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パテル カポルヨン(Patelu Kopariyon) バラ2022年10月24日 09時21分21秒

パテル カポルヨン(Patelu Kopariyon)
パテルカポルヨン(Patelu Kopariyon) バラ
作出年:2003年 作出国:日本(小川 宏 ) 系統:パティオローズ[ Pr: Patio Rose ]

パテルカポルヨン(Patelu Kopariyon) バラ
クリームイエローの中輪の花がクォーターロゼット咲きになります。
「パティオ(Patio)」はスペイン風の屋敷の「中庭」の事をいい、パティオに合う薔薇になります。バラの系統でパティオ・ローズ(Patio)はミニチュア・ローズ(Min)の中でやや大型のものを称します。

「版画で『観る』演劇 フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ」国立西洋美術館2022年10月24日 10時41分50秒

上野の国立西洋美術館で、小企画展「版画で『観る』演劇 -- フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ」が開催されています。(2023年1月22日まで)

フランス・ロマン主義においては、外国文学を着想源とした情感豊かな作品が多く生み出されました。
特にシェイクスピアとゲーテの戯曲は様々な芸術家たちに影響を与え、美術においては画家ウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863 年)とテオドール・シャセリオー(1819-56 年)に霊感をもたらしました。

チラシ掲載の作品は、
ウジェーヌ・ドラクロワ 《シェイクスピア『ハムレット』による連作:テラスの亡霊》 1843年

本展では、国立西洋美術館収蔵作品より、ドラクロワ最初の文学主題版画とされる《魔女たちの言葉を聞くマクベス》をはじめ、ロマン主義版画における金字塔ともいうべき連作の数々である、『ドラクロワの〈ファウスト〉と〈ハムレット〉』、そして『シャセリオーの〈オセロ〉』を展覧しています。

ドラクロワ《ゲーテの肖像》
ウジェーヌ・ドラクロワ 《ゲーテ『ファウスト』による連作:ゲーテの肖像》 1828年 リトグラフ

戯曲『マクベス』4幕1場を描いた本作は、ドラクロワによる最初の文学主題版画であり、画家が生涯を通じて描き続けたシェイクスピア作品の始まりとなりました。
ウジェーヌ・ドラクロワ 《魔女たちの言葉を聞くマクベス》 1825年 リトグラフ


ウジェーヌ・ドラクロワ 《ゲーテ『ファウスト』による連作:マルガレーテを誘惑しようとするファウスト》 1828年 リトグラフ

ウジェーヌ・ドラクロワ 《ゲーテ『ファウスト』による連作:ファウストとヴァレンティンの決闘》 1828年 リトグラフ

ウジェーヌ・ドラクロワ 《ゲーテ『ファウスト』による連作:ファウストの前に現れたマルガレーテの亡霊》 1828年 リトグラフ

展示風景


ウジェーヌ・ドラクロワ 《シェイクスピア『ハムレット』による連作:父の亡霊を追おうとするハムレット》 1835年 リトグラフ

ウジェーヌ・ドラクロワ 《シェイクスピア『ハムレット』による連作:王を殺そうとするハムレット》 1843年 リトグラフ

墓場でかつて父王に仕えた道化の頭蓋骨を見つけ、人命のはかなさを思い感慨にふけるハムレット。「しゃれこうべを持つ黒衣の青年」という今日良く知られるハムレット像が登場する場面です。
ウジェーヌ・ドラクロワ 《シェイクスピア『ハムレット』による連作:墓堀り人夫たちの前のハムレットとホレイショ―》 1843年 リトグラフ

ウジェーヌ・ドラクロワ 《シェイクスピア『ハムレット』による連作:ハムレットの死》 1843年 リトグラフ


ドラクロワの後に続くように、フランス・ロマン主義美術における重要なシェイクスピア版画作品を残したのが、テオドール・シャセリオーです。
シャセリオーの〈オセロ〉は登場人物の心理を重視し、感情や緊張が高まる瞬間を捉えています。

テオドール・シャセリオー 《『オセロ』:(5) 「おお、わがうるわしの戦友よ!」》 1900年(第2版) エッチング、エングレーヴィング、ルーレット、ドライポイント

テオドール・シャセリオー 《『オセロ』:(7) オセロ:「さがれ!」》 1844年 エッチング、エングレーヴィング

テオドール・シャセリオー 《『オセロ』:(14) 「おお!おお!おお!」》 1900年(第2版) エッチング、エングレーヴィング、ルーレット

会場入り口には『ファウスト』、『ハムレット』、『オセロ』の戯曲あらすじを書いたハンドアウトが置いてあります。
A4判4ページ(半分は英語で実質2ページ)なので、休憩用のベンチにでも座って読んでから観覧すると、より楽しめると思います。
(戯曲の内容を知っている人はその限りではありません)


開催会場:国立西洋美術館 新館2階 版画素描展示室
開催期間:2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
休館日:月曜日、10月11日(火)、12月30日(金)-2023年1月1日(日)、1月10日(火) (ただし、10月10日(月・祝)、2023年1月2日(月・休)、1月9日(月・祝)は開館)
開館時間:9:30〜17:30 ※毎週金・土曜日:9:30〜20:00 ※入館は閉館の30分前まで
観覧料金:一般500円、大学生250円
  ※高校生以下および18歳未満、65歳以上は無料 (要証明)
  ※心身に障害のある方および付添者1名は無料 (要証明)
  ※11月3日(木・祝)は本展および常設展は観覧無料
  ※本展は常設展の観覧券または「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」観覧当日に限り同展観覧券で観覧できます。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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