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モクレン(木蓮)/シモクレン(柴木蓮)2023年03月26日 08時50分41秒

ソメイヨシノが咲く緑道にモクレンの花が咲いていました。
モクレン(木蓮)/ シモクレン(柴木蓮)
モクレン(木蓮)は、モクレン目、モクレン科、モクレン属の落葉低木です。

モクレン(木蓮)/ シモクレン(柴木蓮)
外側が紅紫で内側が白色の花を春に咲かせることから、シモクレン(柴木蓮)とも呼ばれます。
花色が白いハクモクレン(白木蓮)が公園などに広く植えられており、それと区別するためにも、シモクレンという場合も多いようです。
モクレン(木蓮)/ シモクレン(柴木蓮)

柵の上の花2023年03月26日 09時37分31秒

千鳥ヶ淵緑道の柵の上でツバキの花が咲いていました。
椿
緑道の両側、かなりの距離に渡って置かれています。
これだけの数の花を集めるのは関係者でなければできません。観光客のいたずらではないようです。
心が和みます。 ありがとう。

「美術館の春まつり」東京国立近代美術館2023年03月26日 16時57分10秒

春爛漫の「北の丸公園」の中に在る東京国立近代美術館で、「美術館の春まつり」が開催されています。


「所蔵作品展 MOMATコレクション」の一室に花咲く名作を並べ、美術館にも春がやってきました。
ピンクの花弁が目にも鮮やかな船田玉樹《花の夕》や、菊池芳文《小雨ふる吉野》など、華やかな屏風が勢ぞろいしています。


「非水百花譜」は、100種類の花を描いた多色摺木版と、それに対応した説明書、同じ花の鼠色単色摺木版からなる豪華な花の図案集です。
杉浦非水 「非水百花譜」 1920-22年 木版、印刷 国立工芸館蔵


作者の菊池芳文は、桜の名手とうたわれた京都四条派の画家で、桜の名所である吉野の、あよそ100年前の光景が描かれています。
菊池芳文 《小雨ふる吉野》 1914年 絹本彩色、屏風(六曲一双) 東京国立近代美術館蔵


マゼンタ色の花びらが画面全体に舞う、鮮やかな絵画です。よく見ると花の一つひとつに筆でかたどった跡があり、色の濃淡にも変化があります。迫力のある作品です。
船田玉樹 《花の夕》 1938年 紙本彩色 屏風(六曲一隻) 東京国立近代美術館蔵


作者の跡見玉枝は、跡見学園を創設した跡見花蹊の従妹で、桜の絵で有名でした。
跡見玉枝 《桜花図屏風》 1934年 紙本彩色 屏風(六曲一双) 東京国立近代美術館蔵


鈴木主子は生涯植物の絵を描き続けた日本画家です。この作品を出品した展覧会の審査員をしていた鏑木清方は、描写が行き届いた佳作だと褒めたといいます。
梨の木にとまっている鳥はホオジロでしょうか。タンポポや菜の花、土筆など数多くの「春」が描かれています。
鈴木主子 《和春》 1936年 紙本彩色 屏風(六曲一隻) 東京国立近代美術館蔵 (下は部分)


加山又造の代表作の一つ、《春秋波濤》です。「星野リゾート 界 津軽」のロビーで似た壁画を見た方も多いと思います。
加山又造 《春秋波濤》 1966年 絹本彩色 屏風(六曲一隻) 東京国立近代美術館蔵


私の好きな川合玉堂の作品《行く春》は、国重要文化財に指定されているので、このコーナーではなく「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」の方で展示されています。
(「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」については、写真の整理がなかなかできないので、また後日アップします。)
川合玉堂 《行く春》 1916年 紙本彩色、屏風(六曲一双) 東京国立近代美術館蔵 国重要文化財


開催場所:東京国立近代美術館 本館所蔵品ギャラリー他
開催期間:「美術館の春まつり」は2023年3月17日(金)~2023年4月9日(日)
  ※「所蔵作品展 MOMATコレクション」の展示は2023年3月17日(金)~5月14日(日)
休室日:月曜日(ただし3月27日、5月1日、8日は開館)
開館時間:10:00–17:00(金曜・土曜は10:00–20:00) ※入館は閉館30分前まで
観覧料:一般 500円  大学生 250円
  ※5時から割引(金曜・土曜): 一般 300円  大学生150円
  ※高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。(要証明書類)
  ※企画展「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」のチケットで「所蔵作品展 MOMATコレクション」も観覧できます。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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