早晩山(イツカヤマ) ― 2020年04月09日 10時21分14秒
東京都調布市にある「神代植物公園」で咲いていた、早晩山(イツカヤマ)という桜です。
例年の開花時期は、ソメイヨシノが散った後の4月中旬になり、葉の展開と同時に花を咲かせます。
学名は「Cerasus serrulata ‘Sobanzakura’ 」で、呼ばれ方はイツカヤマが一般的ですが、学名であるソウバンザクラ(早晩桜)とも呼ばれます。
「イツカヤマ」の方が読めないのですが、なぜ「早晩(ソウバン)を ”イツカ” と読むのでしょう?
早晩は、「早いことと遅いこと。また、朝晩。」や「遅かれ早かれ。いつかきっと。」という意味があります。
その「いつか」が読み方になったのではないでしょうか。
花が終わりに近くなると花の中心から外側にかけて赤い線が現れます。これを化粧咲きと呼ぶそうですが、早晩山にもこのような特徴があります。
神代植物公園は新型コロナウィルスによる感染防止の観点から、5月6日(水・祝)まで休園しています。 写真は3月27日に撮影したものです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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