上野動物園のジャイアントパンダたち ― 2024年03月11日 14時02分50秒
上野動物園のジャイアントパンダ、双子パンダのシャオシャオとレイレイです。
向こうにいるのがレイレイで、手前がシャオシャオです。
シャオシャオとレイレイは、屋外放飼場(D)の改修工事の為、3月下旬頃までの予定で屋内展示室のみの展示になっています。今までよりも大きな「やぐら」が組まれています。
双子パンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」です。
レイレイから少し離れて、美味しそうに竹を食べています。
メスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。
6月で3歳になります。上手に竹を割って食べています。
パパパンダの「リーリー(力力、Ri Ri)」です。リーリーがいるのは屋外放飼場(C)になります。
いつもは「寝食い」でまったりとしているリーリーですが、放飼場の森の中を歩き回っていました。
ママパンダの「シンシン(真真、Shin Shin )」が展示されているエリアの屋外放飼場(B)にも「やぐら」を造るということで改修工事が行われています。
改修工事中はシンシンは奥にある非公開の放飼場にいて、原則非公開になっていますが、屋外放飼場(A)に出てきました。
まっすぐこちらにやってきます。あまりにも近くに来たので、思わず身を引いてしまいました。
シンシンは、大人(成獣かな?)になってもかわいい顔をしています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
上野公園のオオカンザクラ(大寒桜) ― 2024年03月07日 20時47分44秒
上野公園でオオカンザクラが見頃になっています。
オオカンザクラ(大寒桜)は、バラ目、バラ科、サクラ属の落葉広葉樹で、カンヒザクラ(寒緋桜)とオオシマザクラ(大島桜)、またはヤマザクラ(山桜)の交雑種と考えられています。
やや大きめの淡紅色の花が咲き、花弁中央部の色が濃くなります。ソメイヨシノより一足早く満開となる早咲きの桜で、成長が早く大樹となります。
上野公園の説明では、1964年(昭和39年)に上野公園にこの桜を植樹した際、カンザクラ(寒桜)と比べて大きく立派だったので、都職員の相関芳郎氏と国立科学博物館の大井次三郎博士により新品種として「オオカンザクラ(大寒桜)」と名付けられたといいます。
オオカンザクラにもメジロがやってきました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
ジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」 ― 2024年03月01日 16時02分02秒
上野動物園の双子パンダ、シャオシャオとレイレイは、屋外放飼場(D)の改修工事の為、3月下旬頃までの予定で屋内展示室のみの展示になっています。
手前がレイレイで、向こうがシャオシャオです。
2月15日の測定で、シャオシャオは73.5㎏、レイレイは76.1㎏だということです。
1ヶ月前の1月15日より、シャオシャオは7.5㎏、レイレイは4㎏増えています。
双子パンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」です。
扉の向こうが気になるんでしょうか?
2歳8ヶ月です。かなり成長しましたが、大きくなってもかわいいですね。
メスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。
シャオシャオは幼い頃からお母さんに甘えて動き回っていましたが、レイレイはマイペースな性格で落ち着いています。
双子だからか、シャオシャオによく似ています。 って言うか、ジャイアントパンダは皆同じ顔に見えますが・・・
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
上野・不忍池のカワウ(河鵜、川鵜) ― 2024年02月09日 16時15分17秒
上野・不忍池は遊歩道によって「蓮池」、「ボート池」、「鵜の池」の3つに分かれています。
「鵜の池」ではカワウたちがコロニーを形成し、世界でも珍しい都会にあるカワウ繁殖地となっています。
カワウ(河鵜、川鵜)は、カツオドリ目(以前はペリカン目に分類)、ウ科、ウ属の鳥類です。
河川だけではなく、池、沼、湖や海(海岸)にも生息します。横浜港でもウミウではなくカワウを普通に見かけます。
不忍池のカワウが、枯枝探しをしていました。寝ぐせのような頭がかわいいですね。
良さそうな枯草や枯枝を見つけると、それを銜えてコロニーに飛び立ちます。
巣作りのために適した材料を探して、せっせと集めているんだと思います。
不忍池にいるカワウの繁殖期はほぼ一年中で、特に春先や秋には営巣活動が活発になるようです。
不忍池のカワウは昭和30年代に動物園が飼っていたものを羽の一部を切って池に放したのが始まりで、これに野生のカワウが合流し、数が増えていったということです。
2羽がケンカをしています。夫婦喧嘩でしょうか・・・
因みに、カワウは一夫一妻だそうです。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
五條天神社・花園稲荷神社の梅の花 ― 2024年02月05日 16時17分19秒
上野公園にある五條天神社の狛犬(獅子像)の向こうに、ピンクの梅の花が咲いています。
枝垂れ梅も、かなりの数の花が開いていました。
五條天神社の梅の花は、これからが見頃になります。
五條天神社と同じ境内の様に隣接して、花園稲荷神社があります。本務社である五條天神社が管理していますが、境内社ではなく兼務社で、それぞれ独立した神社です。
上野公園・さくら通り側の参道に、紅白の梅が咲いていました。
