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富士の峰(ふじのみね) 牡丹2024年01月10日 05時49分16秒

富士の峰(ふじのみね) 牡丹
富士の峰(ふじのみね) 牡丹
千重大輪の花を咲かせ、名峰富士に積もった雪のように真っ白な花弁が目を惹きます。
富士の峰(ふじのみね) 牡丹

石橋財団コレクション選 モネ、ピカソ、ルノワール・・・2024年01月10日 18時20分20秒

アーティゾン美術館で開催されている「石橋財団コレクション選」は、モネ、ピカソ、ルノワール、ゴッホなど誰もが知っている著名な画家の作品が一堂に展示されています。

「石橋財団コレクション選」は、アーティゾン美術館が所蔵している作品から厳選されたもので、同時開催されている企画展「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」展のチケットで入場することができます。

印象派の画家で人気のあるモネの《睡蓮》です。モネといえばやっぱり《睡蓮》ですね。
モネは1883年からジヴェルニーに居を移し、終の棲家としました。ジヴェルニーの自邸に造成した「水の庭」の池に生育する「睡蓮」をモチーフに制作された絵画は約250点にも及ぶといわれています。
クロード・モネ 《睡蓮》 1903年 油彩・カンヴァス 81.5×100.5cm

1908年、67歳でモネが初めてヴェネツィアを訪れた際に描かれました。夕日に染まる海に浮かぶのは、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会です。
クロード・モネ 《黄昏、ヴェネツィア》 1908年頃 油彩・カンヴァス 73.0×92.5cm

腕を組んで座っているのは「サルタンバンク」と呼ばれる大道芸人です。力強い線と、赤や紫の鮮やかな色彩が印象的です。
パブロ・ピカソ 《腕を組んですわるサルタンバンク》 1923年 油彩・カンヴァス 130.8×98.0cm

ルノワールは優れた人物画を多く描きました。描かれているのは、パリで出版業を営むジョルジュ・シャルパンティエの娘ジョルジェット(当時4歳)です。大人用の大きな椅子と、大人びたポーズをとる少女との対比がジョルジェットのかわいらしさを際立させていて、微笑ましいですね。
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》 1876年 油彩・カンヴァス 97.8×70.8cm

1886年春、ゴッホは弟のテオと共に、モンマルトルの丘の中腹にアパルトマンを借ります。この風車は、そのアパルトマンのすぐ近くにあるダンスホール、「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」のシンボルです。ダンスホールの外側から描いています。ルノワールが1876年に描いた《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》の賑やかな情景とは対照的な作品です。
フィンセント・ファン・ゴッホ 《モンマルトルの風車》 1886年 油彩・カンヴァス 48.2×39.5cm

展示風景

私の好きな画家、ミロの作品です。ひとつの画面の中に動と静が混在し、赤、黄、青、緑の鮮やかな色彩の中で、黒や白の無彩色が存在感を示します。
ジョアン・ミロ 《絵画》 1952年 油彩・カンヴァス 73.7×186.0cm

新収蔵作品で、こちらも私の好きなカンディンスキーです。花を付けた菩提樹が画面中央に立ち、道を左右に二分しています。幅の広いリズミカルな筆致と鮮やかな色彩が活気を与え、なんだか楽しくなる絵画です。
ヴァシリー・カンディンスキー 《3本の菩提樹》 1908年 油彩・板 33.0×41.0cm

展示風景

この作品も新収蔵作品です。クレーのバウハウス時代の終盤に作成された作品で、この時期、クレーは二つの存在の重なり合った様態に関心を寄せていたといいます。二人の子供が一体となった、活気があって可愛らしい絵画です。
パウル・クレー 《双子》 1930年 油彩・カンヴァス 60.6×50.8cm

本展では、19世紀の印象派から20世紀までの西洋美術、戦後から現代までの作品、そして国重要文化財を含めた日本の近代洋画や尾形光琳《孔雀立葵図屏風》(国重要文化財・江戸時代)など100点余りが展示されています。
特集コーナー展示では「野見山暁治」を紹介しています。
企画展「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」と一緒に、是非見て欲しい展覧会です。


「石橋財団コレクション選」開催概要
開催会場:アーティゾン美術館 5階、4階
開催期間:2023年12月9日[土] - 2024年3月3日[日]
休館日:月曜日(2月12日は開館)、2月13日
開館時間:10:00ー18:00(2月23日を除く金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
観覧料金:一般    WEB予約=1,800円*クレジット決済のみ    窓口販売=2,000円 
  大学生 / 専門学校生 / 高校生 無料 要ウェブ予約 ※要学生証か生徒手帳提示
  中学生以下 無料 予約不要
  障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料 予約不要 ※要障がい者手帳提示
この料金で企画展など同時開催の展覧会を全て観覧できます。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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