シモバシラに霜華が咲きました ― 2026年01月22日 19時35分27秒
日本海側の大雪被害は大変な状況ですが、南関東地方も雪は降らないまでも寒い日が続いています。
今朝、大船フラワーセンターにあるシモバシラ(霜柱)という植物に、霜華(そうか)が出来ていました。手前にスノードロップという白い花が咲いています(ボケています)。
シモバシラ(霜柱)はシソ目・シソ科の宿根性の多年草で、冬の寒い朝には枯れた茎に氷の花(霜華)が出来ます。
初秋に本物の(?)白い花をたくさん咲かせますが、冬には地上部が枯れてしまいます。茎は断面が四角形をしていて、枯れるとやや木質化します。
冬に地上部分の茎は枯れてしまっても、地中の根の部分はまだ活動していて保水能力を保っています。茎の中の導管(水の通り道)を、毛細管現象によって根から地中の水が上がってきます。
その水が茎から染み出て外気に触れて凍ることによって、霜華(そうか)を咲かせます。
枯れた茎に霜柱のような霜華(そうか)が出来るので、シモバシラ(霜柱)の名が付けられたということです。そうか・・・
シモバシラは、絹糸を巻き付けたような繊細な氷の花を作り出します。綿菓子みたいですね。
初秋に咲くシモバシラの本物の花です。(2025年10月撮影)
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水仙(スイセン)はナルシスト ― 2026年01月20日 09時30分37秒
立川市と昭島市にまたがる国営昭和記念公園で、ニホンズイセンが咲き始めました。
立川市は都心より2~3℃気温が低いといわれ、草花の開花も都心より少し遅いようです。
ニホンズイセン(日本水仙)はキジカクシ目、ヒガンバナ科、スイセン属の総称で、日本ではスイセンといえば12月末から春にかけて咲く、このニホンズイセンを指していました。冬の季語です。
最近は春に咲き始めて花色が多彩で華やかな、西洋スイセンに人気があるようですが。
スイセン属の学名は Narcissus 。学名は、泉に映る自らの姿に恋をして死に、その場所に花が咲いたというギリシャ神話の青年 Narcissus の名が由来となっています。ナルシシズム(自己愛)やナルシシスト、ナルシストという言葉も由来は同じです。
植物界のナルシストは清楚な花を咲かせ、凛とした姿で佇んでいます。
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ナノハナ(菜の花)が咲き始めました ― 2026年01月19日 09時04分09秒
うつむいて咲く可憐な花スノードロップ ― 2026年01月18日 11時02分14秒
冬の寒さに耐えながらうつむいて咲く可憐な花。 スノードロップです。
Wikipedia によると、エデンを追われたイヴが地上で初めて迎えた冬の日、野原の草花が無くなった一面の雪原に嘆いていた所に現れた天使が、イヴを慰めるために降っていた雪をスノードロップに変えたという、キリスト教の伝説があるそうです。
花色は白で、長い花弁が3枚と短い花弁が3枚の6枚の花弁を持ちます。種によっては短い方の内花被に緑色の斑点が入ります。
緑の斑点が、顔のようにも見えます。
国営昭和記念公園にて
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上野東照宮ぼたん苑の正月牡丹 ― 2026年01月09日 17時15分42秒
徳川家康を御祭神とする上野東照宮の敷地内にある、「上野東照宮ぼたん苑」では、正月牡丹として冬咲き牡丹が見頃になっています。
暁の雪(あかつきのゆき)
白地に淡いぼかしの入る花色で、花の弁底では赤紫色に黄色い蕊が映えます。
明日香(あすか)
抱え咲の千重大輪です。 淡い赤紫色の花色で、花の弁底に紅色が入ります。
黄冠(おうかん)
島根県で作出された、大輪の黄花牡丹です。レモンイエローの大輪が王様の冠を思わせます。
銀河の星(ぎんがのほし)
花弁の基部が濃い赤紫色になる、八重咲き大輪の牡丹です。
晃花殿(こうかでん)
赤紫色の花色の千重中輪で、花弁が広く抱え咲きになります。
七福神(しちふくじん)
