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ワスレグサ(忘れ草)/ ヤブカンゾウ(藪萱草)2024年07月19日 10時16分08秒

国営昭和記念公園・日本庭園の「ワスレグサ(忘れ草)」です。「ヤブカンゾウ(藪萱草)」とも呼ばれます。
ワスレグサ(忘れ草)/ ヤブカンゾウ(藪萱草)

ワスレグサ(忘れ草)は、キジカクシ目、ワスレグサ科、ワスレグサ属の多年草で、道ばたなどのやや湿り気のある場所に群生し、夏にはユリに似たオレンジ色の花を咲かせます。
名前が似ている、ワスレナグサ(勿忘草/忘れな草)は全くの別種です。
ワスレグサ(忘れ草)/ ヤブカンゾウ(藪萱草)

英語で「Daylily」といわれるように、花が一日で終わると考えられていましたが、実際は2~3日は保つものが多いようです。花が萎んだ後も蕾が次から次へと咲いていきます。
ワスレグサ(忘れ草)/ ヤブカンゾウ(藪萱草)

和歌では、悲しいことや忘れたいことがあった心境を表す言葉として詠まれます。万葉集でも多く詠われています。

忘れ草 我が紐(ひも)に付く 香具山(かぐやま)の 古(ふ)りにし里を 忘れむがため
『万葉集』 第三巻:0334 大伴旅人(おおとものたびと)
ワスレグサ(忘れ草)/ ヤブカンゾウ(藪萱草)



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カサブランカ(Casa Blanca)2024年07月19日 17時52分48秒

国営昭和記念公園の西立川口ぶらぶら坂で、カサブランカが見頃になっています。
カサブランカ(Casa Blanca)

カサブランカ(学名:Lilium ‘Casa Blanca’)はユリ目、ユリ科、ユリ属の栽培品種の一種です。
数あるオリエンタル・ハイブリッドという品種群の中でも、純白で大輪の花を咲かせる豪華な花姿から、「ユリの女王」と評されています。

カサブランカ(Casa Blanca)

カサブランカの名は、モロッコ王国最大の都市カサブランカ(Casablanca)から付けられました。「Casablanca」はスペイン語で、「白い家」という意味があります。
カサブランカ(Casa Blanca)



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昭和記念公園の八重咲きオリエンタル・リリー2024年07月19日 18時42分00秒

国営昭和記念公園カサブランカの近くに咲いているユリの花。
八重咲きオリエンタル・リリー
純白で大輪の花を咲かせていますが、カサブランカではありません。
カサブランカを代表とするオリエンタル・ハイブリッドの仲間で、こちらは八重咲きです。
八重咲きオリエンタル・リリー
八重咲きの大輪なので、カサブランカに負けない豪華さがあります。
オリエンタル・ハイブリッドはヤマユリやカノコユリ、サクユリなどの芳香性のあるユリを交配して作られた品種群で、江戸時代にこれらの日本のユリが欧米に伝わり、品種改良の元になりました。
八重咲きオリエンタル・リリー



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