ハナトラノオとホウジャクとクマバチ ― 2023年09月27日 15時52分59秒
国営昭和記念公園で「ハナトラノオ」が咲いていました。
ハナトラノオ(花虎の尾)は、カクトラノオ(角虎の尾)とも言い、虎の尾のような花序を付けることから、このように呼ばれています。
シソ目、シソ科、ハナトラノオ属の宿根草で、一度植えると放置していても地下茎でよく増え、半野生化することもあるといいます。8月~9月に薄紫色の花をたくさん咲かせます。
まったく別種ですが、オカトラノオ(丘虎の尾)という花もあります。ツツジ目、サクラソウ科、オカトラノオ属の多年草です。
クマバチ(熊蜂)が蜜を吸いにやってきました。私はクマンバチと呼びます。
ホウジャク(蜂雀)もやってきました。ホシホウジャク(星蜂雀)と呼ばれる種類だと思います。
チョウ目、スズメガ科、ホウジャク属で、ガ(蛾)の仲間になります。
私、ホウジャクが飛んでいる姿を見て「オオスカシバ(大透翅)」と区別がつかないのですが、オオスカシバは、体全体がホウジャクより派手目で、その名の通り翅(はね)が透明です。
ホシホウジャクは前翅がこげ茶色で後翅が黄褐色なのでよく見ると区別がつきます。羽ばたきが早いので写真では翅がブレてしまっていますが・・・
国営昭和記念公園のハナトラノオ(カクトラノオ)は、開花期終盤になっています。
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ハシブトガラス(Jungle Crow) ― 2023年09月25日 11時03分12秒
お彼岸にカラスの写真は嫌われるかもしれませんが、霊園近くの公園にいた「ハシブトガラス」です。
日本の住宅街でよく見かける鳥は、スズメとハトとカラスです。
日本で一般的に「カラス(烏)」といえば、この「ハシブトガラス(嘴太烏)」と「ハシボソガラス(嘴細烏)」を指します。
ハシブトガラスはその名の通り、嘴(クチバシ)がハシボソガラスより太く、上部の曲がりが大きいのが特徴です。
スズメ目、カラス科、カラス属の鳥類で、ハシボソガラスと共に日本全国に広く分布する留鳥です。ただ、小笠原諸島にはいないといいます。
英名で「Jungle Crow」というように元来は森林に住むカラスで、現在も山間部など森林地帯に広く分布しています。食性は雑食で、近年は都市部でゴミを漁(あさ)る様子をよく見かけます。
ある程度の社会性を持っていて、協力したり、鳴き声による意思の疎通を行ったりしているといいます。
私はいつも、朝はニワトリの鳴き声ではなく、カラス通信の良く通る鳴き声で目を覚まします。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野動物園のジャイアントパンダたち ― 2023年09月19日 17時01分21秒
上野動物園のジャイアントパンダたちです。
暦の上ではとっくに秋なのに暑い日が続いているので、冷房の効いた部屋の中での展示が続いています。
双子のジャイアントパンダ、オスのシャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)です。
落ち着きなく、部屋の中を歩き回っていました。
レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )です。
お母さん似で、かわいい顔をしています。
ママパンダの「シンシン(真真、Shin Shin )」です。竹を食べる前に立ててこちらに見せてくれました。
パパパンダの「リーリー(力力、Ri Ri)」です。 オヤジ感丸出しです。
リーリーは頭のてっぺんがちょっと尖っているので、見分けやすいです。
上野動物園は60歳以上の人と同行者1名が入園無料なので、3連休後でもいつもより若干混んでいます。(無料は9/15~9/21)
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野動物園の銀鶏(ギンケイ) ― 2023年09月13日 07時52分24秒
上野動物園にいる銀鶏(ギンケイ)です。
キジ目、キジ科の鳥類で、主に中国南西部からチベット、ミャンマー北部にかけて分布しており、標高の高い山岳地帯の薮や竹林に生息しています。
手前の金網が写り込んでしまいました。
上野動物園のギンケイは尾が短かったのですが、立派なギンケイは長く綺麗な尾を持っています。
上野動物園の人気者「ハシビロコウ」 ― 2023年09月11日 18時20分50秒
上野動物園の人気者「ハシビロコウ」です。
ハシビロコウ(嘴広鸛)は、ペリカン目、ハシビロコウ科、ハシビロコウ属に分類される鳥類です。
「動かない鳥」として有名なハシビロコウ。 食性が主に魚食性で、嘴を下方へ向けたまま直立してジ~~ッと動かずに獲物が来るのを待ち続け、足元を通りかかった獲物を頸部を伸ばし嘴で咥えて捕食するという習性があるので、何時間も動かないでいるのが普通です。
中でも、上野動物園のハシビロコウはよく動くことで知られています。
人間の方がじっと待っていれば、「飛ぶハシビロコウ」も見ることが出来ます。
