ちぎっては投げ、ちぎっては投げ ― 2018年03月05日 12時37分09秒
多摩川の河口から14.6キロ地点に咲いている河津桜が見頃になっています。
赤い橋は第三京浜、遠くに二子玉川の高層ビルが見えます。
下を見ると、たくさんの花びらが散っています。花びらが散るにはまだ早すぎる気がしますが・・・
よく見ると花びらではなく、花がそのままの形で落ちています。桜の花って、花びらの1枚1枚がひらひらと舞うのが美しいはずなんですが。 風で落ちたのでしょうか?
違います!犯人はこいつです!
スズメが桜の花をちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
またまた、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
あっちでもこっちでもスズメたちが、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・
メジロやヒヨドリは花の中に嘴を突っ込んで蜜を吸うので、雄蕊の花粉が雌蕊に付いて実や種が生るのですが、スズメたちはどうしてこんな乱暴な蜜の吸い方をするんでしょうか??
《今日のつぶやき》
「ちぎってはなげ」を変換したら、最初の変換は「千切って鼻毛」でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
【4月2日 追記】
先日、日本テレビの朝の情報番組でこの件について放送していました。
それによると、スズメの嘴は種などを食べる為に短くて先が丸めなので、花の奥深くに嘴を突っ込めないんだそうです。
それで花の根元から千切って蜜を舐める方法を考え出したようです。
この様な現象が顕著に見られるようになったのは、10年位前からだとか。
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