挿絵本にみる20世紀フランスとワイン ― 2021年10月19日 16時59分23秒
東京都中央区京橋のアーティゾン美術館の特集コーナー展示として 「挿絵本にみる20世紀フランスとワイン」展が開催されています。
これは、「印象派 - 画家たちの友情物語」展と同時開催しているもので、アーティゾン美術館の石橋財団コレクションから、芸術家が挿絵を描いた美しい貴重図書を選び出し、フランス文化の中でワインや蒸留酒をテーマにした3冊の挿絵本に注目した特集です。
※ 『葡萄酒、 花、炎 』 “Wines, Flowers and Flames” ジョルジュ・デュアメルほか著 (1952年刊)の挿絵より
モーリス・ユトリロ 《トリコロールのワイン》 1952年 リトグラフ、ポショワール 38.5×27.9cm
( 『葡萄 酒、花、炎 』のための挿絵 )
展示風景 ( 『葡萄 酒、花、炎 』のための挿絵 )
藤田嗣治 《上手に行われた記念日》 1952年 リトグラフ、ポショワール 29.0×38.2cm
.( 『葡萄 酒、花、炎 』のための挿絵 )
※ 『我らの葡萄畑をめぐっ て』 “Across Our Vineyards” ルネ・エロン・ド・ヴィルフォス著 (1952年刊)の挿絵より
展示風景 ( 『我らの葡萄畑をめぐっ て』のための挿絵)
※ 『オー・ド・ヴィー:花と果実のエスプリ』 "Eaux-de-vie: Spirit of Flower and Fruit" ルネ・エロン・ド・ ヴィルフォス著、ジョルジュ・デュアメル序 (1954年刊)の挿絵より
『オー・ド・ヴィー:花と果実のエスプリ』 "Eaux-de-vie: Spirit of Flower and Fruit"
ラウル・デュフィ 《ムーラン・ド・ラ・ギャレット(ルノワールに倣って)》 1954年 リトグラフ、ポショワール 28.7×38.1cm
(『オー・ド・ヴィー:花と果実のエスプリ』のための挿絵 )
※ 日本人が描いた20世紀パリの街
20世紀のパリには、多くの日本人画家が滞在していました。 彼らによってもワイン文化の舞台パリの街や居酒屋が描かれています。
荻須高徳 《角の居酒屋》 1940年 油彩・カンヴァス 60.0×73.2cm
佐伯祐三 《テラスの広告》 1927年 油彩・カンヴァス 54.2×65.4cm
「挿絵本にみる20世紀フランスとワイン」開催概要
開催会場:アーティゾン美術館 4階展示室
開催期間:2021年10月2日[土] - 2022年1月10日[月]
休館日:月曜日(1月10日は開館)、12月28日−1月3日
開館時間:10:00 ー 18:00(毎週金曜日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
観覧料金:一般 ウェブ予約チケット:1,200円 当日チケット(窓口販売):1,500円
大学、専門学校、高校生、障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料ですが要予約
中学生以下は無料で予約も不要
※ウェブ予約チケットは空きがあれば各入館時間枠の終了10分前まで販売します。
※上記料金でアーティゾン美術館で同時開催の展覧会を全て観覧できます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hoshino.asablo.jp/blog/2021/10/19/9433337/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。