のぞみ(Nozomi) バラ ― 2022年11月05日 09時06分48秒
海上自衛隊の護衛艦「いずも」 ― 2022年11月05日 18時02分48秒
創設70周年を迎えた海上自衛隊が開催している「フリートウィーク」の一環として、横浜港に多くの自衛隊艦艇がやってきました。横浜でのイベント開催は11月3日から5日までです。
横浜港には、
ヘリコプター搭載型護衛艦「DDH-183 いずも」
ミサイル搭載型護衛艦「DDG-177 あたご」
護衛艦「DD-156 せとぎり」
護衛艦「DD-120 しらぬい」
多機能護衛艦「FFM-1 もがみ」
多機能護衛艦「FFM-2 くまの」
掃海母艦「MST-464 ぶんご」
輸送艦「LST4003 くにさき」 が接岸していました。
それに、練習艦「TV-3521 しまかぜ」もいるようですが、他の船に隠れてしまっていて、船尾の一部しか見えませんでした。
「DDH-183 いずも」が横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)に接岸しています。
その向こうに、横浜みなとみらい21エリアのビル群が並びます。
「DDH-183いずも」は、海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦(DDH)、いずも型の1番艦になります。2番艦の「かが」と共に、海上自衛隊史上最大の自衛艦です。
第1護衛隊群に所属し、母港は横須賀です。
DDHの「D」は「Destroyer(デストロイヤー)」の頭文字です。本来は「駆逐艦」を意味しますが、「専守防衛」を基本とする日本では「護衛艦」という苦しい呼び方をしています。
「H」は「Helicopter(ヘリコプター)」の「H」です。
斜め後ろから見てみました。
「いずも」は、空母(航空母艦)化への計画が進められており、第一期として垂直着陸可能なステルス戦闘機「F-35B」を搭載するための設備を設ける基礎工事を終えています。
海面近くから仰ぎ見てみました。
大さん橋からです。船首の向こうに横浜ベイブリッジが見えます。普通の船だと上から見下ろす形になるのですが、やはり大きいですね。
基準排水量は19,500トン、満載排水量は26,000トンで、 全長は248m、最大幅は38mあります。乗員は約470名です。
SH-60J/K哨戒ヘリコプターを7機、MCH-101輸送ヘリコプターを2機搭載していますが、最大14機まで搭載できるそうです。
主要装備として、高性能20ミリ機関砲×2、対艦ミサイル防御装置×2、魚雷防御装置1式、対水空レーダー、対水上レーダー、水上艦用ソーナーシステム1式、EW(電子戦=Electronic Warfare)装置1式、情報処理装置1式などを備えています。
「CIWS(Close In Weapon System)です。日本語では「近接防御火器システム」というようです。
「ファランクス20ミリ機関砲」を2基装備しています。
20ミリ多銃身機銃と小型の捕捉・追尾レーダーを組み合わせて、対艦ミサイルのような小型高速の目標を全自動で迎撃できるようにしたシステムです。
そういえば以前一般公開で「いずも」を見たことがあるな・・・と思い出し、ブログ内検索してみました。
2019年10月7日のブログで載せていました(こちら)。今回はそこまでの気力が無かったので、乗船していません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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