ハナトラノオとホウジャクとクマバチ ― 2023年09月27日 15時52分59秒
国営昭和記念公園で「ハナトラノオ」が咲いていました。
ハナトラノオ(花虎の尾)は、カクトラノオ(角虎の尾)とも言い、虎の尾のような花序を付けることから、このように呼ばれています。
シソ目、シソ科、ハナトラノオ属の宿根草で、一度植えると放置していても地下茎でよく増え、半野生化することもあるといいます。8月~9月に薄紫色の花をたくさん咲かせます。
まったく別種ですが、オカトラノオ(丘虎の尾)という花もあります。ツツジ目、サクラソウ科、オカトラノオ属の多年草です。
クマバチ(熊蜂)が蜜を吸いにやってきました。私はクマンバチと呼びます。
ホウジャク(蜂雀)もやってきました。ホシホウジャク(星蜂雀)と呼ばれる種類だと思います。
チョウ目、スズメガ科、ホウジャク属で、ガ(蛾)の仲間になります。
私、ホウジャクが飛んでいる姿を見て「オオスカシバ(大透翅)」と区別がつかないのですが、オオスカシバは、体全体がホウジャクより派手目で、その名の通り翅(はね)が透明です。
ホシホウジャクは前翅がこげ茶色で後翅が黄褐色なのでよく見ると区別がつきます。羽ばたきが早いので写真では翅がブレてしまっていますが・・・
国営昭和記念公園のハナトラノオ(カクトラノオ)は、開花期終盤になっています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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