ミツマタ(三椏) ― 2020年04月15日 09時03分51秒
ミツマタ(三椏、学名:Edgeworthia chrysantha)の花が咲いていました。
漢字では「三椏」ですが、三枝、三又とも書かれます。
(神代植物公園にて3月11日撮影)
ミツマタは、3月から4月頃にかけて、三つ叉に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせます。
枝の先が三つに分かれるという特性があり、三つに分かれた先もさらに三つに分かれ、更にその先も・・・・・・という形でネズミ講のように枝が増えていきます。
花が咲く前は、沢山の蜂の巣が枝にぶら下がっているように見えます。(下の写真のみ1月4日、上野公園にて撮影)
ミツマタの皮は和紙の原料として多く使われていますが、国立印刷局では、「紙幣の独特な感触と風合いを持ち、特殊な印刷と日本の流通環境に適した丈夫な用紙が生み出される」ということで、お札の原料としてミツマタやアバカ(マニラ麻)などを使っています。
園芸種では、オレンジ色から朱色の花を付けるものもあり、アカバナミツマタ(赤花三椏)と呼ばれています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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