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ゴッホ「ひまわり」初来日!ロンドン・ナショナル・ギャラリー展2020年07月01日 17時20分56秒

新型コロナウイルス感染症拡散予防のため開幕が延期されていた「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が、予定より約3ヶ月遅れて東京・上野にある国立西洋美術館で開催されています。
本展は当初3月3日~6月14日開催の予定だったので、中止になっても仕方ないと思っていましたが、会期を変更して開催してもらえたのはありがたいことです。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
ただ、今回は日時指定制度を導入し、入場人数の制限を行なっているので、事前に日時指定チケットの購入が必要になります。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
ナショナル・ギャラリー(英: National Gallery)は、イギリスのロンドン、トラファルガー広場に位置する美術館です。
同館は英国を含む幅広い地域と時代のヨーロッパ絵画を網羅し、13世紀後半から20世紀初頭までの約2,300点の作品を所蔵しています。
ただ、その収集品は門外不出で、1824年の設立以来約200年の間、イギリス国外で所蔵作品展が開催されたことは一度もありませんでした。
本展ではナショナル・ギャラリーの所蔵作品の中から選りすぐりの傑作61点が一挙に公開されています。英国が誇る至宝が国外に出るのは史上初めで、もちろん全作品日本初公開となる歴史的な展覧会といえます。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

展覧会は、以下の7つの章で構成されています。
第1章:「イタリア・ルネサンス絵画の収集」
では、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの設立以来コレクションの中核をなす分野である、16世紀のフィレンツェ、ローマ、ヴェネツィア絵画を紹介しています。

第2章:「オランダ絵画の黄金時代」
では、17世紀オランダ絵画の重要な作品群をはじめとして、レンブラントやハルス、フェルメールといった巨匠に加え、風俗画や海洋画など、イギリスで特に人気の高かったジャンルの作品も併せて紹介しています。

第3章:「ヴァン・ダイクとイギリス肖像画」
イギリスは18世紀、肖像画の分野に重要な画家を多数輩出しました。しかしその確立に決定的な役割を果たしたのは、17世紀前半に同国で活躍したフランドル人画家ヴァン・ダイクでした。レノルズやゲインズバラといった18世紀イギリスの画家たちが、ヴァン・ダイクによる型をどのように引き継ぎ、格調高い独自の肖像画を作り上げていったのか、両者を比較しながら検証しています。

第4章:「グランド・ツアー」
18世紀、イギリスでは上流階級の子息たちがヨーロッパ文明揺籃の地であるイタリアを訪れることが流行し、グランド・ツアーと呼ばれる一大現象を巻き起こしました。本章では、グランド・ツアーを通じたイギリスとイタリアの間の芸術文化交流の諸相を紹介しています。

第5章:「スペイン絵画の発見」
スペイン国外におけるスペイン絵画再評価の先鞭をつけたのはイギリスでした。特に、19世紀初めのスペイン独立戦争にウェリントン公率いるイギリス軍が参戦したことを契機として、同世紀にはベラスケスやスルバランなどの絵画作品がもたらされ、評価が確立されていきました。本章ではそうした歴史を作品を通じて巡っていきます。

第6章:「風景画とピクチャレスク」
18世紀後半からイギリスでは、調和を尊ぶ古典的な美とは異なる、不規則で荒々しい「絵のような(ピクチャレスク)」美を尊ぶ価値観が流行し、同時に風景画が隆盛しました。クロード・ロランを筆頭とする17世紀の理想風景画からコンスタブルとターナーというロマン主義風景画の二人の巨匠にいたる流れがいかにして生まれたのか、作品を通じて検証しています。

第7章:「イギリスにおけるフランス近代美術受容」
伝統を重んじる英国では一般的に印象派やポスト印象派の受容はフランスに比べかなり遅れ、20世紀に入ってから本格的な収集が進むことになります。本章では、19世紀フランスで進んだ近代絵画の改革がどのようにしてイギリスにもたらされていったのかを紹介しています。

本展の目玉としては、フィンセント・ファン・ゴッホの「ヒマワリ」が一番に挙げられます。
「ひまわりの画家」とも呼ばれるゴッホは生涯で7枚、花瓶に生けられたひまわりの絵を描いています。そのうち、ゴッホがサインを施したのは3作目と4作目のたった2枚でした。
今回来日する、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの作品は、まさにそのうちの1枚で、「ひまわり」としては4番目の作品になります。
Vincent van Gogh 《ひまわり》 1888年
Vincent van Gogh 《ひまわり》 1888年

