上野動物園のパンダが中国に返還されます ― 2024年09月12日 18時42分00秒
現在、上野動物園では4頭のジャイアントパンダが飼育されています。リーリー(雄、19歳)、シンシン(雌、19歳)とその子供、双子のシャオシャオ(雄、3歳)、レイレイ(雌、3歳)です。
双子パンダのお姉さんであるシャンシャン(雌、7歳)は、2023年2月21日(当時5歳)に中国へ返還されました。
先日、親パンダのリーリーとシンシンも、9月29日に中国に返還すると発表されました。(28日が最終観覧日)
本来の契約では、2頭とも2026年2月20日までが日本での飼育管理の期限でした。しかし、リーリー、シンシンともに高血圧の治療が必要であり、高齢期(おおむね20歳)に差しかかる前に中国に帰国させることが望ましいとの結論に至ったということです。
リーリーは2005年8月16日、シンシンは同年7月3日に、中国の四川省臥龍保護センターで生まれ、2011年2月21日に2頭一緒に上野動物園にやってきました。
9月28日までに上野へ行く機会がないかもしれないので、リーリーとシンシンに会いに行ってきました。
雄のリーリー(力力、Ri Ri)です。(※ローマ字は上野動物園内での表記に従っています)
リーリーは食事中は、いつも幸せそうな顔で食べています。
頭のてっぺんがちょっと尖って、むき栗のような顔がリーリーの特徴です。
雌のシンシン(真真、Shin Shin )です。
木の上のエサを取ろうと頭を持ち上げて、ゴチンしそうになりました。
枝の所にリンゴが置いてあり、中尾彬の「ねじねじ」のようになった布のねじれた間に、ニンジンが挟まっています。(左上の方)
動物たちが自然界で努力して食べ物を獲るように、動物園の中でも自分で考えながら餌を得るように仕向けられています。
ニンジン🥕 ゲットだぜ❣
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
リーリーとシンシンが中国に返還されます ― 2024年08月30日 18時24分43秒
上野動物園が今日、ジャイアントパンダのリーリー(雄、19歳)とシンシン(雌、19歳)を9月29日に中国に返還すると発表しました。
本来の契約では、2頭とも2026年2月20日までが日本での飼育管理の期限でした。しかし、リーリー、シンシンともに高血圧の治療が必要であり、高齢期(おおむね20歳)に差しかかる前に中国に帰国させることが望ましいとの結論に至ったということです。
この2頭が返還されることにより、上野動物園のジャイアントパンダは2頭の子どもで双子のシャオシャオ(雄、3歳)とレイレイ(雌、3歳)のみとなります。
昨年2月21日にシャンシャン(香香 Xiang Xiang)が返還されたばかりなのに、又、淋しくなります。
リーリー(力力、Ri Ri)
シンシン(真真、Shin Shin )
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今日は七夕 ― 2024年07月07日 18時03分11秒
シャオシャオ・レイレイ3歳の誕生日 ― 2024年06月23日 08時52分29秒
上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが3歳の誕生日を迎えました。
シャオシャオとレイレイは、2021年6月23日にオスのリーリーとメスのシンシンの間に生まれた、双子のジャイアントパンダです。
今日は天気予報が雨だったので、昨日“前撮り”をしてきました。
双子パンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」です。
メスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。
一年前の2023年6月23日に撮影した“2歳誕生日”の写真です。
この頃は2頭一緒に暮らしていましたが、今年4月16日の展示から別々の部屋で離れて生活しています。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野動物園のジャイアントパンダたち ― 2024年06月09日 10時35分55秒
昨年(2023年)3月20日に親離れをして2頭で仲良く暮らしていた上野動物園の双子パンダは、今年4月16日の展示から離れて生活しています。
双子パンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」は、草むらから「こんにちわ」をしています。
木に登るかと思ったのですが、枝をかじっているだけで登りませんでした。
メスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。座り込んでタケノコの皮を上手に剥いて食べています。
ママパンダの「シンシン(真真、Shin Shin )」は、外からは見えない屋外放飼場の中をウロウロしていました。
パパパンダの「リーリー(力力、Ri Ri)」です。