カメラを構えてじっと動かずに、ハシビロコウが飛ぶのを待っている人間たちを見ると、どちらがハシビロコウなんだか分からなくなってしまいます。
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コビトマングース ― 2023年09月10日 17時43分49秒
上野動物園にいる「コビトマングース」です。
かわいいですね。 大人の手のひらにちょうど乗るくらいの大きさです。
コビトマングースは哺乳網、食肉目、ネコ型亜目、マングース科、コビトマングース属に属するマングースの仲間です。
エチオピアから南アフリカにかけて生息し、自然界ではヘビ、トカゲ、ネズミなどの小動物や昆虫、果物などを食べます。
マングース科のなかでは最も小さい種なので「コビトマングース」といいます。人じゃないのに「コビト」なんですね。
多くのマングースのおもしろい行動として、卵や貝、カニ、堅果といったカラの硬い餌を食べるとき、股 (後脚のあいだ) を通して後ろの岩に投げ、カラに亀裂を入れて食べるそうです。
2011年に上野動物園にいるコビトマングースの“オウン股抜き”の動画がアップされていました。YouTubeの動画はこちら。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野の双子パンダとパパとママ ― 2023年09月08日 16時57分00秒
恩賜上野動物園の双子ジャイアントパンダ、オスのシャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)とメスのレイレイ(蕾蕾、Lei Lei )です。
マイペースのレイレイが竹を食べている所へ、甘えん坊のシャオシャオがやってきました。 向かって左がシャオシャオです。
シャオシャオは構って欲しいので、レイレイの竹を奪い取ろうとします。
新鮮な竹が周りにいっぱいあるのに、レイレイの竹を奪ってしまいます。 レイレイ:「何すんのよ~!」
レイレイ:「私の竹を か・え・し・て・よっ!」 シャオシャオ:「あれっ、取り返されちゃった。」
レイレイ:「あんたは一人で遊んでなさい。」 2頭はハイタッチをして仲直りです。
並んで仲良くそれぞれの竹を食べ始めました。 めでたしめでたし❣
ママパンダの「シンシン(真真、Shin Shin )」は横を向いてお食事中です。
パパパンダの「リーリー(力力、Ri Ri)」はいつもこの体勢で竹を食べます。背中をぴったりと地面につけて、「寝食い」が板についていますね。
双子パンダ、シンシン、リーリーはそれぞれ別の部屋にいます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
フテクサル ― 2023年09月07日 20時22分56秒
なかよしゾウさん ボンとヨーコ ― 2023年09月05日 18時53分37秒
なかよしゾウさん ボンとヨーコです。
金沢動物園にいるインドゾウで、2頭はとっても仲良しです。
「ボン」は1976年生まれのインドゾウで、体重は約6.3トンあります。1985年4月にインドのボンベイ市(現ムンバイ市)からやってきました。ボンベイから来たので「ボン」です。
左右の牙は2000年頃に先端から1メートルほど折れたことがありますが、その後また成長しました。牙は2.7メートルあり、今も伸び続けているので毎日計測しています。
現在日本で飼育されているゾウの中では最大級で、日本一 牙が長いんだ ゾゥ 。
「ヨーコ」は1978年生まれで、「ボン」と一緒に金沢動物園へやってきました。 「ヨーコ」は、横浜に因んだあの歌から名前が付けられました。 ♪港のヨーコ、ヨコハマ・・・・・
体重は女の子だから、3.6トンなんて内緒です。 結構スリムでしょ・・・。
食べるのが好きで、すぐに太っちゃうから一時期は4トンあったけど、一生懸命ダイエットしたんだよ。
旧“ボンベイ市”から“横浜”にやってきた、「ボン」と「ヨーコ」でした。
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今年はセミの声を聞きませんでした。 ― 2023年09月04日 08時38分43秒
今年は家の中からセミの声を聞かないうちに、夕方になると秋の虫たちの声が聞こえるようになりました。
公園などに行くと、アブラゼミ や ツクツクボウシ をよく見かけたのですが、家の近くでは声を聞くことすらできませんでした。
どうしたんでしょう?どこかの誰かが除草剤を大量に撒いて、土の中の幼虫が死んでしまったんでしょうか。
余りにも暑いので、土の中から出てきたとたんに熱中症で死んでしまったんでしょうか。
家の周りの樹木が切られて建売住宅が乱立しているのと、近くにあった緑化に力を入れていた会社が無くなって超広大な物流施設が出来たので、緑が減ってしまったのが原因でしょうか。
街の中や公園を歩いていて、セミの声を聞くと心が落ち着くこの夏でした。
写真は金沢自然公園で見かけたミンミンゼミです。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
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