水仙(スイセン)はナルシスト ― 2026年01月20日 09時30分37秒
立川市と昭島市にまたがる国営昭和記念公園で、ニホンズイセンが咲き始めました。
立川市は都心より2~3℃気温が低いといわれ、草花の開花も都心より少し遅いようです。
ニホンズイセン(日本水仙)はキジカクシ目、ヒガンバナ科、スイセン属の総称で、日本ではスイセンといえば12月末から春にかけて咲く、このニホンズイセンを指していました。冬の季語です。
最近は春に咲き始めて花色が多彩で華やかな、西洋スイセンに人気があるようですが。
スイセン属の学名は Narcissus 。学名は、泉に映る自らの姿に恋をして死に、その場所に花が咲いたというギリシャ神話の青年 Narcissus の名が由来となっています。ナルシシズム(自己愛)やナルシシスト、ナルシストという言葉も由来は同じです。
植物界のナルシストは清楚な花を咲かせ、凛とした姿で佇んでいます。
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ナノハナ(菜の花)が咲き始めました ― 2026年01月19日 09時04分09秒
うつむいて咲く可憐な花スノードロップ ― 2026年01月18日 11時02分14秒
冬の寒さに耐えながらうつむいて咲く可憐な花。 スノードロップです。
Wikipedia によると、エデンを追われたイヴが地上で初めて迎えた冬の日、野原の草花が無くなった一面の雪原に嘆いていた所に現れた天使が、イヴを慰めるために降っていた雪をスノードロップに変えたという、キリスト教の伝説があるそうです。
花色は白で、長い花弁が3枚と短い花弁が3枚の6枚の花弁を持ちます。種によっては短い方の内花被に緑色の斑点が入ります。
緑の斑点が、顔のようにも見えます。
国営昭和記念公園にて
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昭和記念公園で見かけた小鳥たち ― 2026年01月05日 16時22分45秒
国営昭和記念公園にいた小鳥たちです。
ホオジロの仲間で、アオジです。
アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀)は、スズメ目、ホオジロ科、ホオジロ属に分類される鳥類です。
ホオジロに似ていますが、喉の辺りから腹部にかけて黄緑色っぽくなっているので、区別が出来ます。
背中を見るとスズメにも似ています。スズメより少し小さめに見えます。
用心深い鳥で、通常は人影を見るとすぐに藪の中に逃げ込んでしまうのですが、今回は足元まで寄って来て、ふと気が付いて慌てて飛んでいきました。私、存在感が無いというか、影が薄いというか・・・
ガビチョウ(画眉鳥)です。大きな声で他の鳥の声まねのような鳴き方をするので、姿を見なくてもガビチョウがいるとすぐに分かります。 地上でドングリを拾って食べていました。
ガビチョウ(画眉鳥)は、スズメ目、チメドリ科、ガビチョウ属に分類される鳥類です。
中国南部からベトナム、ラオスにかけて生息しています。日本では、ペットとして輸入された個体が「かご脱け」や違法な放鳥により定着したといわれます。外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100にもなっています。
木の上でコゲラが枝をつついていました。
コゲラ(小啄木鳥)はキツツキ目、キツツキ科、アカゲラ属に分類される鳥類です。
キツツキの漢字表記は「木を啄ばむ鳥」という意味で「啄木鳥」と書きます。ケラはキツツキの別名です。なので、小啄木鳥と書いてコゲラと読みます。読みは3文字なのに、漢字で書くと4文字になります。日本語はよぅ分かりまへんわ。
住宅街でもおなじみの鳥、メジロ(目白)もいました。目が白いのでメジロ、分かりやすいですね。
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今日の富士山&ソシンロウバイ ― 2025年12月30日 18時36分25秒
東京都立川市と昭島市にまたがる「国営昭和記念公園」から見た、今日の富士山です。
手前には咲き始めた菜の花が、ちらほらと見えます。富士山頂の積雪量は、かなり増えてきているようです。
昭和記念公園では、No.16交差点周辺、BBQガーデン残堀川沿い、こもれびの池などで「ソシンロウバイ(素心蠟梅)」が咲き始めました。
ソシンロウバイ(素心蠟梅)は中国原産のロウバイ(蠟梅)の園芸品種で、クスノキ目、ロウバイ科、ロウバイ属の落葉樹です。「梅」という字がつきますが、梅の仲間ではありません。梅はバラ目、バラ科です。
ロウバイ(蠟梅)の名前の由来は、陰暦の12月(新暦で1月頃)にあたる朧月(ろうげつ)に梅の香りの花を咲かせるためだと言われています。 また、半透明で艶のある蝋細工のような花を咲かせるからという説もあります。
ロウバイの基本種は、黄色い花の中央の部分が暗紫色になっているので中心が枯れたように見えるのですが、素心蝋梅は中央の部分も黄色なので見た目にも美しく、栽培品種として人気があります。
華やかな色の花が少ない冬の寒い季節に、澄んだ黄色の花が青空に映えます。
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センニチコウ(千日紅) ― 2025年10月29日 08時00分56秒
