00000JAPAN って何? ― 2019年10月22日 09時56分08秒
最近、外出中にスマホでインターネットに接続すると、4Gではなく勝手にWi-Fiに繋がっていることが多くなりました。
SSIDを見ると、「00000JAPAN」。 なんじゃこりゃ?
私、SofutoBankを利用していて「インターネット共有へ自動接続」の設定にしているので、SoftBankのWi-Fiスポットでは自動的に繋がるのですが、「00000JAPAN」なんて知らない。
不正アクセスポイントか?
調べてみると、「00000JAPAN」は「ファイブゼロジャパン」といって、日本における大規模災害時に、情報収集や安否確認などを支援するために無料で提供される公衆無線LAN(Wi-Fi)アクセスポイントのサービスセット識別子(SSID)だそうです。
簡単にいうと、SoftBankと契約している私でも、災害発生時にはDocomoやau、避難場所の臨時Wi-Fiスポットなどを無料で使うことが出来るシステムだということです。格安スマホや外国人旅行者の端末、PCからも接続できます。
大規模災害発生時に誰でも無料で利用することができる災害用の統一ネットワークです。
外出中にスマホのWi-Fi設定を見ると、周辺にあるアクセスポイントのリストがズラリと並びますが、そのアクセスポイントの名前をSSID(Service Set Identifier=サービス・セット・アイディンティファイア)といいます。
00000JAPANと0(ゼロ)が5つも並んでいるのは、アクセスポイント一覧の中で一番先頭に来るようにするためで、JAPANは海外の人にも理解しやすいようにという配慮だそうです。
無料で公衆Wi-Fiスポットが使えるのは良いのですが、緊急時の利便性確保を優先しているため、暗号化を施さずに無料開放されています。接続しやすい反面で第三者に通信内容を傍受される恐れがあるので、ログインIDやパスワード、個人情報などを含む通信はしない方がいいでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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