ちながら、貴重な食材としていただくのは、これもまた価値のある事ではないでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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