家の近くのサルスベリ ― 2025年07月27日 10時50分26秒
家の近くの用水路沿いの遊歩道に、赤いサルスベリの花が咲いていました。
サルスベリ(百日紅 / 猿滑)は、フトモモ目、ミソハギ科、サルスベリ属の落葉小高木です。
新梢を伸ばしながら枝先に花芽をつくり、夏から秋にかけて次々と新しい花が開花します。
紅色の他にもピンクや白い花があり、長い期間花を咲かせるので「百日紅」の名が付けられました。漢字で百日紅と書いてサルスベリと読み、ヒャクジツコウとも言います。
花びらの縮れた小さな花がまとまって塊になって咲きます。花は開花したその日で萎んでしまう一日花ですが、蕾が次々と開花するため百日紅という名のように100日近く咲き続けます。
幹の成長に伴って、特に夏に古い樹皮が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れるので、幹の表面がつるつるになります。
木登りが得意なサル(猿)も、つるつる滑って木登りがしにくいだろうということで、「サルスベリ(猿滑)」といわれるようになりました。しかし実際はサルはいとも簡単に登ってしまうということです。
そんな猿も滑るようなつるつるの木肌に「キマダラカメムシ」の幼虫がいました。
キマダラカメムシ(黄斑椿象・黄斑亀虫)は、カメムシ目、カメムシ科、カメムシ亜科に属する昆虫です。
生まれたての頃から成虫になるまで、体の模様がどんどん変わっていきます。写真は2匹ともキマダラカメムシの幼虫で、成虫になるとまた外観が変わります。
成虫の写真は2020年10月にアップしているので、こちらへ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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