原種シクラメンが咲いています ― 2021年10月22日 16時21分27秒
国営昭和記念公園内の園路沿いの道端に、「原種シクラメン」が咲いています。
クリスマスが近い頃になると、鉢植えのシクラメンが花屋さんの店先などに並びますが、それらは品種改良された園芸品種で、原種シクラメンよりも大きく華やかで、花弁は一重または八重、色は赤をはじめ白や紫、黄、桃色と多様性に富んでいます。
「原種」とは、品種改良されていない野生種を指します。
シクラメンは、ツツジ目、サクラソウ科、シクラメン属に属する多年草の球根植物の総称です。
原種シクラメンには春~初夏咲き、.夏~秋咲き、冬~早春咲きなどの種類がありますが、昭和記念公園で今咲いているのは、秋咲きのヘデリフォリウム(Cyclamen hederifolium)という品種です。
原種シクラメンは、地中海に近いヨーロッパからイラン、アフリカ北部に20種以上が分布しているといわれます。
薄紫色の素朴な感じの原種シクラメンの他に、清純な感じの真っ白な原種シクラメンも咲いていました。
シクラメン・ヘデリフォリウムは、紫やピンク、白などの花色があります。
半日陰で水はけのよい場所を好み、岩場などにも自生するといいます。昭和記念公園でも石垣の隙間で白いシクラメンが咲いていました。
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