福をもたらす七柱の神の名が入っている縁起の良い名前の牡丹です。淡い桃色の八重大輪の抱え咲きになります。
島錦(しまにしき)
絞り系の品種で、赤白が入り混じります。赤一色で咲く花もあれば、白で咲く花もあります。千重の抱え咲きで中輪の牡丹です。
写楽(しゃらく)
赤紫色の花弁は細弁~広弁が入り混じり、先端部は不規則に浅く裂けます。品種名は江戸時代の浮世絵師東洲斎写楽の名に因みます。
花恵比寿(はなえびす)
花色は濃い桃色で、千重盛り上げ咲きの大輪です。
美玉(びぎょく)
鮮やかな緋色の花弁が光条のように広がります。灼熱の太陽を連想させ、別名「日の扉、緋の扉(ひのとびら)」とも呼ばれます。
窓の雪(まどのゆき)
窓に積もるぼたん雪。純白の花弁の中に、明るい黄色の蕊が美しい牡丹です。花弁の基部に淡く紅色が見られる場合があります。
『立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花』
女性の美しい立ち振る舞いを花にたとえた言葉です。
すらりと伸びた茎の先に華麗な花を咲かせる芍薬、枝分かれした横向きの茎に優美な花が咲く牡丹、風を受けて揺れる姿が美しい百合の花。
寒い冬の時期にも花を咲かせてくれる牡丹は、より美しく感じられます。
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今日は七草 /上野東照宮ぼたん苑 ― 2026年01月07日 17時03分18秒
今日は七草。
上野東照宮ぼたん苑に、春の七草を鉢植えにしたものが飾ってありました。
左から、すずな、はこべら、ごぎょう、なずな、ほとけのざ、せり、すずしろ です。
子供の頃は、『せり・なずな ごぎょう・はこべら・ほとけのざ すずな・すずしろ、はるのななくさ』と、短歌のように五・七・五・七・七で覚えましたね。
上野東照宮ぼたん苑では、「上野・東照宮 冬ぼたん」が開催されていて、趣向を凝らしたお正月飾りで新年の雰囲気を盛り上げています。
当苑では、春は110品種500株、冬は40品種160株の牡丹が栽培され、冬は「わらぼっち(藁囲い)」の中で豪華絢爛な花を咲かせます。
左に見える塔は、国重要文化財に指定されている「旧寛永寺五重塔」です。(名称に“旧“とあるのは現在は東京都所有の為)
当苑では牡丹の花はもちろん、お正月飾りや季節の花を見るだけでも、十分楽しめます。
竹灯籠のように無数の穴をあけてデザインされた竹が飾られています。夜になると穴の中が光ったりするんでしょうか? あっ、日没前に閉苑でした。
七福神のお面です。ちょっと不気味。
左から弁財天、布袋尊、毘沙門天、寿老人、大黒天、恵比寿天、福禄寿です。
まんりょう(万両)です。名前がめでたいので、お正月の縁起物として門松などにも使われます。
白梅が咲いていました。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)はまだ少し早いのですが、一部の枝で黄色い花を咲かせていました。
苑内には枯山水の庭もあり、お休み処から五重塔と共に眺めることが出来ます。
黄色いスイセン(水仙)が咲いていました。
シロワビスケ(白侘助)です。侘助は、侘び寂(わびさび)の世界で茶花として愛好された花で、ツバキと同じく花弁を散らさず花のまま落ちます。茶人・千利休が好んだ花と言われています。
ぼたん苑出口付近には大きな正月飾りが置かれていました。今年は竹を使った作品が多いようです。
ぼたん苑なので、牡丹の花も見頃です。
「第四十四回 上野・東照宮 冬ぼたん」開催概要
開苑期間:2026/1/1(木)~2/23(月)
開苑時間:午前9時30分~午後4時30分(入苑締切)
入苑料:大人(中学生以上)1,000円/団体(15名以上)800円/小学生以下無料
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鶴岡八幡宮・神苑ぼたん庭園 ― 2026年01月04日 17時23分47秒
鶴岡八幡宮の源氏池を囲むように造られた、廻遊式日本庭園「神苑ぼたん庭園」では、正月牡丹が見頃になっています。
