上高地・大正池から河童橋 ― 2024年08月04日 18時40分23秒
上高地の大正池から河童橋まで歩いてみました。
昔は、大正池の紺色の湖面に幻想的な立ち枯れが美しく並び、穂高連峰や焼岳を映し出していました。しかし、焼岳の沢から流れ込む土砂が堆積し、大正池の池面積は大正4年の誕生当初の半分以下になっているといいます。
このまま放置しておけば大正池は10年くらいで埋まってしまうということで、毎年11月の渇水期に大正池に浚渫船(しゅんせつせん)を持ち込み、堆積した土砂の除去作業を行なっています。
現在は立ち枯れの木はほとんどなく、朽ちた木の根元からは新たな生命の息吹を感じられます。
枯れ枝にトンボがとまっていました。
清流の中を数匹のイワナ(岩魚)が泳いでいます。
穂高橋から見た梓川の流れです。
川辺にナデシコの花が咲いています。シナノナデシコ(信濃撫子)でしょうか。
石に生えた苔にも花が咲いています。
上高地といえば誰もが一度は見に行くウェストン碑は健在です。数組が並んで順番に記念写真を撮っていました。
クサボタン(草牡丹)だと思います。
河童橋は多くの観光客で賑わっていました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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