皇族の名が付いたバラ(2)プリンセス・オブ・ウェールズ(Princess of Wales) ― 2021年06月05日 12時00分00秒
世界バラ会議で「栄誉の殿堂入り」をしたバラ(17品種)に続いて、皇族の名を冠した薔薇を順次紹介しています。
プリンセス・オブ・ウェールズ(Princess of Wales)
作出年:1997年 作出国:イギリス(ハークネス Harkness ) 系統:フロリバンダ (F: Floribunda)
前回の「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」と同じ、プリンセス・ダイアナに捧げられた薔薇、「プリンセス・オブ・ウェールズ」です。
「プリンセス・オブ・ウェールズ」とは、イギリスのウェールズ公のお妃さまに自動的に与えられる称号で、ダイアナ妃のみを指すものではありません。現在はエリザベス2世の長男チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージが再婚した、カミラさんがその称号を与えられています。
ただし、この薔薇は1997年に不慮の死を遂げる少し前に、プリンセス・ダイアナに献上されたものです。
白い花びらの芯に向かって、ほんのりと柔らかいピンクのグラデーションを描きます。 開花するにつれて、純白の花色になっていきます。
ウェーブ状の白い花びらが、清らかで美しいダイアナ妃のイメージに重なります。
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