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シモバシラ2023年01月25日 16時44分24秒

今日の東京の最低気温は氷点下2.9℃(午前6時54分)を記録。太陽は見えていても、とても寒い一日でした。

東京都立川市と昭島市に跨る国営昭和記念公園のあちこちで「シモバシラ(霜柱)」の霜華を見ることができました。
シモバシラ(霜柱)
シソ目、シソ科で、宿根性の多年草「シモバシラ(霜柱)」は、初秋に白い花をたくさん咲かせます。そして冬には地上部が枯れてしまいます。
茎は断面が四角形をしていて、枯れるとやや木質化します。
冬に地上部分の茎は枯れてしまいますが、地中の根の部分はまだ活動していて保水能力を保っています。茎の中の導管(水の通り道)を毛細管現象によって根から地中の水が上がってきます。 その水が茎から染み出て外気に触れて凍ることによって、氷の花(霜柱/霜華)を咲かせます。
それが植物名「シモバシラ」の名の由来です。
シモバシラ(霜柱)

茎の隙間から染み出してきた水分が徐々に凍っていって、花びらのような形を作っています。
シモバシラ(霜柱)
シモバシラは、絹糸を巻き付けたような繊細な氷の花(霜柱/霜華)を作り出します。
シモバシラ(霜柱)
太陽の光が当たると解けてしまいますが、今日は特別に寒いので、お昼頃になっても解けずに残っていました。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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