ソシンロウバイの見頃が続いています ― 2025年02月05日 07時32分52秒
東京都昭島市と立川市にまたがる国営昭和記念公園では、BBQ広場残堀川沿い、16番交差点、こもれびの池、花木園など多くの場所にソシンロウバイが植えられています。
こもれびの池付近では、ソシンロウバイと梅の花の饗宴を楽しむことが出来ます。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)は、中国原産のロウバイ(蝋梅)の園芸品種です。
ロウバイの基本種は、黄色い花の芯の部分が暗紫色になっているので中心が枯れたように見えます。しかし、素心蝋梅は芯の部分も黄色なので見た目にも美しく、栽培品種として人気があります。
素心とは、「純粋で汚れていない」という意味があるようです。
ロウバイは梅の花とほぼ同じ時期に咲き、漢字で 蝋梅 と書くので、梅の一品種と思われがちです。でも、梅の仲間ではありません。
蝋梅はクスノキ目、ロウバイ科、ロウバイ属で、梅はバラ目、バラ科、サクラ属です。 別属の植物になります。
ロウバイ(蠟梅)の名前の由来は、陰暦の12月(新暦で1月頃)にあたる朧月(ろうげつ)に梅の香りのする花を咲かせるためだと言われています。 また、半透明で艶のある蝋細工のような花を咲かせるからという説もあります。
昭和記念公園のソシンロウバイは花の外側が茶色くなってきたものもありますが、蕾もたくさん残っています。もうしばらく見頃が続くのではないでしょうか。
寒い時期に、透明感のある美しい黄色の花を咲かせてくれるソシンロウバイ。極寒の中、心を温めてくれます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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