バウスプリット?何だ?
バウス・プリットと切って読んでいた為、プリッとした可愛い物を想像してしまったが、バウ・スプリットと切った方がいいらしい。
Bowsprit。Bowは、舳(へさき)・船首の意味。
帆船の船首から前方へ伸びている棒の事だという。(写真上の右側部分)。
Y150では、黒船「観光丸」でバウスプリット渡り体験が行われている。
明日26日迄と、8月3日(月)~9日(日)迄。
1時間の乗船体験中のイベントだから、船は走行している。
足元に張られた1本のロープの上を綱渡りして歩く。
ネットが張られているものの、足の下は海である。
根っからの高所恐怖症の私としては、航海先に立たず!である。
「後悔先に立たず」だったかな?
そんな事はどうでもいい位の恐怖心に襲われて、靴とロープがプリットでくっ付けられたかのように足が竦んでしまったのである。
雲竹斎の今日の薀蓄(うんちく)
久しぶりじゃのう。雲竹斎じゃ。
べつに、ウンチ臭い訳じゃないぞ。臭いのは、加齢臭じゃ・・・
プリットというのが懐かしくてプリット出てきてしまったわい。
いや、ウンチじゃないって!
プリットという「のり」は、今から40年前の1969年にドイツの
ヘンケル社から発売された、リップスティックみたいな形をした「固形のり」なんじゃ。
ヘンケルと聞いて、双子マークの包丁を思い出す人が多いと思うが、あれは、
ヘンケルスじゃ。ヘンケル社(グループ)は、1876年創業の世界有数の総合化学メーカーなんじゃ。
日本では、1970年にコクヨから輸入発売されたのが最初じゃ。
当時50円で買えた「のり」が、135円という高値にもかかわらず、大変な人気を呼んで、類似品が各社から発売されたもんじゃ。
手を汚さずに塗れるのりとして、驚異的じゃったのう。
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