国営昭和記念公園の彼岸花 ― 2020年10月10日 03時10分06秒
国営昭和記念公園で彼岸花(ヒガンバナ)が、赤い炎を出して燃えるように咲いています。
曼珠沙華(マンジュシャゲ、マンジュシャカ)とも呼ばれる花で、曼珠沙華とは仏教で伝説上の天の花をいいます。サンスクリット語「 majūṣaka 」の音写で、見る者の悪業を払うといわれています。
法華経序品では、釈迦が法華経を説かれた際に、これを祝して天から降った花(四華)のひとつが曼珠沙華だということです。
昔、山口百恵さんが歌って大ヒットした「曼珠沙華(マンジュシャカ)」という歌を聴いて、「♪マンジューシャカ♪」と歌っていたので、花の形からも「饅頭釈迦(マンジューシャカ)」だと思い込んでいました。
白い花も咲いています。
昭和記念公園の彼岸花は、そろそろ見頃を過ぎてしまった花も見受けられます。
クロアゲハが花の蜜を吸いにやって来ました。
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国営昭和記念公園の金木犀(キンモクセイ) ― 2020年10月11日 09時41分54秒
国営昭和記念公園で、大木のキンモクセイが園内のいたる所で黄金の花を咲かせています。
高さは優に10メートルを超えており、かなり離れたところからでも甘い香りが漂ってきます。 キンモクセイは普通は高さ4メートルほどです。
木陰には多くの人たちが集い、憩いの場になっています。
キンモクセイ(金木犀、巌桂、学名: Osmanthus fragrans var. aurantiacus)はキク類、シソ目、モクセイ科、オリーブ連、モクセイ属の常緑小高木樹で、モクセイ(ギンモクセイ)の変種だといいます。
雌雄異株で、たくさんの花を咲かせて花粉を雌株まで届かせる必要のある雄株の方が花の数が多く、日本では花付きの良い雄株しか移入されていないということです。そのため、挿木で増やします。
昔は、その強い芳香を利用して小学校のトイレの横などによく植えられていました。秋の運動会の頃には学校中にキンモクセイの香りが漂っていたように記憶しています。
懐かしい丸型ポストは都市部では見られなくなり、パブリックアートのような存在になっています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
秋の空 ― 2020年10月12日 11時04分11秒
今日のシャンシャン(香香) ― 2020年10月13日 21時21分21秒
上野動物園では今まで東園の入口近くにジャイアントパンダを展示するパンダ舎がありましたが、老朽化や、施設が手狭だという問題があるうえに、パンダ舎の屋外放飼場の真下には京成電鉄の地下路線があり、その騒音や振動の悪影響も考慮して、西園に新しく「パンダのもり」という施設がオープンしました。
リーリーとシンシンは9月9日にオープンした「パンダのもり」に移っていますが、シャンシャンを新施設「パンダのもり」に移動する場合、準備と新施設への慣らし期間が必要なため、3週間程度非公開となってしまいます。東京都と中国野生動物保護協会間の協議によって、シャンシャンは12月31日までに中国に返還しなくてはならないため、返還までのあいだシャンシャンに会える機会をより長く提供するために、東園の旧施設で公開を継続することに決定したということです。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、ジャイアントパンダの撮影は禁止されていましたが、先週の月曜日(10月5日)から感染防止策と一定のマナーを守る形で撮影が可能になりました。
東園の、今までの施設にいる「シャンシャン(香香 Xiang Xiang)」です。
入園すると強制的にシャンシャンのいるパンダ舎の中に入り、歩きながらっシャンシャンを観察します。ここでは写真などの撮影は出来ません。
一度パンダ舎の外へ出て、もう一度見たい人や写真を撮りたい人は改めて園内の列に並んでパンダ舎の中に入り、新規入園者の列の後ろ側の列(後列は前列より一段高くなっています)を歩きながら写真撮影が出来る形になっています。
歩きながらなので、結構ブレブレ写真になります。
リーリーとシンシンは西圓の新しいパンダ舎「パンダのもり」にいます。
お母さんパンダの「シンシン(真真 Zhen Zhen)」です。
屋内展示場も広くてなかなかいい環境のようですが、広いがために自由に動けるのが災いして、後ろを向いてしまっています。
右側の端っこからやっと撮れた横顔です。
お父さんパンダの「リーリー(力力 Li Li)」です。竹に埋もれてしまっていますね。
リーリーはいつも、食べているか寝ているかのどちらかなのですが、珍しく歩いてくれました。
「パンダのもり」には2頭のレッサーパンダもいます。
今日(10月13日)、上野動物園では新型コロナウイルス感染症対策のため動物解説員によるガイドツアーが開催できない状況が続いているため、自分で見ながら動物を観察できるブックレットを公開しました。
上野動物園観察ガイドブックレット1「動物たちの食生活」と、
上野動物園観察ガイドブックレット2「オスとメスのふしぎ」があります。
15ページと11ページのしっかりした内容です。お子さんの学習用にも利用できますし、大人が見ても楽しい内容です。こちらのサイトからダウンロードできます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