余談ですが、日本にもゴッホの「ひまわり」があるのをご存知でしょうか。
新宿にある「SOMPO美術館」です。以前は「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」という長ったらしい名称だったのですが、「SOMPO美術館」と改名して、損保ジャパン日本興亜本社ビル敷地内に新たに開設されました。
5月28日オープンの予定がコロナ禍の影響で延期されていましたが、いよいよ7月10日にオープンします。
「ひまわり」として5番目の作品を1987年3月に39,921,750ドル(当時の為替レートで約58億円)で購入しています。
Vincent van Gogh 《ひまわり》 1888-1890年
7月10日(金)から開催される「SOMPO美術館 開館記念展」の目玉展示になることは間違いありません。(入館には事前の日時指定チケットが必要です。チケット購入はこちらから)


話を戻して、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」ではその他にも多くの注目作品が展示されています。
17世紀オランダ黄金時代の代表画家のひとりであるヨハネス・フェルメールの作品は、研究者によって異同はあるものの、33~37点しか現存していません。
その中の一つ、「ヴァージナルの前に座る若い女性」が展示されています。

レンブラント「34歳の自画像」や、クロード・モネの「睡蓮の池」、ピエール=オーギュスト・ルノワールの「劇場にて(初めてのお出かけ)」なども人気を呼んでいました。

エドガー・ドガ、ポール・ゴーガン、ポール・セザンヌなど他の印象派の作品も充実していますが、15世紀初めから16世紀半ばにかけて最盛期を迎えたイタリア・ルネサンス絵画から、19世紀のフランス近代美術までを、絵画を通して美術の歴史を学べる展覧会になっています。

展示されている作品は全作品日本初公開という、見逃せない展覧会です。
古川雄大さんによる音声ガイドも聞き逃せません。

日時指定なので、昨日のように雨が降っていても行かなくてはいけません。
その点は不便なのですが、館内は空いていて、最接近の状態で思う存分作品を鑑賞することが出来ます。
人が少ないので、薄暗い展示室の中、照明に照らされた黄色い「ひまわり」が遠くの方から見えた時は、黄金のように輝いていて感動しました。


公式図録のカバーは、(表)ゴッホ「ひまわり」/(裏)フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」と、(表)クリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」/(裏)ターナー「ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス」の2種類から選べます。 本文の内容は同じです。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

雨が降っていたので他で買った荷物も一緒に持ち歩くため、トートバッグを買いました。
本展のグッズではなく、ロンドンのナショナル・ギャラリーのオリジナルグッズです。直輸入で販売していました。
ナショナル・ギャラリーのオンラインショップを見ると、2.50ポンドで販売しています。
今日17時現在のレートで、1ポンドは133.41円なので、333.525円です。えっ、そんなに安いの?
会場での販売価格は900円(税抜)でした。

今日7月1日からコンビニなどでもレジ袋が原則有料になります。
このトートバッグは100%コットンですが、薄手なのでコンパクトに折りたためます。
ナショナル・ギャラリーのオンラインショップでも「do your bit for the environment with one of these reusable shopping bags」 (「このような再利用可能なショッピングバッグを使用して、環境に配慮して下さい」 というような意味かな?) と書いてあるので、エコバッグとして使おうかな・・・


開催会場:国立西洋美術館 (東京・上野公園)
開催期間:2020年6月18日(木)〜10月18日(日)
休館日:月曜日、9月23日 ※ただし、7月13日、7月27日、8月10日、9月21日は開館
開館時間:午前9時30分~午後5時30分  (金曜日、土曜日は午後9時まで)
       ※入館は閉館の30分前まで
注)入館には日時指定の入場券が必要です



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

エシレ サブレ グラッセ(ÉCHIRÉ Sablé Gracé)2020年07月02日 12時14分49秒

優れた乳製品の産地として知られるフランス中西部・エシレ村で生産される、クリーミーな口あたりと芳醇な香りが特長の発酵バター「エシレバター」は日本でも高級バターとして珍重されています。