この朱色の鳥居は、特に外国人観光客に人気のフォトスポットになっています。
花園稲荷神社から西郷隆盛像の方へ少し歩いた所にある、清水観音堂近くでは十月桜(ジュウガツザクラ)が咲いています。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展 ― 2024年02月04日 15時42分47秒
上野の東京都美術館で、「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展が開催されています。
2月6日(火)までの平日入場者には、チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園》の絵柄のクリアファイルが、各日先着100名に配布されます。
A4サイズが入る持ち手付きの袋で、切り取るとクリアファイルになります。
2月7日(水)から22日(木)までの平日入場者は、5.7cm×5.7cmの展覧会オリジナルステッカーが貰えます。(各日先着100名)
19世紀後半、大都市パリには国外からも多くの画家が集いました。パリで印象派に触れ、学んだ画家たちは、新しい絵画の表現手法を自国へ持ち帰ります。
本展は、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に焦点をあてた展覧会になっています。
アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきました。
本展では、ウスター美術館の印象派コレクションを中心に、モネやルノワールなどのフランス印象派やアメリカ印象派を代表するハッサムなどの油彩画約70点を展示します。クールベ、コロー、シスレー、ピサロ、カサット、サージェント、ホーマー、セザンヌ、シニャックら40人以上の画家の作品が集結しています。
連作であるモネの《睡蓮》は世界中の美術館で愛されていますが、ウスター美術館は1910年にモネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入しました。
本展では、ウスター美術館が《睡蓮》を購入するにあたっての交渉・手続きの際の、手紙などの資料も展示されています。
クロード・モネ 《睡蓮》 1908年 油彩、カンヴァス 94.8×89.9 cm ウスター美術館蔵
展覧会は、
Chapter 1 伝統への挑戦
Chapter 2 パリと印象派の画家たち
Chapter 3 国際的な広がり
Chapter 4 アメリカの印象派
Chapter 5 まだ見ぬ景色を求めて
の5つの章で構成され、フランスの印象派だけではなく、これまで日本で紹介される機会の少なかった、知られざるアメリカ印象派の魅力に触れることが出来ます。
1880年代半ばには、アメリカの画家や収集家の間でフランスの印象派が流行し始めていました。
アメリカの画家たちは、自国の風景や生活の描写に印象派の明るく自由な色彩を取り入れ、アメリカらしい主題をうまく表現する方法を学びました。彼らは、印象派の技法に手を加えながら独自の絵画を創り上げていったのです。
ジョゼフ・H・グリーンウッド 《リンゴ園》 1903年 油彩、カンヴァス 50.8×76.2 cm ウスター美術館蔵
章の間などに、フォトスポットがたくさん用意されていて、絵画(ポスターやタペストリー)と一緒に記念撮影をすることが出来ます。
著名なフランス印象派の画家たちの作品から、日本ではあまり知られていないアメリカ印象派の世界まで、そのつながりを知ることが出来る貴重な展覧会になっています。
図録の表紙は、クロード・モネ《睡蓮》と、チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》の2種類から選べます。
サイズはA4変形(横およそ23cm×縦およそ20cm)262ページで、見やすい横長サイズになっています。税込3,000円です。
ウスター美術館と聞くと、ウスターソースを連想してしまいますが、グッズの中に、やっぱりありました。
「ウスター展ソース」です。
ウスターソースはイギリスのウスター市が発祥の地です。そのウスター市と姉妹都市であるアメリカのウスター市にウスター美術館があります。
そんな、こじつけのようなダジャレコラボ商品がこちらです。マークは◎に「象(ゾウ)」ではないです。印象派の「象(ショウ)」です。税込972円で売っていました。
三つ折りケースも買ってきました。チケットケースやマスクケースとして使えます。
以前は人にチケットを渡すときなどに使っていましたが、今はQRコードの電子チケットをスマホ上で分配出来ちゃうので、使わなくなりました。税込550円です。
「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」開催概要
開催会場:東京都美術館
開催期間:2024年1月27日(土)~ 4月7日(日)
休館日:月曜日、2月13日(火) ※ただし2月12日(月・休)、3月11日(月)、3月25日(月)は開室
開室時間:9:30-17:30 金曜日は20:00まで (入室は閉室の30分前まで)
観覧料金:一般 2,200円 大学生・専門学校生 1,300円 65歳以上 1,500円
※高校生以下無料。 日時指定予約は不要。
※18歳以下(2005年4月2日以降生まれ)の方は、3月1日(金)~4月7日(日)に限り無料。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料。日時指定予約は不要。
※一般以外は、いずれも証明できるものを提示。
本展は、以下の通り巡回します。
2024年4月20日(土)~ 6月23日(日):郡山市立美術館(福島県郡山市)
2024年7月6日(土)~ 9月29日(日) : 東京富士美術館(東京都八王子市)