クロアゲハ(黒揚羽) ― 2020年10月14日 09時57分57秒
こもれびの里のコスモス ― 2020年10月15日 09時46分30秒
こもれびの里は「昭和・武蔵野・農業」をテーマに水田や畑、農家と屋敷林など、昭和30年代の武蔵野の農村風景やそこでの暮らしを再現した施設です。
屋敷の裏山から流れ出る湧水が水車を廻します。
こもれびの里では、じゃがいも掘り、田植え、稲刈り、さつまいも・落花生掘りなどの農業体験やうどん、そば作りなどの伝統食体験、炭焼き体験、講話など、年間を通して多くのイベントが開催されています。
農家主屋では囲炉裏(いろり)の火が焚かれていました。
学生の頃、能登半島や白川郷の民宿で、宿泊者が囲炉裏を囲んで会話を楽しんだのを思い出しました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
コスモス畑にやって来たハチ(蜂) ― 2020年10月16日 11時23分23秒
国営昭和記念公園のコスモス畑にやって来たハチ(蜂)です。
ミツバチ以外にも色々な種類のハチがいるんですね。
約13万種いるというハチ目の分類の中でもアリ(蟻)以外のものを一般的にハチというそうです。アリもハチの仲間だったんですね。
そんなに多くの種類を素人の私が見分けることはできませんが、ハチ目、ミツバチ上科の昆虫のうち、幼虫の餌として花粉や蜜を蓄えるものの総称をハナバチというそうです。英語で「Bee(ビー)」といわれる範囲のもので、ミツバチ、クマバチやマルハナバチ、ルリモンハナバチなどが含まれます。
脚に大きな花粉玉を蓄えていますが、普通のミツバチよりもちょっと大きいハチです。
小柄でスリムなヤツもいました。
一般的にハチは翅が2対4枚で、アブ(虻=ハエ目に分類される昆虫)は2枚だと聞いていますが、私、ハチとアブの区別もつきません。
クマバチです。このくらいは分かります。写真を撮っていると、「あっちへ行けよ!」と言っているかのように周りをブンブン飛ぶことがありますが、危害を加えられたことはありません。大きいのにとても温厚な性格の八チなので、私は大好きです。
クマバチだけでも500種位いるそうです。
シオン(紫苑)の花が咲いていました。キク科シオン属の花で、夏から秋にかけて薄紫色の花を咲かせます。
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上野公園で桜が咲いています ― 2020年10月17日 17時38分13秒
秋だというのに、上野公園で桜が咲いていました。
ジュウガツザクラという、10月頃と、4月頃に花を咲かせる桜です。
冬の間も断続的に花を咲かせているので、冬に咲く桜の総称として「冬桜(フユザクラ)」とも呼ばれますが、「フユザクラ」という名の園芸品種もあるので、混同しやすいです。
ジュウガツザクラ(十月桜)は、バラ目、バラ科、サクラ属の植物で、エドヒガンとマメザクラの交雑種であるコヒガンザクラを原種として江戸末期に作られた園芸品種です。
花色は白や淡いピンク色や濃いピンクのものがあり、一本の枝に白とピンクの花が咲くこともあります。
肌寒い季節に咲く桜を見ると、心が温まります。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
スタジオジブリが作品画像を大公開!その2 ― 2020年10月18日 10時18分10秒
9月に続いて、スタジオジブリがジブリ映画から6作品300枚の画像を公開しました。
9月に公開された場面写真は、2014年7月公開の「思い出のマーニー」からさかのぼって、2006年7月公開の「ゲド戦記」まで、それに加え2001年7月公開の「千と千尋の神隠し」でした。
今回公開されたのは2004年11月公開の「ハウルの動く城」から1995年7月公開の「耳をすませば」までです。(「千と千尋の神隠し」は9月に公開されたので除きます)
ハウルの動く城(2004年)
猫の恩返し(2002年)
ギブリーズ episode2 (2002年)
「ギブリーズ」は200年4月に日本テレビ系列で放送された短編アニメ作品です。その続編として「ギブリーズ episode2」が「猫の恩返し」と2本立てで劇場公開されました。
ホーホケキョとなりの山田くん(1999年)
「となりの山田くん」は1991年10月10日から朝日新聞朝刊で連載が始まった、いしいひさいちの4コマ漫画です。朝日新聞では1997男4月1日から「ののちゃん」と改題され、現在も連載中です。
「ホーホケキョとなりの山田くん」は、いしいひさいち 原作、高畑勲 脚本・監督 のアニメーション映画となっています。
もののけ姫(1997年)
耳をすませば(1995年)
i以上6作品各50枚、計300枚の場面写真はこちら(スタジオジブリ公式サイト)で見ることが出来ます。
嬉しいですね。
このような素晴らしい動きが中断されないように、マナーを守って常識の範囲で利用しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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