そのエシレバターを100%使用したバター サブレに、エシレバターと砂糖で仕上げたグラッセを贅沢にかけた「サブレ グラッセ (Sablé Gracé) 」は、エシレ・パティスリー オ ブール(ECHIRE PATISSERIE AU BEURRE)のオリジナル商品として、エシレ・パティスリー オ ブール 新宿店渋谷店で販売されています。

通信販売は行っておらず、今のところ、この2店舗のみの販売で、店舗でも常に行列が出来ており、一人2点限りの制限付きで販売しています。
因みに、通信販売を「Amazon」で検索してみたら、1缶11,000円で販売していました。
店舗での正規価格は税込3,888円です。
エシレ・パティスリー オ ブールの公式サイトには以下のような注意書きが掲載されています。
『インターネット上で行われている通販代行につきましては当店とは一切関係がございません。 通販代行サイトを通してお求めの商品の品質管理等は当店では出来かねますので、ご理解、ご注意いただきますよう、お願い申し上げます。』

先日、渋谷スクランブルスクエア(SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE)へ行った時に、1階のエシレ・パティスリー オ ブール渋谷店(東急フードショー エッジ店)を見てみたら、いつもは長い行列が出来ているのにお客さんは4人くらいしかいません。雨が降っていたからでしょうか、館内も空いていました。
「サブレ グラッセ」が残っているのを確認して、早速購入!

容器は鮮やかな青をベースとした高級感あふれるデザインの缶で、「ÉCHIRÉ」のロゴが入っています。食べた後は小物入れとして、部屋のアクセサリーにもなります。
メーカーによると、なんと、「エシレブルー」というそうです。
エシレ サブレ グラッセ(ÉCHIRÉ Sablé Gracé)

缶の蓋を開けると、蓋で隠れていた部分に牛さんが歩いています。
エシレ サブレ グラッセ(ÉCHIRÉ Sablé Gracé)

パッケージの中には「サブレ グラッセ 」が10枚、個包装されて入っています。
エシレ サブレ グラッセ(ÉCHIRÉ Sablé Gracé)

サブレの絵柄は、エシレの「É」ロゴと、牛のモチーフの2種類が5枚ずつ入っていました。
個包装の封を切るとまず、芳純なエシレバターの香りが漂います。
私が知っているサブレは鎌倉・豊島屋の「鳩サブレー」くらいですが、それと比べるとサクサクと柔らかめで、口の中でホロホロッと、とろけます。
エシレバターと砂糖で仕上げたグラッセがかかっているので、バターの風味とグラッセの甘みが程よく混ざって、口いっぱいにエシレバターの美味しさが広がります。

缶の裏面の成分表も撮っておきました。
エシレ サブレ グラッセ(ÉCHIRÉ Sablé Gracé)
賞味期限は約1ヶ月あるようです。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

「時」展覧会20202020年07月03日 17時59分00秒

「時の記念日(6月10日)」が制定されてから今年は100年を迎えました
100年前に「時」展覧会が開催された「国立科学博物館(旧 東京教育博物館)」では、100年ぶりの「時」展覧会が開催されています。
展示は地球館2階の常設展示室と日本館地下1階多目的室の2会場に渡り、1920年に開催された「時」展覧会や「時の記念日」についての紹介や、時計の歴史を写真や関連資料と合わせ魅力的な製品の数々で紹介しています。

6月10日の「時の記念日」は、671年に天智天皇が漏刻(水時計)を使って日本で初めて報時を行った故事に由来しています。
日本の時計産業は、この100年間、時間の正確さと携帯性の向上を限りなく求め続け、世界市場を席巻するクオーツ時計を次々に開発するなど、世界をリードしてきました。

1日を12時間2組に分けたのは古代エジプト人で、巨大なオベリスク(方尖塔:神殿などに立てられた塔のようなモニュメント)の影を日時計に見立てたことが起源だといわれます。

西洋式の機械時計が日本にもたらされたのは1551年にフランシスコ・ザビエルが大内義隆に献上したものが最初とされています。
17世紀(1600年代)には西洋時計の改良が日本独自で行われ、和時計と呼ばれました。

