御国の旗(みくにのはた) 牡丹 ― 2023年01月07日 10時52分30秒
「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」アーティゾン美術館 ― 2023年01月07日 16時05分57秒
東京・日本橋にあるアーティゾン美術館で、「パリ・オペラ座 − 響き合う芸術の殿堂」展が開催されています。
パリ・オペラ座は、バレエやオペラの輝かしい殿堂としてよく知られた劇場です。建築家シャルル・ガルニエの設計により1875年に完成した「ガルニエ宮」を、人々は「パリ・オペラ座」と呼んできました。
オペラ・バスティーユ(Opéra Bastille)が新たに完成した1989年までは、オペラ公演の中心的存在でした。
本展では、パリ・オペラ座の歴史を17世紀から現在までたどりつつ、さまざまな芸術分野との関連性を示すことで、その魅力を「総合芸術」的な観点から浮き彫りにします。
ドガやマネの名作絵画を筆頭に、彫刻、舞台美術、衣装、楽譜に至るまで、フランス国立図書館をはじめとする国内外から集められた約250点の作品により、芸術的、文化的、社会的な視野からパリ・オペラ座の多面的な魅力を紹介しています。
パリに行かなくても豪華絢爛なパリ・オペラ座を肌で感じられる、そんな展覧会です。
アルフォンス・ミュシャ 《『夢(ル・レーヴ)』の衣装デザイン(ヒロインのダイタ役に マウリ)》 1894年 リトグラフ、手彩色 30.2×22.2cm 兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション
展示風景
エドガー・ドガ 《舞台袖の3人の踊り子》 1880–1885 年頃 油彩・カンヴァス 54.6×64.8cm 国立西洋美術館蔵
展示風景
エドガー・ドガ 《右足で立ち、右手を地面にのばしたアラベスク》 1882–1895年 ブロンズ H. 27.5cm 石橋財団アーティゾン美術館蔵
エドゥアール・マネ 《オペラ座の仮面舞踏会》 1873年 油彩・カンヴァス 59.1×72.5cm ワシントン、ナショナル・ギャラリー蔵
藤田嗣治 《オペラ座の夢(『魅せられたる河』より)》 1951年刊行 エッチング、カラーエッチング 31.3×41.5cm 石橋財団アーティゾン美術館蔵
公式図録はA4変形サイズ、本文372ページという分厚い本で、本展出品作品の図版に加え、作品解説、論考等も掲載しています。これを読み切るのは大変です。
でも、価格は税込2,860円と、普通の図録並みです。
パリ・オペラ座直輸入の「トートバック」と「ポーチ」を売っていたので買ってきました。
ボルドー色でベルベット風の生地に金文字の豪華な作りですが、トートバッグ 3,190円、ポーチ 2,640円という安価なものなので、化学繊維製だと思います。 パリ・オペラ座のお土産品ですね。
「パリ・オペラ座 − 響き合う芸術の殿堂」開催概要
開催会場:アーティゾン美術館
開催期間:2022年11月5日[土] - 2023年2月5日[日]
今後の休館日:月曜日(1月9日は開館)、1月10日
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
入館料金:日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,800円、当日チケット(窓口販売)2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
※当日チケット(窓口販売)はウェブ予約枠に空きがある場合に販売します。
※中学生以下はウェブ予約不要(無料)です。
この料金で同館で同時開催の展覧会を全て観覧できます。
詳細は公式チケットサイトへ(こちら)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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