遠江国一宮 小國神社の紅葉 ― 2023年12月01日 16時21分38秒
遠江国一宮 小國神社の紅葉を見に行ってきました。
遠江国一宮 小國神社は、「とおとうみのくにいちのみや おくにじんじゃ」と読みます。
平安時代中期に成立した旧行政区分では、静岡県は当時、西から「遠江国(とおとうみのくに)」「駿河国(するがのくに)」「伊豆国(いずのくに)」の3つに分かれていました。
二宮金次郎くんがいました。懐かしいですね。最近の小学校ではほとんど会えなくなりました。
小國神社の境内は秋の紅葉で有名です。事待池(ことまちいけ)の周りの樹々も紅葉していました。
境内を流れる「宮川」沿いの散策路の紅葉は特に人気があります。
樹々の緑や黄葉、紅葉の中に、鮮やかな朱色の橋が映えます。
車お祓い処横の宮川散策路は、期間限定でライトアップが行われていました。ライトアップは12月3日(日)まで。時間は17:00~20:30です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
伊藤若冲など全てが国宝!皇居三の丸尚蔵館「皇室のみやび」 ― 2023年12月02日 19時01分38秒
皇居三の丸尚蔵館 開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」に行ってきました。
古くから日本の皇室は文化的所産を蒐集・蓄積し、芸術文化の振興に重要な役割を果たしてきました。
こうした皇室コレクションは宮内庁書陵部や正倉院事務所、東京国立博物館などに保管され、国民への公開や研究活用などに用いられてきましたが、1989(平成元)年に上皇陛下と香淳皇后が約6千点に及ぶ美術工芸品を国に寄贈されたことを契機に「三の丸尚蔵館」が設立され、1993(平成5)年に一般公開が開始されました。
しかし、宮家からの寄贈や遺贈によって収蔵品が年々増え、収蔵スペースが不足した為、2021年から一時休館していました。
まだ工事中ではありますが、今年11月に開館30年を迎え、「皇居三の丸尚蔵館」として一部開館して国民に公開しています。
現在は伊藤若冲の《動植綵絵(どうしょくさいえ)》など国宝を含む約6100件、約2万点を収蔵し、収蔵品には国宝や重要文化財に指定される可能性があるものも多く眠っているとみられています。
今回の展覧会は開館記念として、国宝などを中心に4期に分けて来年6月まで開催されます。
第1期 三の丸尚蔵館の国宝 令和5年11月3日(金・祝)―12月24日(日)
第2期 近代皇室を彩る技と美 令和6年1月4日(木)―3月3日(日)
第3期 近世の御所を飾った品々 令和6年3月12日(火)―5月12日(日)
第4期 三の丸尚蔵館の名品 令和6年5月21日(火)―6月23日(日)
第1期では全ての展示品が「国宝」になっています。
展示風景
藤原氏の氏神、奈良・春日大社の草創と、霊験の数々を描いた全20巻からなる絵巻です。
国宝 《春日権現験記絵》巻十九第二段(部分) 高階隆兼 鎌倉時代 延慶2年(1309)頃 絹本着色
国宝 《春日権現験記絵》巻十九第三段(部分) 高階隆兼 鎌倉時代 延慶2年(1309年)頃 絹本着色
《春日権現験記絵》を納めていた箱です。藤原氏と春日大社にゆかりの藤花の文様が表されています。
国宝 《藤折枝蒔絵箱》 鎌倉時代(14世紀) 木製漆塗・蒔絵
鎌倉時代中期の1274年・1281年に、モンゴル帝国(元朝)および属国の高麗によって2度にわたり行われた対日本侵攻である「元寇(げんこう)」のうち、1281年の2度目の来襲を描いたものです。
国宝 《蒙古襲来絵詞》後巻(部分) 鎌倉時代(13世紀) 紙本着色
伊藤若冲の作品は流石に人気があります。
国宝 伊藤若冲 《動植綵絵》 江戸時代(18世紀) 絹本着色
《動植綵絵》は、さまざまな動植物を30幅に描いた伊藤若冲の傑作にして日本花鳥画の代表作です。絵に専念した40歳頃から約10年をかけて制作されたものだといいます。
国宝 伊藤若冲 《動植綵絵 棕櫚雄鶏図》 江戸時代(18世紀) 絹本着色
国宝 伊藤若冲 《動植綵絵 紅葉小禽図》 江戸時代(18世紀) 絹本着色
小野道風35歳の書で、醍醐天皇の勅命で新調された、屏風の色紙形に書く漢詩の下書き(土代)です。
国宝 《屏風土代》 小野道風 延長6年(928年) 紙本墨書
図録(税込2000円)はA5判190ページで、作品解説に加え皇室に関するコラムなどが記されています。
「特別展示 御即位5年・御成婚30年記念 令和の御代を迎えて―天皇皇后両陛下が歩まれた30年」も開催されています(12月24日まで)。 本展と同時に観覧できます。
皇居三の丸尚蔵館 開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」開催概要
開催会場: 皇居三の丸尚蔵館