西洋では季節によらず、1日を24時間に分けるため、同じ時計が1年を通して使用できました。
しかし、日本では室町時代ごろから日昇から日没までの時間を6等分する、いわゆる「不定期法」が使われるようになったため、季節によって「一刻」の長さが変わり、西洋時計をそのまま使うことはできませんでした。
下の写真は「二挺てんぷ櫓時計」の上の部分です。重錘駆動式時計なので、下の方に錘が入った円錐形の櫓台があります。
調速機として、昼用・夜用の2本のてんぷがあり、明け六つ・暮れ六つで自動的に切り替わるようになっています。

太鼓時計です。

江戸時代に遊女の労働時間を図るために用いられたという線香時計です。

松平出羽守(まつだいら でわのかみ )が所持したとされる「割駒式尺時計」。螺鈿のケースで装飾されています。

江戸時代に旅で使用された「携帯式日時計」。

明治に入ると海外からの機械式時計の輸入が大幅に増え、1887年(明治20年)以降には輸入時計を模倣した掛け時計の製造が日本で始まりました。

ニューヘブン社(アメリカ)の「四つ丸型掛時計」です。国産掛時計のお手本となりました。

当時の掛時計と懐中時計が陳列されています。

精工舎の「二ツベルつき目覚時計」。

昭和25~昭和35年に製造された、愛知時計電機製の「七宝装飾置時計」。

国重要文化財 「万年自鳴鐘」です。1851年(嘉永4年)に、「東洋のエジソン」「からくり儀右衛門」と呼ばれた田中儀右衛門久重によって製作されました。東芝の基礎となる田中製作所の創業者です。
国重要文化財 万年自鳴鐘
江戸期の和時計技術の最高峰といわれ、不定時法に合わせた割駒式文字盤などの各種表示や、太陽や月が自動運行する天象儀が供えられ、日本独自の創意工夫が随所に見られます。
六角柱様の本体の各面に7つの機能が配置され、それらが底部のぜんまい動力によって連動して動くのですが、一度巻けば一年動くという機械式時計としては驚異的な持続時間を実現していました。
美術工芸品としても珍重されるものです。
国重要文化財 万年自鳴鐘

昭和初期から約30年間、東京天文台の報時室で中央標準時のマスタークロックの一つとして使われていた「リーフラー天文時計」(部分)です。
日本の標準時を測る標準時計は1951年(昭和26年)から水晶時計になり、現在ではより精度の高い原子時計が使われています。

本展では、日時計から掛時計、懐中時計、天文時計、水晶時計、セシウム原子時計、光格子時計と、正確さで大きく進歩する時計の歴史を学ぶことが出来ます。
腕時計では機械式、自動巻き、クオーツ、ソーラー電池、デジタル腕時計、電波時計、位置情報や時刻情報を受信するGPS腕時計などと進化してきました。

初代グランドセイコーです。
1960年(昭和35年)12月に発売され、価格は25,000円でした。当時の上級国家公務員の初任給が1,2000円位なので、今でいえば50万円位の値段でしょうか。


音叉型水晶振動子を使った、世界初のクオーツ腕時計、「セイコー クオーツアストロン」です。
世界に先駆けて、1969年(昭和44年)12月に発売されました。
価格は45万円です。当時の大卒初任給が34,000円位なので、今でいえば、300万円位でしょうか?。中型車1台分くらいの値段だったというので、大体合っていると思います。
セイコーでは、2012年に発売した世界初のGPSソーラーウオッチにも「セイコー アストロン」の名を冠しています。 地球上のどこにいてもGPS 衛星からの電波を受信して、緯度・経度・高度を特定し、すばやく現在地の正確な時刻を表示します。


時計の機能はどんどん進化しているのに、私の機能はどんどん退化しています。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

「森山大道の東京 ongoing」展2020年07月04日 17時59分00秒

2019年に写真界のノーベル賞ともいわれ写真界に多大な功績をもたらした写真家に贈られる「ハッセルブラッド国際写真賞」を受賞した森山大道の、「森山大道の東京 ongoing (MORIYAMA DAIDO's TOKYO ongoing)」展が、東京・恵比寿の東京写真美術館で開催されています。
東京都写真美術館

森山大道の東京 ongoing

「森山大道の東京 ongoing」展

森山大道 (1938年10月10日 - ) は、ハッセルブラッド国際写真賞の他にも、日本写真批評家協会新人賞(1967年)、日本写真家協会年度賞(1983年)、第44回毎日芸術賞受賞(2003年)、ドイツ写真家協会賞(2004年)などを受賞し、アメリカ、イタリア、イギリス、フランス、オーストリア、ベルギー、ドイツ、中国、スペインなどで個展を開くなど、海外でも高く評価されている写真家です。

