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草間彌生美術館「EVERY DAY I PRAY FOR LOVE」2023年01月30日 16時16分16秒

草間彌生美術館へ行ってきました。
今までなら直近でも希望の日時を簡単に予約が取れたのですが、今回は2月分の初回時間帯はすべて完売しています。
ルイヴィトンとのコラボが話題になっているので、その影響で観覧者が多いのでしょうか。

住所は東京都新宿区弁天町で、外苑東通り沿いの住宅街の中にある4階建ての建物が丸ごと美術館になっています。

今回の展示は、「毎日愛について祈っている(EVERY DAY I PRAY FOR LOVE)」という新シリーズの作品を中心に構成されています。

会場入口にはピンクの大きなバルーンがたくさんあり、入館者の行く手に迫ってきます。
草間彌生 《水玉強迫》 1996 / 2022年 ミクストメディア サイズ可変

草間彌生が自らの幻覚体験から着想したインスタレーション作品です。
赤・青・黄・緑・橙の蛍光色の水玉が部屋の中を埋め尽くします。ずっと見ていると、水玉のひとつになって空間の中に漂い消えていくような錯覚を覚えます。
こうした自他の境目が消滅するような感覚を草間彌生は「自己消滅」と呼んでいます。
草間彌生 《 I'm Here, but Nothing 》 2000 / 2022年 蛍光ステッカー、ブラックライト、家具、日用品 サイズ可変

金と銀のモザイクタイルに、カラフルな水玉が施された作品です。
うごめく触手や植物の芽のような形状は、男性器への内的な強迫観念を作品化したもので、1960年代以降、立体作品に頻出するモチーフだといいます。
草間彌生 《命》 2015年 F.R.P、タイル 227×φ110cm 200×95cm 192×75cm 125×60cm 103×50cm

草間彌生美術館の企画展は、2017年10月から始まった開館記念展から10回目を数えますが、展覧会図録はサイズが統一されているので、書棚にきれいに並びます。
私は4冊しか持っていませんが・・・

地味なデザインのトートバックがあったので、買ってきました。《永遠の人類愛の道しるべを私が見出した時》という作品のようです。


草間彌生「毎日愛について祈っている(EVERY DAY I PRAY FOR LOVE)」開催概要
開催会場:草間彌生美術館
開催期間:2022年10月7日(金)~ 2023年2月26日(日)
開館日:木・金・土・日曜日および国民の祝日 
休館日:月・火・水曜日
開館時間:11:00〜17:30 
観覧料:一般 1,100円(税込) 小中高生 600円(税込) 未就学児は無料



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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