開催期間:令和5年(2023年)11月3日(金・祝)〜令和6年(2024年)6月23日(日)
休館日:月曜日(ただし月曜が祝日または休日の場合は開館し、翌平日休館) 12月25日(月)〜1月3日(水)および展示替え期間・その他諸事情により、臨時に休館する場合があります。
開館時間: 午前9時30分〜午後5時 (入館は午後4時30分まで)
観覧料金:一般 1,000円 大学生 500円
※高校生以下及び満18 歳未満、満70 歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものを提示。
※無料の方も日時指定予約が必要
※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者各1 名は無料(予約不要)。
「図録(みやび展)付きチケット」(2,500 円)などお得なチケットもあります。詳細は公式チケットサイトへ(こちら)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
東京駅周辺の秋 ― 2023年12月03日 10時10分10秒
丸の内のメインストリート、「丸の内仲通り」の木々が見事に紅葉しています。
丸の内仲通りと交差して東京駅に向かう「行幸通り」です。
この通りは正式名称を「東京都道404号皇居前東京停車場線」といい、皇居と東京駅を結んでいます。天皇が行幸するため皇居から東京駅までの移動に利用した道路であることから、一般的には「行幸通り」と言われています。正面(中央)に小さく見えるのが東京駅です。
東京駅です。
丸の内ビルディング(丸ビル)のレストラン街がある5階テラスから見ました。
丸ビル1階マルキューブには、ディズニー100周年記念映画 『ウィッシュ』 (12月15日劇場公開) からインスパイアされたクリスマスモニュメントが展示されていました。
暑い日が続いて、急速に秋がやってきたかと思っていたら、もうクリスマスですね。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
皇居東御苑のツワブキ ― 2023年12月04日 09時22分34秒
横浜で石井幹子母娘国内初のコラボイルミネーション ― 2023年12月05日 15時59分45秒
横浜の観光名所・山下公園で、イルミネーションイベント「イルミーヌ・ヨコハマ2023~横浜の未来が輝く~」が開催されています。
「過去、現在、未来のすべてが輝く横浜」をコンセプトに、横浜の冬の光を彩る新しいライトアート作品と音のコラボレーションが展開されます。
生糸貿易で繁栄し、明治以降の日本を支えた横浜の歴史を讃えて、ランドマークである横浜マリンタワーはシルクの糸をイメージした黄金色にライトアップされました。
下の写真、マリンタワーの手前が山下公園、左のブルーにライトアップされた船は戦前の日本で建造され現存する唯一の貨客船「氷川丸」です。
国際的な照明デザイナーである石井幹子さんと、パリを拠点に活躍する娘の石井リーサ明理さん。世界中で絶大な評価を得ている照明デザイナーの母娘が、国内では初めてコラボレーションして企画デザインを担当するという、夢のライトアップが実現しました。デザイン統括は(株)石井幹子デザイン事務所です。
マリンタワーの黄金色ライトアップには、石井幹子さんが2018年にパリのエッフェル塔を黄金色に輝かせた際に開発されたLED投光器を使用しているということです。
山下公園の「おまつり広場」では、世界最先端のマルチ投光器とフルカラーレーザーを駆使したレーザー光が、音楽に合わせてダイナミックな演出を行います。
1960年に姉妹都市のアメリカ合衆国サンディエゴ市から寄贈された「水の守護神像」がある「噴水広場」も、優しい色合いにライトアップされています。
「芝生広場・西側」には、ライト・ファニチャーが置かれ、光るカウチに座りながら、音と味覚と光の相乗効果を楽しむラウンジが設置されています。
王様の椅子のような作品にも自由に座ることができます。外国人観光客に人気のようで、次から次へと入れ代わり立ち代わり記念撮影をしていました。この椅子はゆっくり座っているのは難しいようです。(2ヶ所にあります)
山下公園通りのイチョウ並木には、パリのシャンゼリゼ通りを彷彿とさせる華やかなワイングラス・イルミネーションが延々と続きます。
その他、「花壇エリア」や「芝生広場・東側」でもイルミネーションイベントが開催されています。
「イルミーヌ・ヨコハマ2023~横浜の未来が輝く~」開催概要
開催会場:横浜・山下公園
開催期間・時間:2023年12月1日(金)~2023年12月30日(土)17時~21時05分
2023年12月31日(日)17時~翌1時 ※12月31日夜のカウントダウンイベントを別枠として検討
入場・観覧料金:無料
