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秋の七草 桔梗(キキョウ)2013年08月26日 14時10分44秒

萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
はぎのはな をばな くずばな なでしこのはな をみなへし またふぢばかま あさがほのはな

山上憶良(やまのうえのおくら) 万葉集・巻八 1538

万葉集で詠まれた秋の七草です。
単に花の名前を並べただけじゃん……と思うのですが、この歌が秋の七草の由来となっていると聞くと、感心してしまうのです。

桔梗が無い?そうなんです。 「朝貌の花」が桔梗を指しているんだそうです。
朝貌の花 (秋の七草 桔梗)
春の七草は「七草がゆ」にして食べるのに、秋の七草は食べられません。
花野を散策して短歌や俳句を詠むという、観賞用の植物なのです。

写真の桔梗は、左上を向いた花は雌しべの柱頭が閉じた雄花期、ほぼ正面を向いた花は雌しべの柱頭が開いた雌花期です。
詳しい説明はくどくなるので、興味のある方はウィキペディアかなにかでお調べ下さい。

ついでに女郎花(オミナエシ)の花もUPします。
女郎花(オミナエシ)

ススキもありました。(パンパスグラスだと思います)
もう秋なんですね。
ススキ

秋の七草の覚え方。
「おすきなふくは」(お好きな服は)。
ミナエシ・スキ・キョウ・デシコ・ジバカマ・ズ・ギ です。
涼しくなると着る服の種類も増えて、ファッションを楽しむことが出来ますね。
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