1960年代に写真家としての活動を開始した当時からスナップショットの名手といわれ、粗粒子、ハイコントラストを多用した作品は、「アレ、ブレ、ボケ」という当時の写真作品としては常識を外れる作風で、写真界に衝撃を与えました。

約60年にわたって世界の第一線で活躍し続ける森山大道氏の今回の写真展のテーマは「ongoing」。すなわち、「進行中・進化し続ける」となっています。東京の街を舞台に森山氏がレンズを通して捉えてきた作品が、過去のものから近年のものまで紹介されています。
『記録』、『Pretty Woman』、『K』、『東京ブギウギ』という4つのシリーズからセレクトされた作品で構成される展示の他、カラー・モノクロの最新作を含む160点余りで、今なお疾走し続ける森山大道の世界を展開しています。

公式図録は19㎝×13㎝と小さいサイズですが、スナップショットの名手森山大道として充実した写真集になっています。
「森山大道の東京 ongoing」展
森山大道といえば、やっぱりこの「犬」ですね。
森山大道 《三沢の犬》 1971年

森山大道の東京 ongoing (MORIYAMA DAIDO's TOKYO ongoing)」展 開催概要
開催期間:2020年6月2日(火)〜2020年9月22日(火)
休館日:毎週月曜日 月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館 
 ※8月10日、9月21日は開館、8月11日は休館
開館時間:10:00~18:00 入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般700円 大学・専門学校生560円 中高生・65歳以上350円 
 ※小学生以下、都内在住・在学の中学生、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
 ※その他無料・割引等の詳細は公式サイトの「ご利用案内」へ



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

トリュフ香るクロックマダムトースト2020年07月05日 10時35分44秒

昨日、恵比寿ガーデンプレイスに行ったので、時計広場にある「俺の Bakery & Cafe 恵比寿」に寄ってみました。
俺のbakery cafe恵比寿

店内はオープンキッチンになっていて、調理をしているところを客席から見ることが出来ます。
俺のBakery & Cafe 恵比寿
客席はコロナ禍の前は2人用のテーブルが等間隔で並んでいましたが、今はテーブル2つをくっつけて1人や2人でも4人分のスペースを確保出来るようになっていました。
昨日は雨上がりで風も強かったので利用できませんでしたが、2階にはテラス席もあります。

ブレンドコーヒーは税込385円。手が熱くならないようにエンボス加工された紙コップで提供されます。テイクアウトメニューも用意されています。

番組名は忘れましたが、以前バラエティー番組でタレントが美味しそうに食べていた「トリュフ香るクロックマダムトースト」をいただくことにしました。税込990円です。
「CROQUE MADAME TOAST (HAM & CHEESE with POACHED EGG)」
トリュフ香るクロックマダムトースト
「クロックマダム」は、パンにハムとチーズを挟み、牛乳やバター、チーズを使ったソースをかけた「クロックムッシュ」に目玉焼きを乗せた料理です。
料理名に「with POACHED EGG」と書かれているように、サニーサイドアップ(目玉焼き)やボイルドエッグ(ゆで卵)ではなく、ポーチドエッグ(落とし卵)が乗せられています。作り方としては、温泉卵かもしれませんが・・・・・ナイフでちょっと触ると、黄身が溢れ出てきました。
トリュフ香るクロックマダムトースト

幾重にも重ねられたハムと、トロ~ッととろけるチーズ、黒トリュフをふんだんに使ったクリームソース。 お皿の上に溢れ出た玉子の黄身を絡ませていただきます。
この美味しさは、作りたてを店内でいただいてこそ味わえます。テイクアウトは出来ません。
トリュフ香るクロックマダムトースト
パンは「俺の Bakery & Cafe」で、1本(2斤)1,000円(税込)で販売されている「銀座の食パン~香~ 」を使っています。

かなりボリュームがあるので、ランチならこれだけで充分すぎるくらいお腹一杯になります。

ごちそうさまでした \(^◇^)/



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

写真とファッション2020年07月06日 10時52分32秒

東京都写真美術館で開催されている「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」展へ寄ってみました。
寄ってみました。と言うのは、同館で開催されている「森山大道の東京 ongoing」展を見に行った時、下のフロアで開催していたからです。