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
航空自衛隊のランドクルーザー ― 2023年12月06日 11時00分29秒
新東名高速・静岡SAに駐車していた、トヨタ・ランドクルーザー。その色とナンバープレートから自衛隊の車両だと思われます。
ナンバーの45という数字は航空自衛隊が所有する車であることを示しています。その右に4桁の数字がありますが、これは特に意味はなく連番で付けられています。
車両に向かって左側に「入基」と書かれていますが、航空自衛隊の入間基地を指しています。向かって右に書かれている「2移警」はなんでしょう?調べてみると、「第2移動警戒隊」の略だと分かりました。
埼玉県の入間基地にある航空自衛隊・第2移動警戒隊に配属されている車のようです。
第2移動警戒隊は、移動式レーダーサイト部隊で、移動式3次元レーダー装置などを搭載した各種車両を必要な場所に展開させ、地上から既存のレーダーサイトのバックアップをします。
この車は、市販のトヨタ製SUV「ランドクルーザー」に所要の艤装を施したもので、ルーフ上部にある半円形のものは、携帯電話だけでなく既存の無線なども通じない場所でも通信を確保するための、衛星通信装置だそうです。
部隊の先導車としての任務の他、一般的な人員輸送などにも使用するということです。
(出典:乗りものニュース)
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浜松「清水家」のうなぎ ― 2023年12月07日 15時10分13秒
浜松へ行ったのでお昼は「清水家」でうな重です。
肝吸いと香の物が付いて税込み3,465円。値段の割に肉厚で、タレの味もちょっと甘めで美味しい。
養殖なんだけど、浜松・浜名湖と聞いただけで美味しく感じます。
「肝焼き」があるというので、そちらもいただきました。税込550円です。
串焼き2本分位の量が器に入っています。甘ダレに焼いた肝の苦みがマッチして、日本酒が飲みたくなります。
お昼に贅沢をしたので、夜は帰りがけのサービスエリアでチャーシュー麺にして簡単に。税込1,000円でした。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
16羽の鳩 ― 2023年12月07日 18時38分58秒
大さん橋のプロジェクションマッピング ― 2023年12月08日 16時24分00秒
横浜都心臨海部でイルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2023〉」が開催されています(2024年1月4日まで)
横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)に行ったら、「くじらのせなか」(屋上)のウッドデッキで、海上のプロジェクションマッピング「Yターミナル(Y-Terminal)」が開催されていました。
この場所は屋外劇場になっていて、屋上から2階へ降りる階段が観客席を兼ねる形状になっています。
その波打つ階段を利用して、大きなクジラが泳ぐ場面など、色鮮やかなプロジェクションマッピングの光が踊ります。
大さん橋は、観光都市横浜の夜景を見渡せる絶好のビューポイントです。
プロジェクションマッピングの向こうに、みなとみらい21エリアの高層ビル群が見えました。
みなとみらい21エリア周辺の街全体が光と音楽で躍動するスペクタクルショー「ハイライト・オブ・ヨコハマ」では、過去最大の40施設が演出に参加しています。大さん橋からはこのショーの全体を見渡すことができます。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野公園の紅葉 ― 2023年12月09日 08時14分20秒
上野公園の西郷隆盛像の周りが見事な紅葉・黄葉に染まっています。
この像は、西郷の死後21年を経た1898年(明治31年)12月18日に除幕式が行われ、以後125年にわたって「上野の西郷さん」として親しまれています。
西郷さんの向こうのビルから、東京スカイツリーが顔を出していました。
上野公園のイチョウ並木はまだ見頃が続いており、ひらひらと落ちてくる葉っぱで道は黄金色になっています。
上野公園のメイン通りである「さくら通り」の木々も赤く染まっていました。
ロダンの作品も「秋うつ」で、考え込んでいます。
オーギュスト・ロダン 《考える人》(拡大作) 186 x 102 x 144cm 国立西洋美術館・松方コレクション
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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