中国蘇州市園林管理局・蘇州市古典園林建築公司の技術者によって、自然の太湖石を使って造成された庭「湖石の庭」でも、わらぼっち(藁囲い)の中で牡丹の豪華な花が咲き誇っています。
庭園内のお休み処からは、源氏池の向こうに旗上弁財天社や源氏池休憩所が望めます。
園路にはたくさんのわらぼっちが並びます。
鎌田藤(かまたふじ)
島錦(しまにしき)
ホトトギス(杜鵑草)の仲間だと思います。岩陰にひっそりと咲いていました。
王妃(おうひ)
お正月らしく、新七福神(しんしちふくじん)という牡丹も咲いています。 どこが七福神なのかはよく分かりませんが、とにかく、おめでたい名前です。
ソシンロウバイ(素心蠟梅)の黄色くかわいらしい蕾が並んでいました。
神苑ぼたん庭園 【正月ぼたん】開催概要
開催期間:2026年1月1日(木)~2026年2中旬頃(花の見頃迄)
開園時間:9時00分~16時30分 ※入園は16時00分まで
拝観料:500円
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今日の富士山&ソシンロウバイ ― 2025年12月30日 18時36分25秒
東京都立川市と昭島市にまたがる「国営昭和記念公園」から見た、今日の富士山です。
手前には咲き始めた菜の花が、ちらほらと見えます。富士山頂の積雪量は、かなり増えてきているようです。
昭和記念公園では、No.16交差点周辺、BBQガーデン残堀川沿い、こもれびの池などで「ソシンロウバイ(素心蠟梅)」が咲き始めました。
ソシンロウバイ(素心蠟梅)は中国原産のロウバイ(蠟梅)の園芸品種で、クスノキ目、ロウバイ科、ロウバイ属の落葉樹です。「梅」という字がつきますが、梅の仲間ではありません。梅はバラ目、バラ科です。
ロウバイ(蠟梅)の名前の由来は、陰暦の12月(新暦で1月頃)にあたる朧月(ろうげつ)に梅の香りの花を咲かせるためだと言われています。 また、半透明で艶のある蝋細工のような花を咲かせるからという説もあります。
ロウバイの基本種は、黄色い花の中央の部分が暗紫色になっているので中心が枯れたように見えるのですが、素心蝋梅は中央の部分も黄色なので見た目にも美しく、栽培品種として人気があります。
華やかな色の花が少ない冬の寒い季節に、澄んだ黄色の花が青空に映えます。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
モミジの滝(府中市郷土の森博物館) ― 2025年12月07日 10時41分38秒
府中市郷土の森博物館の園内には、「モミジの滝」という滝があります。
秋になるとイロハモミジが紅葉し、怒涛の如く流れる滝に彩(いろどり)を添えます。
流れ落ちる水が、白いしぶきをあげて流れていきます。
園内のカエデ類もきれいに紅葉していました。すでにかなりの葉が散っていましたが・・・
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皇帝ダリア / キダチダリア ― 2025年11月30日 11時20分55秒
神代植物公園のダリア園でキダチダリアが咲いていました。
キダチダリア(木立ダリア)は、キク目、キク科、ダリア属の多年草です。
学名を Dahlia imperialis (ダリアインペリアリス)ということから、その日本語訳である「皇帝ダリア」という名で親しまれています。
皇帝ダリアは、茎が木質化するツリーダリアの一種で、大きなものは高さが5メートルを超すといいます。日が短くならないと花芽ができないので、開花期が遅く11月下旬から咲き出します。
花はキク科の植物に多く見られるように、中心部に筒状花が密集し、周辺に舌状花が広がります。舌状花は薄紫色をしており、背が高いためか下向きに咲きます。
花の少ない冬の季節に咲く明るい花色は、緑色の葉と共にとても目立ちます。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。




































































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