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Chim↑Pom展→岡本太郎《明日の神話》2022年01月06日 13時41分44秒

Chim↑Pom展:ハッピースプリング」が、2月28日(金)から5月29日(日)まで六本木の森美術館で開催されます。

Chim↑ Pom(チン↑ポム)は、渋谷マークシティ連絡通路に展示されている岡本太郎の壁画《明日の神話》に、2011年、ベニヤ板に描かれた東日本大震災による福島第一原発事故を思わせる絵を付け足したことで話題になったアーティスト集団です。

「Chim↑Pom展」から、岡本太郎の《明日の神話》の原画が「川崎市 岡本太郎美術館」で展示されていることを思い出し、展示期間終了が間近(16日まで)なので観に行ってきました。
岡本太郎美術館が所蔵する原画は壁画の約1/3のサイズですが、それでも長さは10メートル以上あります。
岡本太郎 《明日の神話》(あすのしんわ) 1968年 油彩 キャンバス 177.0×1087.5cm 岡本太郎美術館蔵

《明日の神話》は、第五福竜丸が被爆した際の水爆の炸裂の瞬間がモチーフとなった巨大壁画です。
メキシコのホテル「オテル・デ・メヒコ(Hotel de México)」のロビーを飾るために1968年から69年にかけて壁画が制作されましたが、ホテルは完成しませんでした。
壁画《明日の神話》はその後長らく行方不明になり、2003年9月にメキシコの資材置き場で発見されました。しかし、一時期屋根のない場所で保管されたこともあり、劣化が進んでいました。

2004年10月に再生プロジェクトが立ち上げられ、2008年、修復された横幅30メートルの壁画が渋谷マークシティ連絡通路に恒久設置されました。2008年10月に設置作業が完了し、11月17日に除幕式が行われています。

渋谷マークシティ連絡通路に展示されている、修復された《明日の神話》壁画です。
岡本太郎 《明日の神話》 1969年 550cm×3000cm  板・コンクリート・アクリル塗料 

JR渋谷駅と、渋谷マークシティ内の京王井の頭線渋谷駅を結ぶ、連絡通路に設置されています。
壁画の方の写真は昨年、年末のすす払いが終了して、きれいになった直後に撮影したものです。


《明日の神話》原画が展示されている「生誕110周年 ベラボーな岡本太郎」展 開催概要
開催期間:2021年10月15日(金)~2022年1月16日(日)
以降の休館日:月曜日(1月10日を除く)、1月11日(火)
開館時間: 9:30-17:00(入館16:30まで)
観覧料:一般1,000円、高・大学生・65 歳以上800円
 ※本展は常設展です。企画展とのセット料金になります。
同時開催:企画展「戦後デザイン運動の原点―デザインコミッティーの人々とその軌跡」



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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