海上保安庁のヘリ「MH 690 あきたか2号」 ― 2022年04月24日 16時18分34秒
知床半島沖で観光船「KAZU I」が浸水した事故で、海上保安庁の巡視船や航空機、ヘリコプターが捜索・救助に懸命な努力をしています。
今日の15時40分現在で10人が発見されたようです。
徹夜で捜索活動を続けた職員たちの事を思いながら、4月18日に横浜で撮影した写真をアップします。
北海道は第一管区海上保安本部の管轄ですが、横浜は第三管区海上保安本部になります。
第三管区が所有する日本最大の巡視船「PLH32 あきつしま」が搭載するヘリコプター、「MH 690 あきたか2号」が帰ってきました。
「MH 690 あきたか2号」は、スーパーピューマ225型で 、全長19.50メートル ・全高4.97メートル ・自重6,762kgです。
MHとは、 「Medium Helicopter」の略で、中型回転翼航空機(最大離陸重量2,500kgを超え15,000kg以下のもの)を指します。
ヘリコプターのプロペラが起こす水しぶきが、同心円状に舞い上がります。
後ろに見える曲線が多い建物は、2020年9月にオープンしたラグジュアリーホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」です。
巡視船「あきつしま」は、1992年4月に就役した「しきしま」に次ぎ、しきしま型巡視船の2番船として2013年11月に第三管区海上保安本部に就役しました。 全長約150m、総トン数約6,500トンと、巡視船としては世界最大級を誇ります。
「しきしま」は、2018年3月に第十管区(鹿児島)に配属替えされています。
「PLH32 あきつしま」の「PLH」は「Patrol Vessel Large with Helicopter」の略で、ヘリコプター搭載大型巡視船を指します。「あきつしま」はヘリコプターを2機搭載しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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