この写真展「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」では、1990年代以後からの4人の写真家の作品や、ファッションデザイナーを含む若手アーティストらとのコラボレーション作品、特別企画としてのインスタレーションなど約100点を紹介しています。

アンダース・エドストロームの作品展示風景

老舗ファッションデザイナーや高級ブランドのファッションショーなどの作品ではなく、いわゆる前衛派や東京の若手デザイナーの服であることが特徴で、1990年代の写真とファッションの関係性を探っています。
PUGMENTの服によるインスタレーション

開催期間:2020年7月19日(日)まで開催(会期を延長しています)
休館日:毎週月曜日
開館時間:10:00~18:00 入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般800円 学生700円 中高生・65歳以上600円 
  ※小学生以下、都内在住・在学の中学生、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
  ※その他無料・割引等の詳細は公式サイトの「ご利用案内」へ



今日もご覧いただき、ありがとうございました。

今日は七夕。「愛の花」アガパンサスが咲いています2020年07月07日 14時42分46秒

今日は七夕です。
7月7日の夜に、天の川の両岸にある牽牛星(ひこぼし=わし座のα星アルタイル)と織女星(おりひめ=こと座のα星ベガ)が年に一度だけ会うことを許されたという伝説に基づいた行事です。
七夕伝説については、国立天文台のホームページに分かりやすく書かれていますが、いかにも天文台らしい現実的な解説に笑ってしまいました。(以下、『 』内に引用)
『2つの星の間は、14.4光年ほど離れていて、これは、光のスピードでも約14年半かかってしまう距離です。つまり、二人が光のスピードで移動したとしても、1年に1回会うことは、とても無理なのです。』

天文台の解説はさておき、「織り姫(おりひめ)」と「彦星(ひこぼし)」が年に一度だけ会って愛を育むという、ロマンチックな日です。

雨上がりの朝、「愛の花」という意味を持つ「アガパンサス」の花が咲いていました。
アガパンサス
「アガパンサス」はギリシャ語のagape(アガペ=愛)とanthos(アントス=花)の2つの語の組み合わせで、このため花言葉も『love letter(ラブレター)』(英)、『dyp kjærlighet(切愛)』(ノルウェー)、『Amour(愛)』(仏) など、「愛」や「恋」にちなんだものが多いようです。

雨滴の重さで少しうな垂れたようになっていますが、茎に並んだ水滴が、織り姫と彦星の再会をお祝いするように、光り輝いていました。
アガパンサス

アガパンサス(Agapanthus)は、キジカクシ目、ヒガンバナ科、アガパンサス属の植物ですが、分類体系によってユリ科やネギ科に分類されることもあるようです。
日本では、クンシラン属のクンシラン(君子蘭)に似ているということで、ムラサキクンシラン(紫君子蘭)というきれいな名前がついていますが、クンシランとは別の属になります。


ミツバチがやって来ました。

交配などにより300以上の園芸品種が育成されているようです。
白い花もありました。
アガパンサス(Agapanthus)

アガパンサス(Agapanthus)



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

つるバラ スーパースター2020年07月07日 21時21分21秒


つるスーパー・スター( Cl. Super Star )

つるスーパー・スター( Cl. Super Star )
つるスーパー・スター( Cl. Super Star )  作出国:アメリカ  作出年:1971年 

バラ 乾杯(Kanpai)2020年07月08日 16時21分21秒

乾杯(Kanpai)
バラ 乾杯(Kanpai)
作出年:1983年  作出国:日本(鈴木省三)  系統:[ HT ] ハイブリッドティーローズ

俺のフレンチ横浜で「牛フィレ肉とフォアグラの “ロッシーニ ”」2020年07月08日 18時38分33秒

俺のフレンチでバースディプレゼントとしてボトルワイン(赤または白)が1本無料になるというので、俺のフレンチ横浜へ行ってみました。
コロナ過の外食自粛で、3ヶ月ぶりの俺のフレンチ横浜です。

久し振りに「牛フィレ肉とフォアグラの “ロッシーニ ”」が食べたかったので、赤ワインをいただくことにしました。
GRANBOU RESERVE CABERNET-MERLOT(グランボー レゼルブ カベルネ・メルロー)というフランス産の赤ワインです。