相変わらず食欲旺盛で、ぽろぽろ とこぼしながら竹をかじっていました。
リーリーは時々、苦しそうな声を出して吐き戻しをします。その為、CT、超音波(エコー)、内視鏡などの検査をする時にお腹の毛を剃られてしまったようです。お腹冷やさなきゃいいんですけど・・・
検査の結果、吐き戻しの原因となるような異常は見つからなかったということです。
暑くなってきたので、パンダたちは屋内で過ごすことが多くなってきました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
ジャイアントパンダ シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao) ― 2024年05月30日 18時02分30秒
ジャイアントパンダ レイレイ(蕾蕾、Lei Lei ) ― 2024年05月30日 18時00分38秒
消防ホースフィーダーを使うパンダ(レイレイ) ― 2024年04月16日 16時25分00秒
先日、テレビのクイズバラエティーのような番組(番組名は覚えていません)で、消防ホースフィーダーを紹介していました。
消防ホースフィーダーというのはその名の通り、消防ホースを使って作ったフィーダー(供給装置)をいいます。ここでいうフィーダーとは、動物にエサを供給する装置のことです。
動物たちが自然界で努力して食べ物を取るように、動物園の中でも自分で考えながら餌を得るように仕向けるための訓練装置です。使わなくなった消防ホースを折り畳んで作ります。
ルービックキューブのように織られた消防ホースフィーダーの間にニンジンが挟まっています。
上野動物園の双子パンダ、メスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」が、キューブを転がしながら上手にニンジンを取り出して食べていました。
私も頭を使わないと、認知症になってしまいそうです。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」 ― 2024年04月14日 14時00分14秒
上野動物園では双子パンダの成長に伴い、4月16日(火)からシャオシャオとレイレイを別々に展示するようになります。(明日15日は休園日)
展示場所が変更されるため、屋外放飼場AとBの間に目隠しをする工事が始まります。
その為、明日から工事完成(5月中旬頃を予定)まで、ママパンダのシンシンは原則非公開になります。
しばらく会えないと思うので、シンシンの写真をアップします。(全て4月11日に撮影した写真です)
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
双子パンダの別れ ― 2024年04月12日 10時14分28秒
昨年(2023年)3月20日から親離れをして2頭で仲良く暮らしていた上野動物園の双子パンダは、4月14日(日)の展示を最後に離れて展示されることになりました。
前からあった低いやぐらの上に、新しく高いやぐらが作られました。その2つのやぐらの間で、頭を天井にぶつけながらシャオシャオとレイレイがじゃれ合っています。
下に降りてきた2頭は、仲良く竹を食べ始めました。向かって左がオスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」、右がメスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。
シャオシャオ「ねぇ、遊ぼうよ~」 レイレイ「今、ご販食べてるの!」
シャオシャオ「遊ぼうよ~」 レイレイ「ご飯食べてるんだったらぁ。あっち行ってよ!」
シャオシャオ「遊んでくれなきゃ、乗っかっちゃうぞ~」 レイレイ「いててて~」
レイレイ「も~、シャオシャオったら加減を知らないんだから・・・」
それでも、座って竹を食べているシャオシャオの周りをうろつくレイレイでした。
こんなに仲のいい2頭ですが、体が大きくなるにつれ じゃれ合いの激しさが増し、一方が他方を嫌がる素振りが見られ始めています。このまま同居を続けると怪我をする恐れがあるため、3歳を迎える前に2頭を別々に飼育することになったということです。
3月15日の測定で、シャオシャオは72.6㎏、レイレイは76.3㎏になっていました。
(ジャイアントパンダは群れをつくらず単独で生活をする動物で、野生の場合通常、子は1歳半から2歳にさしかかる時期に親離れをし、ひとり立ちします。シャオシャオとレイレイについては、親離れ後も良好な関係を保っているので、2歳を過ぎても一緒に暮らしてきました。)
甘えん坊のシャオシャオと、それをお姉さんの様に見守ってきたマイペースなレイレイ。 離れ離れになると寂しいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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