2024年10月12日(土)~ 2025年1月5日(日): あべのハルカス美術館(大阪府大阪市)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
上野動物園のジャイアントパンダたち ― 2024年02月03日 15時27分16秒
上野動物園の双子パンダ、シャオシャオとレイレイは、屋外放飼場(D)の改修工事の為、3月下旬頃までの予定で屋内展示室のみの展示になっています。
下3枚の写真全て、左側がシャオシャオです。
屋内の照明なので光の周りが悪く、どうしてもコントラストが強い変な影が出てしまいます。
ジャイアントパンダは成長すると兄弟でも喧嘩をしたりするようで、シャオシャオとレイレイも、近い将来離れて暮らすようになります。 でも、まだまだ仲良しの2頭です。
双子パンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」です。落ち着きなく部屋の中を歩き回っていて、時々レイレイにちょっかいを出していました。
緑色のラインは監視カメラの映像などでも2頭を明確に識別するために、シャオシャオに付けられているそうです。
メスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。いつも落ち着いている、マイペースな性格です。
ママパンダの「シンシン(真真、Shin Shin )」です。
シンシンが展示されているエリアの屋外放飼場(B)にも「やぐら」をつくるということで改修工事が行われています。
シンシンは高血圧ということもあり、工事期間中(3月末迄)は原則として非公開です。ただ、工事が無い日には隣の屋外放飼場(A)で展示をする場合もあるということです。たまたまシンシンが出てきて食事を始めました。ラッキーです。
パパパンダの「リーリー(力力、Ri Ri)」です。リーリーがいるのは屋外放飼場(C)になります。
いつもは背もたれ無しの“寝食い”をしているのですが、珍しく岩にもたれかかって食事をしています。
いつものオッサン臭さが消えて、ちょっと若々しく見えます。
リーリーには、逆立ち排尿やマーキング、体のこすりつけの回数が増えるなど、繁殖期によく見られる行動があらわれてきたそうです。
ジャイアントパンダの繁殖期は一般的には年1回、2月から5月にやってきます。
メスのシンシンには、まだ発情を示す兆候は見られないということです。
動物園ではメスの交配適期を見極め、交配のための同居を行い、その期間はジャイアントパンダ全頭(リーリー、シンシン、シャオシャオ、レイレイ)及びキジ類の展示は中止となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
東京藝術大学 卒業・終了作品展 ― 2024年02月01日 16時32分00秒
東京都美術館へ行ったら、「東京藝術大学 卒業・終了作品展(美術学部/大学院美術研究科 修士課程)」という展覧会をやっていました。
東京都美術館だけではなく大学構内各棟でも開催されているようです。
東京藝術大学は東京都美術館のすぐ傍にあるのですが、東京都美術館の展示分だけ、ざっくりと観てきました。美術学部の展示になります。
この他にも力作がたくさん展示されています。
楽しいですね。 若い人たちのエネルギー溢れる作品群を観るのは、元気が貰えます。
「第72回東京藝術大学 卒業・終了作品展(美術学部/大学院美術研究科 修士課程)」開催概要
開催会場:東京都美術館・東京藝術大学大学美術館・大学構内総合工房棟/絵画棟/中央棟
開催期間:1月28日(日)~2月2日(金)
開催時間:9:30~17:30
観覧料金:無料
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野動物園のクロガネモチにヒヨドリ&メジロ ― 2024年01月29日 11時57分03秒
上野動物園にある重要文化財「旧寛永寺五重塔」横のクロガネモチ(黒金餅、黒鉄黐)が、赤い実をたくさん付けています。
黒金持ち、どこかの国会議員さんみたいですね。
ヒヨドリ(鵯)が来て、次から次へと実を食べていきます。
メジロもやってきて実を食べることが出来ましたが、すぐにヒヨドリに体当たりをされて、逃げて行ってしまいました。
ヒヨドリは意地悪っ子で、自分より小さい鳥が来ると、すぐに体当たりを仕掛けて追い払ってしまいます。こんなに実があるんだから、仲良く食べようよ・・・と思うのですが・・・
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」 ― 2024年01月28日 18時44分19秒
上野動物園の双子パンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」(奥)とメスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。
仲良く並んでお食事中です。
シャオシャオが部屋の中を歩き回り始めました。
やぐらの上に登ろうとしています。真ん丸なお尻がかわいいですね。
やぐらの台の上に登りきって、下を眺めています。高所恐怖症ではないんでしょうが、なんだかビビッてます。
下に降りてレイレイに絡もうとしましたが、相手にされなかったので一人(?)で竹を食べ始めました。
レイレイはマイペースな性格です。一ヶ所にドデッと座って竹を食べ続けています。
シャオシャオが絡んできても、相手にしないで黙々と食べ続けます。
大きくなって、ママパンダのシンシンに似てきました。
食べ続けるのに疲れたのか、パパパンダのリーリーがいつもやっている「寝食い」のような体勢になりました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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