アミューズは「黒トリュフとキノコのフラン」です。これはいつ行っても変わりません。
黒トリュフとキノコのフラン
テーブルチャージとミュージックチャージを合わせて一人500円(税抜)取られます。
今日はピアニスト 山野 友佳子さんのピアノ・ソロです。ステージでもマスクをしなくてはならないなんて、大変ですね。


前菜は、「6種類の贅沢盛り合わせ」(税抜999円)にしました。以降全て価格は税抜です。
6種類の贅沢盛り合わせ
フォアグラ、ブリ、鴨、チーズ、ベビーコーンとレンコンとカリフラワー、パテ・ド・カンパーニュと、いろいろな種類の食べ物の盛り合わせです。それぞれが美味しい!
他の店なら1,800円位は普通に取ります。高級フランス料理店なら4,500円です。
コロナ自粛の後に再開してからの新メニューだそうですが、評判が良いのでしばらくはメニューから外さないようにすると言っていました。値段上げないでね!


「鴨のもも肉のコンフィ」 Duck thigh meat confit (1,280円)
鴨のもも肉のコンフィ
コンフィは、フランス語の動詞「コンフィル」("confire"、「保存する」)を語源としていて、一般的に、鴨肉や鶏肉、豚肉、砂肝などに塩をすり込み、ひたひたの油脂の中で低い温度でじっくり加熱した料理をいいます。コンフィは保存性を高める食材に浸す調理法の総称なので、肉だけでなく果物の砂糖漬けなども「コンフィ」と呼ばれます。
皮はカリッとして、身はジューシーでホロホロとほぐれます。
コンフィの美味しさよりも驚いたのは、添えられたジャガイモです。ジャガイモなのに濃厚な甘さとお芋の味わいが口の中一杯に広がります。食感はジャガイモに近いのに、味は甘い石焼芋です。割ってみるとさつま芋のような黄色い色をしていました。「インカのめざめ」というジャガイモだそうです。人気があるのですが生産量が少なくてあまり出回っていないようです。 美味しい~~!


「牛フィレ肉とフォアグラの “ロッシーニ ”」 Tournedos with sauted foie gras “ROSSINI STYLE”
(1,980円)
牛フィレ肉とフォアグラの “ロッシーニ ”
ミディアムレアに焼いた大きな牛フィレ肉の上に、これまた大きなフォアグラが乗っています。両方で280gあるそうです。
トリュフたっぷりのペリグーソース(Perigueux= フォン・ド・ヴォー に マデラ 酒を加えて煮詰め、トリュフのみじん切りを加えたもの)でいただきます。下に敷いてあるのはマッシュポテトです。
「ロッシーニ」は料理法で、有名なイタリアの作曲家「ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini,1792-1868)」が考案したのでその名が付けられました。
運動会でよく流れる曲「ウィリアム・テル(序曲)」を作曲した人物です。
美食家で、食べ物に対しての情熱が尋常ではなかったといいます。


デザートです。
「オペラ 抹茶仕立て」 Opera matcha (480円)
オペラ抹茶仕立て
1955年にパリの洋菓子店「ダロワイヨ」のオーナー、シリアック・ガビヨンが発案した「オペラ」。
絢爛豪華な威容で知られるオペラ座をモデルとして作られ、ケーキの表面にはオペラ座の屋根に立つアポローン神像の黄金の琴にちなみ、金箔が施されているのが特徴です。
ダロワイヨ」は自由が丘や日本橋・銀座三越などに店舗があります。


「ミエルとヌガーのパルフェ コーヒーのアクセントを加えて」 Parfait of miel and nougat Add a coffee accent (580円)
ミエルとヌガーのパルフェ コーヒーのアクセントを加えて
ミエルはハチミツのフランス語です。(スタッフの方がちゃんと教えてくれます)
ハチミツの味、あまりよく分かりませんでした。どちらかというとオレンジ・マーマレードのような味です。
下の方にプリンのような物があって、微かにコーヒーの風味がします。
すごく美味しいのですが、名前からのイメージと違ったので、脳が混乱してしまいました。

コーヒーは380円。前は350円だったのに、いつの間にか値上がりしていました。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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