国営昭和記念公園の「みんなの原っぱ南花畑(ブーケガーデン)」で咲いているセンニチコウです。
センニチコウ(千日紅)はナデシコ目、ヒユ科、センニチコウ属の一年草で、園芸品種としても多く栽培されています。白、ピンク、赤、赤紫、黄色などさまざまな花色がありますが、キバナセンニチコウという品種は多年草に分類されます。
千日紅は別名千日草ともいい、その名の通り長い期間花を咲かせます。7月頃から咲き始め、見頃は9月頃だといわれています。
花のように見えるのは「苞」と呼ばれる、花の集まり(花序)の基部にある特殊化した葉です。
近付くと、黄色い小さな花がたくさん咲いていることが確認できます。
クローバーの花に似ていますが、クローバーはマメ目、マメ科で、全く別の種類になります。
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ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♀ ― 2025年10月23日 08時59分03秒
ツマグロヒョウモンがキバナコスモスにやってきました。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)は、チョウ目(鱗翅目)、アゲハチョウ上科、タテハチョウ科、ドクチョウ亜科、ヒョウモンチョウ属に分類されるチョウの一種で、鮮やかなオレンジ色がとても目立ちます。
この個体はメスです。雄(オス)の翅には黒に白い帯の部分が無く、翅全体にヒョウ柄が広がります。オスもメスも、後翅の外縁が黒く縁取られている(褄が黒い)のがツマグロヒョウモンの特徴です。
ツマグロヒョウモンのメスは、ヒメアカタテハ(姫赤立羽)というチョウに模様がよく似ているので、一見区別がつきません。下の写真はヒメアカタテハです。(2022年9月末に撮影)

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百日草をジニアと呼ぶ人、増えてきました ― 2025年10月22日 14時40分14秒
国営昭和記念公園の「みんなの原っぱ南花畑(ブーケガーデン)」で咲いているジニアです。
最近はジニアと呼ぶ人が多いのですが、私が子供の頃は「百日草(ヒャクニチソウ)」と教わりました。
ジニア(Zinnia)はキク目、キク科、ヒャクニチソウ属の一年草です。
ヒャクニチソウ属を学名で Zinnia というので、一般的にもジニアと呼ばれるようになりました。
正確にはヒャクニチソウはヒャクニチソウ属の中の一つの種で、学名は Zinnia elegans Jacq. です。
外側に舌状花(花弁に見えるもの)をつけ、その内側に筒状花を多数つけます。観賞用の栽培品種が多く作られており、舌状花の色は赤、黄、ピンク、白などさまざまです。
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昭和記念公園の原種シクラメンが見頃です ― 2025年10月21日 16時47分54秒
国営昭和記念公園の花木園展示棟前通路沿いで、原種シクラメンが見頃になっています。
原種シクラメン(Cyclamen)は、ツツジ目、サクラソウ科、シクラメン属の多年草です。球根植物になります。
クリスマスの頃になるとポインセチアと共に花屋さんの店頭を飾るシクラメン。
昭和記念公園で咲いているこの花は、その名の通り品種改良されていない原種のシクラメンになります。原産地は地中海沿岸、南ヨーロッパから西アジアにかけてで、20くらいの品種があるということです。
日本では秋咲きの「ヘデリフォリウム(C. hederifolium ) 」や春咲きの「コウム(C. coum )」が、多く流通しています。この品種はヘデリフォリウムになります。
冬に鉢植えが流通する改良品種に比べ、小さめの花姿で楚々とした雰囲気が魅力的なシクラメンです。
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紫苑(シオン) ― 2025年10月14日 09時11分23秒
ふりはへて いざふるさとの はなみむと こしをにほひぞ うつろひにける
古今和歌集 巻十 0441 詞書:しをに 読み人知らず
振り延へて いざ故郷の 花見むと 来しをにほひぞ うつろいひにける
故郷の花を見ようとわざわざやって来たのに、花は盛りを過ぎて色褪せてしまっていた。という意味の句です。
詞書(題)は「しをに(=紫苑)。 “来しをにほひぞ”の所に隠し題として「しをに」が詠み込まれています。
平安時代の古今和歌集や源氏物語にも登場する紫苑(シオン)の花が、国営昭和記念公園の「野草のこみち」で咲いています。
シオン(紫苑)はキク目、キク科、シオン属の多年草で、「思い草(オモイグサ)」「十五夜草(ジュウゴヤソウ)」などの別名を持つ、風流な植物です。
9月から10月に青味のある薄紫色の花を咲かせます。紫苑色(しおんいろ)は、日本の伝統色として着物の色などに古くから親しまれてきました。
春に道端などでよく見かける「ハルジオン(春紫苑)」は、属は違いますがシオンに似た花が春に咲くので、その名が付けられました。
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