上野公園大噴水横の寒緋桜(カンヒザクラ) ― 2021年03月11日 10時21分10秒
上野恩賜公園(上野公園)の東京国立博物館正門前にある噴水池の横で、寒緋桜(カンヒザクラ)の緋色の花が咲いていました。
大噴水の周りにはパンジーやチューリップなど季節の花が植えられています。
カンヒザクラ(寒緋桜、学名: Cerasus campanulata (Maxim.) Masam. & S.Suzuki)はバラ科サクラ属の野生種のサクラです。
紅色と言ってもいいくらいの濃いピンクの花が下向きに咲きます。東京での花期は3月中旬で、ソメイヨシノよりも早く咲きます。
ソメイヨシノのよう花びらがひらひらと美しく散るのではなく、萼の付いた状態で花がボトッと落ちます。
古くはヒカンザクラ(緋寒桜)とも呼ばれていましたが、エドヒガン(江戸彼岸)という桜を指す「ヒガンザクラ(彼岸桜)」と音が似ていて混同する事や、「ヒカンザクラ=悲観桜」を連想することなどから、カンヒザクラ(寒緋桜)が定着したようです。
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