熱帯スイレン ― 2017年10月31日 12時13分31秒
温帯スイレンでは見られない青や紫などのきれいな花色を咲かせる「熱帯スイレン」が、神代植物公園の大温室で咲いています。
熱帯スイレンは耐寒性がないため、水温が15℃を下回ると生育が衰えますが、温室内ですので今でも美しい花を咲かせています。
ホワイト・ディライト(Nymphaea White Delight)
Nymphaea は熱帯スイレンの学名で、Delightは「喜び」「幸福」といった意味の英語です。
アフター・グロー(Nymphaea After Glow)
花色は「サンセットカラー」と呼ばれ、花弁元が薄い黄色で先にいくほど濃いオレンジピンクになります。
ディレクター G.T.ムーア(Nymphaea Directer G.T. Moore)
熱帯スイレンの代表的な品種だと言われます。
ニンファエア・コロラータとジャッジ・ヒッチコックの交配種で、濃紫の花色が一般的ですが、個体差が激しくて花色がばらつく傾向があるようです。
ニンファエア・カペンシス Ver. ザンジバリエンシス ‘アズレア'(Nymphaea Capensis ver. Zanzibariensis ‘Azurea')
温帯スイレンに比べて花が水面よりも上にある熱帯スイレンの中でも、より高く水面から伸び上がって咲くタイプです。
アフリカ原産のザンジバル島に由来する品種です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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