奈良原一高「Blue Yokohama」横浜美術館 ― 2025年10月20日 19時25分14秒
横浜美術館で開催されている「コレクション展」の中で、奈良原一高の「Blue Yokohama」全43点の写真が紹介されています。
奈良原 一高(IKKO NARAHARA ならはら いっこう、1931年11月3日 - 2020年1月19日)は、日本の写真家です。
『ヨーロッパ・静止した時間』(1967年)で日本写真批評家協会賞作家賞、芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞を受賞。その後の数々の賞に加え、1996年に紫綬褒章を、2006年には旭日小綬章を受章しています。
「Blue Yokohama」は1960年6月に、東京駅構内にあった月光ギャラリーで開かれた個展で発表されました。
在日米軍の住宅地で遊ぶ子どもたち、当時の中華街に暮らす人々、真夜中の港に停泊する外国船など、多様な文化が混ざり合う横浜の姿が、観るものを未知の世界へと誘う詩情あふれるまなざしで写し出されている、奈良原の初期シリーズです。
奈良原は1954年に初めて購入したカメラで「人間の土地」という作品を撮影する傍ら、大学時代から住み着いた東京のスナップショットを、散歩をするような感覚で撮っていました。
それらの写真はコンタクトプリント(ベタ焼き)を作ることもなく眠っていましたが、40年後に改めて見直し、1996年1月に「Tokyo, the ’50s」という写真集を発表しています。
「Tokyo, the ’50s」の延長のようなスナップショットで1959年に撮影された「Blue Yokohama」と「Tokyo, the ’50s」を一冊にまとめた写真集が今年(2025年)7月に発売されました。この写真展に合わせての刊行のようです。
「奈良原一高 写真集『Tokyo, the ’50s / Blue Yokohama』 」というタイトルで、写真集「Tokyo, the ’50s」をベースに、未収録だった「Blue Yokohama」40点を加えた再編集版の写真集です。
A4判124ページ、5,500円(税込)で復刊ドットコムより発売されています。
1996年1月に刊行された「Tokyo, the ’50s」です。価格は3,800円(税込)ですが、当時妻がこの写真集を印刷した会社に勤めていたので、貰ってきてくれました。今は絶版になっています。
表紙や写真の配置が再編集版では少し変更されていて、内容は同じです。「Blue Yokohama」は掲載されていません。
横浜美術館の写真展では「Blue Yokohama」全43点が展示されていましたが、写真集『Tokyo, the ’50s / Blue Yokohama』 には40点しか掲載されていません。 どんだけ~~
写真集ではボツになった写真3点をアップしておきます。
ボツになったということは、写真集に掲載されている40点はこれより素晴らしい写真だと判断して下さい。
奈良原一高(IKKO NARAHARA) 《 Blue Yokohama 》 1959年(1994年のプリント) ゼラチン・シルバー・プリント 31.1 x 21.3cm、他全43点 横浜美術館が2021年に収蔵(奈良原一高アーカイブズ寄贈)
コレクション展「奈良原一高 Blue Yokohama」開催概要
開催会場:横浜美術館・ギャラリー6
開催期間:2025年6月28日(土)~11月3日(月・祝)
休館日:木曜日
開館時間:10時~18時
※10月25日、11月1日(いずれも土曜日)は20時まで
※入館は閉館の30分前まで
コレクション展観覧料金:一般 500円 大学生 300円 高校・中学生 100円 小学生以下 無料
※毎週土曜日は、高校生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
※企画展観覧当日に限り、企画展の観覧券で入場できます
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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